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セルフネイルのやり方とオフ方法|初心者におすすめのデザインも紹介! - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

セルフネイルを楽しむ女性の画像

費用を抑えながら、自分好みのデザインが楽しめるセルフネイル。しかし「難しそう」「どんな道具を揃えればいいの?」と迷っている人もいるでしょう。この記事ではセルフネイルの種類からやり方、オフの方法まで、丁寧に解説。初心者でも挑戦しやすいデザインも紹介しているので、セルフネイルに挑戦した人はぜひチェックしてください。

この記事の目次

セルフでできるネイルの種類

セルフネイルには、マニキュアやジェルなど、いくつか種類があります。セルフネイルのやり方やオフ方法の前に、まずは代表的なセルフでできるネイルの種類を紹介します。

マニキュア(ネイルポリッシュ)

ポリッシュと指先の画像

マニキュアは「ネイルポリッシュ」や「ネイルカラー」とも呼ばれ、爪に色を塗る液体タイプのネイルです。
必要な道具が少なく、ドラッグストアや100均でも手軽に購入でき、オフもリムーバーで簡単に落とせるのが魅力。

乾くまでに時間がかかる点や、長持ちしにくいという点ではデメリットですが、ネイル初心者でも気軽に楽しめるのが大きなメリットです。

ジェルネイル

ジェルネイルを施した指先の画像

ジェルネイルとは、合成樹脂のジェルを爪に塗り、専用のライトで硬化させるネイルのこと。
サロンでの施術をイメージする人が多いかもしれませんが、専用の道具があればセルフネイルでも可能です。

ジェルネイルは発色の良さやツヤ感が特徴。デザインの幅も広く、2〜4週間と長持ちしやすいのも魅力です。ただし、オフにはリムーバーや専用の道具が必要で、やや手間がかかる弱点も。それでも、乾かす時間が不要で、仕上がりがきれいなことから人気が高まっています。

ネイルシール

ネイルシールが並べられている画像

ネイルシールは、デザインが施されたシールを爪に貼るだけで完成する簡単ネイル。

貼るだけなので不器用な人でもきれいに仕上げやすく、乾かす手間いらずなのもうれしいポイントです。短時間で完成するうえにコスパも良いため、初心者にもぴったり。ただし、水に弱く剥がれやすいため、水仕事を頻繁にする人にはあまり向いていません。

ネイルチップ

ネイルチップが画面いっぱいに並んだ画像

ネイルチップは、爪の形をしたチップにあらかじめデザインを施し、両面テープやグルーで自爪に装着する「つけ爪」のこと。

簡単に装着・取り外しができるので、休日だけネイルを楽しみたい人や、爪を痛めたくない人におすすめです。本格的なデザインが楽しめる反面、衝撃に弱く外れやすいのがデメリット。丁寧に取り扱えば、セルフでも華やかなネイルを演出でき、繰り返し使えて経済的でもあります。

セルフネイル前の下準備・ネイルケア

ネイルの下準備を行っている画像

セルフネイルの仕上がりを美しくするには、ネイルを塗る前の下準備が重要。ここでは、セルフネイル前に行いたいケア方法を紹介します。

爪の長さと形を整える

まずは、自爪の長さと形を整えるところからはじめましょう。使う道具は以下の3つです。
・ネイルニッパー
・エメリーボード(爪やすり)
・シャイナー(爪磨き)

長さが気になる場合は、ネイルニッパーや爪切りでカット。その後、エメリーボードを爪の先端に対して斜めにあて、一定方向に動かしながら、理想の形に整えていきます。最後に、シャイナーで爪の表面を軽く磨けば、下地の完成です。

爪の形は「ラウンド」や「スクエアオフ」など、いくつかの種類があります。それぞれの特徴や整え方のコツについては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

>>>併せて読みたい!爪の形の種類と整え方!自爪の悩みやイメージから似合う形を見つけよう

甘皮の処理をする

続いて行うのが、甘皮の処理。甘皮が残っているとネイルがガタついたり、塗ったカラーがはがれやすくなったりする原因になります。使う道具は以下の通りです。

・キューティクルリムーバー
・綿棒または、コットンを巻きつけたウッドスティック

まずは、甘皮部分にキューティクルリムーバーを塗布します。数分間置くと甘皮がやわらかくなるので、綿棒やコットンを巻きつけたウッドスティックで、やさしく押し上げて除去していきましょう。

>>>併せて読みたい!痛くない甘皮処理のやり方!必要な道具と綺麗な爪のセルフケア
>>>併せて読みたい!セルフでネイルケア!綺麗に処理するキューティクルニッパーの使い方とは?

