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ネイル検定 1級に合格するには?試験の手順やコツを解説

ネイルのスペシャリストを目指すうえで、資格の取得は欠かせないプロセスです。ネイルに特化した資格は複数ありますが、なかでも注目すべきは「JNECネイリスト技能検定 1級」です。合格し資格を取れば、トップレベルのネイリストと証明することができます。

そこで今回は、JNECネイリスト技能検定(以下 ネイル検定)の1級にフォーカスし、概要や実技試験の手順・ポイント、資格取得後の進路などについてご紹介します。ネイリストとして地位を確立したい方は、ぜひご参考ください。

ネイル検定 1級とは

ネイル検定は、公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が主催している検定試験です。3級・2級・1級の3つに分かれており、1級は「トップネイリストに不可欠とされる総合的な知識・技術が身についているかどうか」をはかる内容になっています。

受験資格

ネイル検定 1級の受験資格は「ネイル検定 2級に合格していること」です。ネイル検定 2級の受験資格は「ネイル検定 3級に合格していること」なので、3級・2級・1級の順に検定を受けて合格していく必要があります。

試験内容

ネイル検定 1級の試験内容は、事前審査と実技試験、筆記試験の3つに分けられます。それぞれに所要時間・制限時間が設けられており、事前審査は10分、実技試験は160分、筆記試験は40分です。

合格基準

ネイル検定 2級の合格基準は、実技試験と筆記試験で異なります。実技試験は「50点満点のうちの38点以上」を獲得できれば合格です。筆記試験の場合は「100点満点のうちの80点以上」で合格となります。

合格率

ネイル検定 1級の合格率における、2019年秋期までの累計は37.33%です。直近だと2020年9月が51.8%、2020年冬期が48.8%となっています。

ネイル検定 1級における実技試験の手順・ポイント

ネイル検定 1級の実技試験は、難易度がとても高くなっています。そのため、一発合格を目指すには試験の手順やポイントを前もって押さえておくことが大切です。

事前仕込み

試験当日にスムーズな施術を行うためには、あらかじめ道具を整えておくことが大切です。

たとえば、ハーフチップは専用のケースや袋に入れて保管するのがベストです。状態を保てるよう、あらかじめ対策を練っておくことで、当日持ち運ぶ際に誤って折ってしまうリスクを軽減できます。このほかフォームは、実技試験で使用する指定の指のもの(5枚)に加えてそれぞれ予備を1枚ずつ、計10枚を用意しておきましょう。カットまでしておけば、当日スムーズに使用できます。

加えて、トレーニングハンドの状態を整えることも大切です。左右どちらのトレーニングハンドか一目でわかるよう「左手」「右手」と明記したラベルを貼る、もしくは黒の油性マジックで直接記入しておきましょう。

実技試験

ネイル検定 1級の実技試験では、まず手指の消毒から行います。次に180Gのファイルを使用してサンディングを実施したのち、ネイルプレート全体にプレプライマーを塗り、油分を除去します。そうしたら、トレーニングハンドにチップを装着しましょう。チップの先のほう持ち、ネイルプレートに沿うようゆっくりまっすぐ付けるのがポイントです。このとき、グルーを少し多めに使用すると隙間なく接着できます。

チップを装着したら、ネイルプレートとの境目を削ったあと、チップ&オーバーレイのアウトラインを調整します。先端・両サイド・サイドストレートの順番に形を整え、20%〜30%のCカーブになるよう仕上げましょう。

続いて、アプリケーションを施していきます。チップ&オーバーレイの指2本に関しては、先端をナチュラルに、ネイルベッドの上部をピンクカラーに仕上げていきます。チップの上にリキッドを塗布する際は、厚さを均一にする必要があるため、1ボール目は少量でOKです。引き続き3ボール目まで乗せて形成したら、オーバーレイが硬化したと同時にピンチを入れていきます。

