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セルフネイルでも取れにくいパーツの付け方について - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

セルフネイルでも取れにくいパーツの付け方について

セルフネイルでネイルパーツを付けてみたものの、すぐに取れてしまったという経験がある方もいるのではないでしょうか。せっかくパーツを使ったおしゃれなネイルデザインに仕上げても、すぐに取れてしまっては意味がありません。毎回すぐにパーツが取れてしまう場合、作業工程に問題があることも少なくないため、改めてパーツを使用する際の手順を確認しておきましょう。

そこで今回は、「パーツが取れやすい」と悩んでいる方へ向けて、パーツが取れてしまう主な原因と正しい付け方、パーツが取れてしまった場合の対処法をご紹介します。セルフネイルでスタッズやスワロフスキーなどのパーツを使用したいとお考えの方は、ぜひご参考にしてください。

まずは知っておこう!パーツの種類について

まずは知っておこう!パーツの種類について

ネイルに使用するパーツは非常にさまざまな種類があります。パーツが取れてしまう原因を知る前に、まずはパーツの種類について覚えておきましょう。仕上がりの雰囲気に合わせて使い分けるのがおすすめです。

スタッズ

シルバーやゴールド、黒などメタル感のあるパーツがスタッズです。スタッズとは、本来なら金属素材の留め具を指す言葉ですが、ネイルでは飾り用として使われています。形状は丸や三角、四角など非常にさまざまなタイプがあり、厚みのあるタイプはしっかりとクリアジェルでコーティングする必要があります。

ホログラム

光沢のある薄いフィルム状のパーツです。
丸やハート、星などさまざまな形があり、大きな一枚のホログラムを自由に切って使用することもできます。細かく切ったホログラムを複数乗せるだけでもおしゃれなデザインに仕上がります。

シェル

貝殻を砕いたような質感が特徴のパーツです。形は不揃いで大きさもバラバラになっています。
定番の白をはじめ、ピンクやグリーン、イエローなどさまざまなカラーがあります。シェルをプラスするだけで夏らしいデザインに仕上がるのが魅力です。

スワロフスキー

スワロフスキー社が製造しているストーンのことです。高級感のある輝きと質感が特徴で人気が高いパーツとなっています。スワロフスキーは表面にジェルを塗布すると輝きが失われてしまうため、表面には塗らないようにしてください。

パール

パールは、まるで真珠のような雰囲気を持つストーンです。もちろん本物のパールではなく、アクリルにパールのような色付けを行ったもの。球体タイプや半球体タイプがあり、サイズも幅広くなっています。
上品な印象があり、オフィスネイルやブライダルネイルに向いています。

ブリオン

ブリオンは、小さな球体のパーツです。ゴールドやシルバーが定番ですが、そのほかのカラーやパールタイプもあります。爪の根元に置くだけで上品な印象に仕上がります。さまざまなサイズがあるので、違うサイズのブリオンを並べてもおしゃれです。

セルフネイルでパーツが取れてしまう主な原因

せっかく付けたストーンがすぐに取れてしまうとショックを受けてしまうもの。なぜパーツが取れてしまうのか、主な原因について把握しておきましょう。

ストーンをコーティングできていない

ストーンがうまくコーティングできていない場合、どうしても取れやすくなってしまいます。
とくに複数のストーンを並べる際は隙間ができてしまいやすいので、ジェルで隙間をしっかりと埋めるようにしましょう。

爪のギリギリにストーンを配置している

爪の端、ギリギリの位置にストーンを配置すると、コーティングがうまくできず取れてしまう原因になります。しっかりとコーティングして固定できるよう、ストーンを置く位置に注意しましょう。

セルフネイルでも取れにくいパーツの付け方

セルフネイルでも取れにくいパーツの付け方

付け直しは面倒だからこそ、付ける際にパーツが取れてしまうのを防ぐことが大切です。では、パーツはどのようにして付ければ取れにくいのでしょうか。セルフネイルでパーツを取れにくくする付け方を解説します。

1.クリアジェルを塗る

カラージェルを塗布して硬化させたあと、パーツを付けたい箇所に少量のクリアジェルを塗ります。塗布量が多すぎると硬化中にパーツが流れて位置が変わってしまうため、一度に塗る量は少なめにしましょう。パーツを固定するというよりも、ズレないように仮硬化させるイメージです。