セルフネイルのやり方:マニキュア(ネイルポリッシュ)

ピンクのポリッシュを塗っている画像

セルフネイルの中で、もっとも手軽にはじめやすい「マニキュア(ネイルポリッシュ)」。ここでは、セルフネイルの基本となるマニキュアの塗り方やコツを紹介します。

マニキュア(ネイルポリッシュ)に必要な道具

マニキュアを使ったセルフネイルに必要なものは、以下の5つです。
・ベースコート
・マニキュア(ネイルポリッシュ)
・トップコート
・綿棒
・リムーバー(除光液)

>>>併せて読みたい!セルフネイルを始める方は要チェック!ネイルに必要なものをご紹介

【STEP1】ベースコートを塗る

爪の根元中央にベースコートのハケを置き、爪先に向かってまっすぐ塗り広げます。次に、左右のサイドにも同じように一度塗りをしましょう。このときにハケが扇形になるように軽く押し広げると、ムラなくきれいに塗ることができます。塗り終えたら、しっかり乾かしてください。

【STEP2】マニキュア(ネイルポリッシュ)を塗る

続いて、好きなカラーのマニキュア(ネイルポリッシュ)をのせていきます。ベースコートと同様に、中央から両サイドの順番で塗布します。サイドを塗るときは、指で爪まわりの皮膚を軽く押して塗ると、はみ出しにくくなっておすすめ。色が薄いと感じた場合は、しっかり乾かしてから二度塗りをすると、色ムラなく仕上がります。

【STEP3】トップコートを塗る

カラーが完全に乾いたら、仕上げにトップコートを塗ります。ベースコートと同じく、爪の中央、両サイドの順に塗っていきます。トップコートはツヤ感を出すだけでなく、ネイルの持ちを良くしたり、カラーの変色を防いだりする役割も。塗布後はしっかり乾くまで、指先を使う作業は避けましょう。

【POINT】マニキュア(ネイルポリッシュ)を塗るときのコツ

・塗る順番は「爪の先端→中央→両サイド」がおすすめ
・爪の先端は剥がれやすいため、先に塗ると持ちアップ
・ハケにマニキュアがたっぷりついているとヨレやムラの原因になるので量は少なめを意識
・はみ出したり、失敗してしまったりした際には綿棒にリムーバーをつけて調整すればOK

ちょっとしたポイントを押さえるだけで仕上がりに差が出るので、ぜひ試してみてください。

>>>併せて読みたい!セルフネイル初心者は要チェック!ネイルをきれいに仕上げるコツを公開
>>>併せて読みたい!セルフネイルが下手で悩んでいる方必見!きれいに塗るコツをご紹介

セルフネイルのやり方:ジェルネイル

ジェルネイルやポリッシュなどネイル道具が並んだ画像

サロンのようなぷっくりとしたツヤ感が楽しめる「ジェルネイル」。一見ハードルが高そうに見えるかもしれませんが、正しいやり方と道具さえあれば、初心者でもきれいに仕上げられます。ここでは、セルフネイルでも簡単にできるジェルネイルの塗り方やコツを紹介します。

セルフジェルネイルに必要な道具

ジェルを使ったセルフネイルに必要なものは、以下の7つです。
・エタノール
・ジェルブラシ
・ベースジェル
・カラージェル
・トップジェル
・硬化用ライト
・コットン

必要な道具を揃えてキットとして販売されているものもあるので、初心者はキットを購入するのもおすすめです。

【STEP1】ベースジェルを塗って硬化させる

まずはエタノールで手指を消毒し、爪表面の油分や汚れを除去しましょう。
次に、ジェルブラシにベースジェルをとり、爪の根元中央に置いてから爪先に向かって塗布します。左右のサイドも同様に塗ったら、専用ライトでしっかりと硬化させます。

【STEP2】カラージェルを塗って硬化させる

ベースジェルが固まったら、カラージェルを塗っていきます。ムラなく仕上げるためには、2〜3回ほど重ね塗りをするのがポイント。1回塗るごとにライトで硬化を繰り返し、少しずつ色を重ねていくと、きれいに仕上がります。

【STEP3】アートを施す

カラージェルが硬化したら、お好みでアートを施します。ラインを引いたり、ストーンを乗せたり、マグネットジェルやホログラムなどを使ったりと、デザインの幅は無限大。細筆やアートパーツを活用して、自分だけのオリジナルネイルを楽しみましょう。

