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ネイル認定講師を目指す方必見!試験内容から合格率・必須資格を紹介 - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)
「ネイル認定講師」を目指すことは、ネイリストとしてのスキルアップ・キャリアアップにつながります。そのため、プロのネイリストとして活躍したい場合は積極的に取得したい資格といえます。とはいえ、ネイル認定講師になるのは決して容易ではありません。JNAネイリスト認定講師試験に合格する必要があるので、ネイルに関する知識・技術を深く身につけることが必須です。
そこで今回は、ネイル認定講師になることで得られるメリットや認定講師試験の内容・受験資格などについてご紹介します。ぜひチェックしてみてください。
認定講師になる3つのメリット
そもそも、ネイル認定講師を目指すことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ネイリストとしての仕事の幅が広がる
第一に「ネイリストとしての仕事の幅が広がる」というメリットがあげられます。
ネイル認定講師になると、ネイルに関する知識や技術を教えるほかにも、さまざまな仕事に着手します。たとえば、教材の発注・在庫管理、生徒のカルテ管理、スクールの広報活動などを行います。そのためネイル認定講師になれば、ネイルを軸に仕事の幅をグッと広げることが可能です。
サロンワークに活かせる
ネイル認定講師を目指すメリットには、「サロンワークに活かせる」というものもあります。
ネイル認定講師になったら、必ずしも講師の道へ進まなければならないという決まりはありません。そもそも、ネイル認定講師になるには難易度の高い試験に合格することが必須。つまり、ネイル認定講師を目指す過程で必然的に「ネイルの知識と技術を深く身につけられる」のです。この知識・技術は、講師としての仕事以外に「サロンワーク」にも活かせるので、ネイリストとして第一線で活躍するうえでも大いに役立ちます。
独立・開業できる
このほか、「独立・開業できる」という点もネイル認定講師を目指すメリットのひとつです。
まず、ネイル認定講師になると「JNA認定スクール」を開設することができます。くわえて、ネイルサロンを開業することも可能です。自宅をサロンにしたり店舗を借りたりと、自分のライフスタイルに合ったサロンを開業できるので、ネイル認定講師になることで夢を実現するチャンスを掴みやすくなります。
認定講師試験の開催時期・内容とは?
ネイル認定講師を目指す際は、あらかじめ「JNAネイリスト認定講師試験」の開催時期・内容を押さえておくことが大切です。
開催時期・場所
JNAネイリスト認定講師試験は年に2回行われており、その時期は3月と9月です。開催場所はその年によって異なります。東京と大阪で交互に開催されているため、受験する年がどちらになるのか、あらかじめ確認することが大切です。なお、開催時期・場所ともに変更になるケースもあるため、NPO法人 日本ネイリスト協会のホームページをこまめに確認するようにしましょう。
実技試験
JNAネイリスト認定講師試験の実技試験は、前半と後半の2部に分かれています。
前半試験
前半試験では、事前審査を経て、ネイルケア(30分)とカラーリング(20分)を行います。事前審査では、テーブルセッティングや消毒管理、モデルの手の状態に問題がないかを見られるため、不備のないよう準備することが大切です。事前審査が終わったら、ネイルケアとカラーリングの実技試験に入ります。
後半試験
後半試験では、ネイルイクステンション(75分)を行います。制限時間内に、指定の指に「フレンチスカルプチュア(3本)」「デザインスカルプチュア(1本)」「フレンチチップオーバーレイ(1本)」を施さなければなりません。慌てず丁寧に施術しましょう。
なお、試験内容が変更になるケースもあるので、NPO法人 日本ネイリスト協会のホームページをこまめにチェックするようにしましょう。
筆記試験