2.パーツを乗せて仮硬化する

クリアジェルを塗布したら、ピンセットやウッドスティックを使ってパーツを乗せていきます。パーツの位置が決まったら仮硬化をしてください。使用するパーツが小さくピンセットで挟めないという場合は、ピンセットやウッドスティックの先にごく少量のクリアジェルをつけてパーツを乗せるのがおすすめです。

3.パーツの周りをクリアジェルでコーティングする

その後、パーツを周りから固定するようにクリアジェルを塗って硬化します。
細い筆で隙間を埋めるように、パーツの周りをなぞりながら塗布するのがポイントです。気泡が入らないように注意しながらコーティングしていきましょう。

4.全体をトップジェルでコーティングする

パーツ全体をコーティングするようにトップジェルを塗って硬化します。
このとき、パーツの上からトップジェルを塗りすぎるとパーツ本来の輝きが損なわれてしまうため、塗布量には注意しましょう。とくにスワロフスキーを使用する場合は、表面に塗布しないようにしてください。
また、パーツが突出しすぎていると取れやすくなってしまうため、硬化後に指で触り引っかかりそうな箇所がないかチェックするのがおすすめです。

5.未硬化ジェルを拭き取る

仕上げにネイル表面の未硬化ジェルを拭き取って完成です。拭き取りすぎると曇ってしまうことがあるため注意しましょう。

パーツが取れてしまったときの対処法

しっかりと固定したつもりでも、爪を何かにぶつけてしまったり引っ掛けてしまったりすると、パーツが取れてしまうこともあります。万が一パーツが取れてしまったときに備えて、対処法を覚えておきましょう。取れてしまったパーツを付け直すのか、そうでないかによって対処法が異なります。

トップジェルだけを塗布する

パーツを付け直さず見た目だけを整える場合は、まずスポンジバッファなどで爪全体のトップジェルを削っていきましょう。パーツが取れた箇所に凹凸がある場合は、できるだけなだらかにしておくのがポイントです。ダストと余計な油分・水分を拭き取り、トップジェルを塗布して硬化したあと、未硬化ジェルを拭き取ります。パーツが取れてしまった箇所の凹凸は、削ってトップジェルで埋めてしまえばほとんど目立ちません。

パーツを付け直す

パーツを付け直す場合、取れたパーツをそのまま付け直そうとする方もいます。しかし、同じ大きさのパーツは硬化したクリアジェルが邪魔になりうまくハマらない可能性があるため、ひと周り見た目だけ整えるときと同じように、スポンジバッファで爪全体のトップジェルを削り、ダストと余計な油分・水分を拭き取ります。その後、粘度が高いクリアジェルをパーツを付ける位置に塗布してパーツを乗せたら仮硬化させます。仕上げにトップジェルを重ねて硬化したあと、未硬化ジェルを拭き取れば完成です。

まとめ

セルフネイル初心者でアートが苦手な方でも、ネイルパーツを使うことでおしゃれなデザインへと仕上げることができます。一言でネイルパーツといっても「スタッズ」「ホログラム」「シェル」「スワロフスキー」「パール」「ブリオン」などさまざまなパーツがあるので、求める雰囲気に合わせて使い分けましょう。ワンカラーにパーツを組み合わせるだけでも、おしゃれなネイルデザインに仕上がります。

しかし、ネイルパーツを使う上で気になるのがパーツが取れてしまったときのこと。どれだけしっかりと固定したはずでも、爪をぶつけたときや引っ掛けてしまったときなどにパーツが取れてしまうこともあります。
セルフネイルでパーツを使用する前に、上記でご紹介したパーツが取れてしまう主な原因と取れにくい付け方、取れてしまった場合の対処法を覚えておくのがおすすめです。

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この記事の監修者

黒崎えり子 Eriko Kurosaki

ネイルサロン「erikonail」主宰
ネイルスクール「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会
常任本部認定講師 /
グランドマスターエデュケーター
トレンドデザイナー
(第1期、2期、3期、4期、5期)


2000年、ワールドチャンピオンシップ ・スカルプチュアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界トップレベルの技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で有数のネイリスト。
自らが主宰するサロンでのサロンワーク、スクール学院長として後進ネイリストの育成にも力を注ぐほか、ネイル業界を牽引する第一人者として雑誌、TV等のメディアを通じて幅広くネイルの魅力を発信している。
また卓越したネイル技術のみならず抜群のアートセンスは「えり子ネイル」として絶大な支持と人気を誇り、ネイルの世界にとどまらずその優れたデザイン力をいかして様々なデザイン企画も手掛け、幅広く活躍している。

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