>>>併せて読みたい!セルフネイルでも取れにくいパーツの付け方について

【STEP4】トップジェルを塗って硬化させる

仕上げにトップジェルを塗って、全体をコーティングします。根元から先端まで丁寧に塗布したら、専用ライトでしっかり硬化しましょう。トップジェルを塗ることでツヤ感がアップし、ネイルの持ちもよくなります。

【POINT】ジェルネイルを塗るときのコツ

・ジェルが皮膚に触れると剥がれやすくなるため、爪だけに丁寧に塗布する
・ムラなく均一に発色させるよう、カラージェルは薄く塗って硬化を重ねる
・トップジェルは、ベースやカラージェルよりも多めの量を意識する
・トップジェルを硬化させた後に出た未硬化ジェルは、エタノールを染み込ませたコットンで拭き取る

コツを意識して丁寧に仕上げることで、セルフでも満足度の高いジェルネイルが楽しめます。

ネイルのセルフオフ方法

セルフネイルの方法とあわせて知っておきたいのが、自分でネイルをオフする方法。ここでは、マニキュア(ネイルポリッシュ)とジェルネイル、それぞれの落とし方を紹介します。

マニキュア(ネイルポリッシュ)のセルフオフ方法

ポリッシュをオフしている画像

マニキュアは手軽にオフでき、必要な道具も少ないため、初心者にも扱いやすいのが魅力。
オフにかかる時間も短く、忙しい日でもサッと落とせます。

【マニキュアを落とす手順】

1.コットンにリムーバーをたっぷり染み込ませます。
2.爪の表面にコットンをのせ、数秒間しっかりと押さえます。
3.コットンを根元から爪先に向かってスライドさせ、マニキュアを拭き取ります。
※落としきれなかった部分は、綿棒にリムーバーを含ませてやさしく拭き取りましょう

ジェルネイルのセルフオフ方法

ジェルネイルをオフしている画像

ジェルネイルをオフするには、専用の薬剤や道具が必要です。無理に剥がすと自爪を傷つける原因になるため、手順に沿って丁寧に行いましょう。

【ジェルネイルを落とす手順】

1.エメリーボードでトップジェルの表面を軽く削り、リムーバーが浸透しやすいようにします。
2.コットンにリムーバーを染み込ませて爪の上にのせます。
3.コットンごと指先をアルミホイルで巻き、時間をおきます。
4.アルミホイルを外し、ウッドスティックなどで浮いたジェルを除去します。
※落としきれない部分がある場合は、無理に剥がさず2~4の工程を繰り返すこと
5.最後にエメリーボードで形を整え、ネイルオイルなどで保湿すれば完了です。

【初心者にもおすすめ】セルフネイルデザイン

「セルフネイルに挑戦したいけど、どんなデザインがいいのかわからない」という人もいるはず。ここでは、セルフネイル初心者でもチャレンジしやすいおすすめのデザインを4つ紹介します。どれもコツを掴めば簡単にできるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

ワンカラーネイル

赤いワンカラーのネイル画像

爪全体を単色で塗るシンプルなワンカラーネイルは、セルフネイル初心者にもぴったりです。
ポイントは、一度にたっぷり塗らず、薄く2〜3度に分けて重ね塗りすること。ヨレやムラを防ぎ、きれいに仕上がります。ストーンやラメをプラスすれば、簡単なのに華やかさも出せますよ。

フレンチネイル

フレンチネイルの画像

爪先を強調するフレンチネイルは、上品で指先を美しく見せてくれる王道デザイン。
カラーフレンチや逆フレンチなど、アレンジも豊富なので飽きずに楽しめます。
きれいなラインを描くコツは、アート用の細筆や硬めのジェルを使うこと。ラインがブレにくく、初心者でも整いやすくなります。

>>>併せて読みたい!セルフでもフレンチネイルは簡単に作れる!きれいに仕上げるコツを伝授

グラデーションネイル

グラデーションネイルの画像

グラデーションネイルは、爪の根元から先端にかけて色が徐々に変わるネイルデザイン。
色の明暗や濃淡を変化させることで、単色とは一味違った奥行きのある上品な仕上がりになります。
ナチュラルに仕上げたいならシアー系のカラーがおすすめ。ムラになりにくく、自然なグラデーションが作りやすいです。コツは「薄く塗り重ねる」「境目を丁寧にぼかす」こと。慣れてくると、さまざまなカラーで応用できます。