筆記試験(20分)の問題は、主に「JNA Gude Book」から出題されます。回答の方法は「記述式」となっているので、あらかじめJNA Gude Bookを読み込み、備えておくことが大切です。
面接
JNAネイリスト認定講師試験では「グループ面接」を行います。主な質問内容は、「ネイリストとしてのこれまでの経験」や「ネイリストとしてどう活動したいか」などです。毎年同じ質問というわけではないので、どのようなことを聞かれるのかを想定し、しっかり答えられるよう準備しておきましょう。
JNAネイリスト認定講師の合格率
JNAネイリスト認定講師の合格率は、一概にはいえないものの大体「30%未満」とされています。
JNAネイリスト認定講師の試験は、ネイル関連の資格の中でもっとも難易度が高いといわれており、最前線で活躍するプロのネイリストでも不合格になることがあります。そのため合格するには、専門的な知識や技術を身につけるのはもちろん、筆記試験に備えて「JNA Gude Book」を十分に読み込むことが欠かせません。また、面接対策を念入りに行うことも合格を勝ち取るためのポイントです。
JNAネイリスト認定講師になるための必須資格
JNAネイリスト認定講師になるための必須資格・条件は、以下のとおりです。
ネイリスト技能検定 1級の合格
ネイリスト技能検定 1級は、「トップネイリストに必要な知識・技術が身についていること」を証明する資格です。JNAネイリスト認定講師の試験を受けるには、このネイリスト技能検定 1級に合格し、かつ合格認定日から1年以上経過していなければなりません。
ネイルサロン衛生管理士の資格取得
ネイルサロン衛生管理士は、「ネイルサロンの衛生管理に関する知識を持つネイリスト」を証明する資格です。ネイルサロンの経験を問わず、18歳以上であれば受けることができます。JNAネイリスト認定講師の試験を受けるには、ネイルサロン衛生管理士の資格取得も必須です。
JNA認定校を卒業
JNAネイリスト認定講師の試験を受けるには、JNA認定校を卒業する必要があります。そのため、JNA認定校の卒業生でない方は、JNA認定校のネイル専門学科で「ネイルケア」と「ネイルイクステンション」の実技を受ける必要があります。実技時間は計20時間以上で、受験の手続きをする前までに修了することが必須です。
その他の条件
JNAネイリスト認定講師の試験を受けるためには、以下の条件もクリアする必要があります。
日本でのプロネイリストとしての実務経験
JNAネイリスト認定講師の試験の受験資格には、「プロのネイリストとしての実務経験」もあります。そのため、これまでネイリストとして働いたことがない方は受験することができません。
受験日に満20歳以上
JNAネイリスト認定講師の試験は、受験日に満20歳以上である方しか受けられません。申し込み時点では19歳でも問題ないので、自らの誕生日と受験日を照らし合わせて確認してみましょう。
授与式に出席できる
「授与式へ確実に出席すること」も、JNAネイリスト認定講師の試験を受けるうえでの条件です。授与式のスケジュールを確認し、出席の可否を確認するようにしましょう。
JNAが主催した大会の出場経験がある
JNAネイリスト認定講師の試験は、過去3年以内にJNAが主催する「全日本ネイリスト選手権」のプロフェッショナル部門に出場した方のみ受けることができます。
まとめ
ネイル認定講師になれば、仕事の幅がグッと広がります。そのため、ネイリストとしてのキャリアアップを目指すなら、積極的に取得することをおすすめします。
とはいえ、JNAネイリスト認定講師の資格は容易に取得できるわけではありません。また受験資格を得るには、NPO法人 日本ネイリスト協会が発表している全要件を満たす必要があります。
そこでおすすめなのが、ネイルスクールの利用です。ネイル専門のスクールに通えば、プロの講師からネイルに関する知識・技術を学ぶことができ、効率よく試験に備えることができます。
黒崎えり子ネイルビューティカレッジは、JNA本部認定校です。資格取得を目指しながらJNA認定校を卒業できるので、JNAネイリスト認定講師の試験における受験資格もクリアすることが可能です。「ネイル認定講師になりたい」という夢をお持ちの方は、この機会に黒崎えり子ネイルビューティカレッジへの通学をご検討ください。