ここまで終えたら、次は削る作業に取り掛かります。このとき、用途に応じてウォッシャブルファイルを使い分けるのがポイントです。たとえば、150Gはアウトラインの調整に適しており、180Gは全体を整えるのに向いています。
削る作業が済んだら、次はチップを磨いていきます。バッファーを100G・180G・220G・180Gの順に使用して爪の表面を整えたあと、シャイナーで表面をつややかに仕上げましょう。磨き終わったら、指をフィンガーボールに入れて埃を取り除きます。

続いて、ミックスメディアアートを施す準備に取り掛かります。具体的には、フルチップをネイルプレートに装着したのち、ほかのイクステンションに合わせて長さを整え、スクエアオフにします。なお、ここでいうミックスメディアアートとは、ミクスチュアで作る3Dアート(立体)とフラットアートやエンボスなどを組み合わせたネイルアートのことです。

最後に、事前に発表されるテーマに沿って、3Dアートをメインとしたデザインを施します。3Dアートは直径2cmほどの大きさで形成し、フラットアートとのバランスを考慮しながらチップに乗せていきましょう。「全体的なフォルムに問題はないか」「汚れや埃はついていないか」などを確認し、問題なければ終了です。

実技試験でよくあるミス

ネイル検定 1級の実技試験にて起こりがちなミスに、「施術する指の間違い」があげられます。左手のすべての指にスカルプチュアネイル、左手の中指と右手の人差し指にチップ&オーバーレイ、右手の薬指にミックスメディアアートと細かく定められているので、間違いのないよう細心の注意を払うことが大切です。

ネイル検定 1級の試験要項で使用している専門用語

ネイル検定 1級の試験要項には、ネイルに関するさまざまな専門用語が登場します。これらの意味を把握できていないと、実技試験にて正しい施術を行うのは困難です。以下で代表的な専門用語をご紹介するので、あらかじめ意味を確認しておきましょう。

専門用語

意味

サンディング

爪の表面を軽く削ること

スカルプチュアネイル

アクリルやジェルを用いて長さを足す技術

チップ&オーバーレイ

チップを装着し、ジェルやアクリルで長さを足す技術

エンボス

アクリルを使って爪の上で直接ネイルアートを作ること

イクステンション

ジェルやチップを使って爪に長さを足すこと

ネイル検定 1級を取得したあとの進路

ネイル検定 1級の資格を取得したあとの進路は、大きく「就職」と「通学」の2つに分けられます。以下で、それぞれの特徴を解説します。

就職したい方へ

ネイル検定 1級に合格すると、ネイリストとしての就職先の幅が大きく広がります。たとえば、有名ネイルサロンではネイル検定 1級の資格取得者を優遇することがほとんどです。資格が、トップネイリストに不可欠とされる総合的な知識・技術が身についていることを証明するので、就職活動を有利に進めやすくなります。

スクールに通って技術を磨いてから就職したい方へ

ネイル検定 1級に合格してもなお、知識・技術を磨きたいという場合は、スクールに通うのがおすすめです。スクールと一言でいっても種類はさまざまで、たとえばネイルに特化した「ネイル専門スクール」や美容全般について学べる「美容専門学校」があります。どのようなネイリストを目指すかによって選ぶべきスクールは異なるので、将来像を明確にしたうえで自分に合ったスクールに通いましょう。

ネイル検定 1級に挑戦してみよう!

ネイル検定 1級は、高難易度の検定試験です。そのため、一発合格を目指すにはネイルの勉強・練習にこれまで以上に勤しむ必要があります。とはいえ、どのような勉強・練習方法でもよいわけではありません。難易度が高いからこそ、専門度の高い学習が必要になってきます。そこでおすすめなのが、ネイル専門のスクールに通うことです。豊富な知識と高い技術を有した講師から直接指導を受けられるので、ネイル検定 1級の一発合格に向けて効率よく対策を行えます。「ひとりで勉強や練習をするのは不安」「万全な試験対策を行いたい」という方は、この機会にスクールの利用を検討してみてください。

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