>>>併せて読みたい!セルフネイルでも簡単!きれいなグラデーションの作り方をご紹介

ミラーネイル

ミラーネイルの画像

鏡のような光沢感が魅力のミラーネイルは、ミラーパウダーを使って仕上げるデザイン。
指先にツヤと存在感を出したいときにぴったりで、すべての指に施すのはもちろん、1本だけ取り入れてもアクセントになります。
コツは、ベースやトップジェルをしっかり硬化させたうえで、パウダーを少量ずつ丁寧にこすり込むこと。仕上げにエタノールで余分な粉を拭き取ると、より美しく輝きます。

セルフネイルを長持ちさせる方法

ネイルを見つめる女性の画像

丁寧に仕上げたネイルは、できるだけ長くきれいな状態を保ちたいもの。最後にセルフネイルを長持ちさせるためのポイントを紹介します。

爪の油分・汚れ・水分をしっかり拭き取る

ネイル前の下準備は、仕上がりだけでなく、持ちのよさにも直結します。
なかでも重要なのが、爪の油分や水分、汚れを丁寧に拭き取ること。不要なものが残っていると、ネイルがしっかり密着せず、浮きやすくなってしまいます。
特に油分は爪のまわりや甘皮などに残りやすいので、エタノールやリムーバーを含ませた綿棒やコットンで拭き取りましょう。

こまめに爪の保湿をする

ネイルを長くきれいに保つには、乾燥対策も大切。
爪や指先が乾燥すると、ネイルのひび割れや浮き、剥がれの原因になります。
保湿の基本は、こまめにネイルオイルを塗ること。理想は1日3〜4回、外出前や食事のあと、お風呂上がりや寝る前など習慣づけるのがおすすめです。
時間がないときは、寝る前にだけでもOK。ハンドクリームでも代用できるので、手元にあるアイテムで気軽に続けてみましょう。

水仕事をする際は手袋を着用する

洗い物や洗濯など、水を使う作業はセルフネイルの大敵。水に長時間ふれていると、ネイルと爪の間に隙間ができて、浮いたり剥がれたりするリスクが高まります。
ゴム手袋を着用すれば、手全体を水からしっかり守れるので、ネイルの持ちがアップします。もし濡れてしまった場合は、放置せずすぐにタオルなどで優しくふき取って乾かしましょう。

爪先を使わないようにする

ネイルを長持ちさせるには、日常的な指の使い方も見直すことが重要です。
キーボード操作やスマホのタップ、テープを剥がすときなど、無意識に爪先を使っているとネイルに負荷がかかり、剥がれやすくなります。
できるだけ爪先ではなく、指の腹を使うように意識してみてください。
ちょっとした意識と動作の工夫で、ネイルを長持ちさせられますよ。

>>>併せて読みたい!セルフネイルを長持ちさせたい方必見!マニキュアの持ちをよくするコツを公開
>>>併せて読みたい!セルフネイルがすぐに剥がれる!対策方法を知って美しく長持ちさせよう
>>>併せて読みたい!セルフネイルだと平均どのくらい持つ?長持ちさせる方法について

セルフネイルを楽しもう

セルフネイルは、費用を抑えながら、自分のペースで好きなデザインを気軽に楽しめるだけでなく、日常に彩りを添えてくれる素敵な習慣。道具や工程をしっかり押さえれば、初心者でも上手に仕上げることができます。今回ご紹介した方法やコツを参考にしながら、自分らしいネイルを楽しんでみてください。

「もっときれいに塗れるようになりたい」「ネイルの基礎からしっかり学びたい」という方には、黒崎えり子ネイルスクールの受講もおすすめです。
セルフネイルの基礎知識はもちろん、プロが実践するケアや施術テクニックまで、段階的に丁寧に学べます。
自爪の健康を守りつつ、ネイルをもっと深く楽しみたい方は、ぜひ一度スクールをチェックしてみてください。

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この記事の監修者

黒崎えり子 Eriko Kurosaki

ネイルサロン「erikonail」主宰
ネイルスクール「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会
常任本部認定講師 /
グランドマスターエデュケーター
トレンドデザイナー
(第1期、2期、3期、4期、5期)


2000年、ワールドチャンピオンシップ ・スカルプチュアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界トップレベルの技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で有数のネイリスト。
自らが主宰するサロンでのサロンワーク、スクール学院長として後進ネイリストの育成にも力を注ぐほか、ネイル業界を牽引する第一人者として雑誌、TV等のメディアを通じて幅広くネイルの魅力を発信している。
また卓越したネイル技術のみならず抜群のアートセンスは「えり子ネイル」として絶大な支持と人気を誇り、ネイルの世界にとどまらずその優れたデザイン力をいかして様々なデザイン企画も手掛け、幅広く活躍している。

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