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ネイリスト検定 1級試験の手順や合格のコツについて - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

ネイリスト検定 1級試験の手順や合格のコツについて

ネイルのスペシャリストを目指す上で、資格の取得は欠かせないプロセスです。ネイルに特化した資格は複数ありますが、なかでも注目すべきは「JNECネイリスト技能検定 1級」です。合格し資格を取れば、トップレベルのネイリストと証明することができます。

そこで今回は、JNECネイリスト技能検定(以下 ネイリスト検定)の1級にフォーカスし、概要や実技試験のためのモデルの選び方、実技試験の手順・ポイント、資格取得後の進路などについてご紹介します。ネイリストとして地位を確立したい方は、ぜひご参考ください。

ネイリスト検定 1級とは

ネイリスト検定 1級とは

ネイリスト検定は、公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が主催している検定試験です。3級・2級・1級の3つに分かれており、1級は「トップネイリストに不可欠とされる総合的な知識・技術が身についているかどうか」をはかる内容になっています。

受験資格

ネイリスト検定 1級の受験資格は「ネイリスト検定 2級に合格していること」です。ネイリスト検定 2級の受験資格は「ネイリスト検定 3級に合格していること」なので、3級・2級・1級の順に検定を受けて合格していく必要があります。

試験内容

ネイリスト検定 1級の試験内容は、事前審査と実技試験、筆記試験の3つに分けられます。それぞれに所要時間・制限時間が設けられており、事前審査は10分、実技試験は160分、筆記試験は40分です。

検定の試験料

ネイリスト検定 1級を受験する場合には、12,500円(2022年春期の場合)かかります。
また受験申込後のキャンセルや検定する級の変更、会場の変更はできないので注意が必要です。
当日試験を受けなかった場合でも受験料の返金はありません。

合格基準

ネイリスト検定1級 の合格基準は、実技試験と筆記試験で異なります。実技試験は「50点満点のうちの38点以上」を獲得できれば合格です。筆記試験の場合は「100点満点のうちの80点以上」で合格となります。

合格率

ネイリスト検定 1級の合格率における、2021年秋期までの累計は38.25%です。直近だと、2021年秋期が53.2%となっています。

参考:技能検定試験 概要|公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター

押さえておこう!ネイリスト検定 1級実技試験の採点基準について

押さえておこう!ネイリスト検定 1級実技試験の採点基準について

ネイリスト検定 1級の実技試験では、「トレーニングハンド」「事前審査」「実技試験」のそれぞれで採点基準が設けられています。採点基準を押さえ、それをクリアすることによって合格できる可能性が高まるため、覚えておくようにしましょう。

トレーニングハンド

トレーニングハンドの採点基準と、守らなかったときの対応(減点・失格)については以下のとおりです。

採点基準 左記を守らなかった場合(減点・失格)
トレーニングハンドに「右手」「左手」と表記されており、タオルやペーパーの上に衛生的に置かれていること。 減点
トレーニングハンドは、傷や汚れなどが付いていない清潔なものを使用していること。(審査に影響を及ぼすため)
試験開始時にトレーニングハンドを擦式清拭消毒をすること。
トレーニングハンドに装着・使用できるのは、チップ、フォーム、「右手」「左手」を記載した品名ラベルのみであること。
トレーニングハンドの指間が広げにくい、または広げても元に戻りやすい場合は、消毒したCカーブ用スティックのみを指間に挟み込んでいること。
トレーニングハンドはできる限り人の手と同じように丁寧に扱うこと。人の手ではできない動きの状態で固定し、施術を行っていないこと。
指のサイズにあっているチップを使用していること。チップの装着状態が適切であること。
事前にチップのフリーエッジの長さ・形が整っていること。
事前にチップのサンディングが行われていないこと。
ミックスメディアアートのプレスオンチップは、事前に装着しているチップの上に装着していること。
タオル、ペーパー、アームレストの上で施術を行っていること。
試験終了時、すべての指が伸びていること。
トレーニングハンドに文字や線、目盛などを自分で記入していないこと。 失格
指の部分が着脱できる、また手首部分がないトレーニングハンドを使用していないこと。
トレーニングハンドを固定するための吸盤やアームを使用していないこと。
チップはナチュラルのみを使用し、事前に10本すべてに装着してくること。審査開始時にチップが外れていないこと。
トレーニングハンドを直置きしていないこと。

事前審査

事前審査の採点項目とチェックポイントは、以下のとおりです。

採点項目 チェックポイント
テーブルセッティング&消毒管理 ・用具・用材に品名ラベルが貼られており、衛生的に処理してセッティングされていること。
・手指消毒がしっかり行われていること。
・消毒の際、スプレーを噴射するのは原則禁止。ただし、落ちたもので清拭消毒を行えない場合は、スプレーを噴射して消毒を行うことは可能。
・ウェットステリライザーに、キューティクルニッパーの刃先が浸るほど消毒液を入れ、メタルプッシャー、ウッドスティック、ピンセットなどをセットしていること。
チップの装着状態 ・チップのサンディングが行われていないこと。
・トレーニングハンドにカラーリングや装飾が施されていないこと。
プレスオンチップの状態 ・ミックスメディアアート用のプレスオンチップにカラーリングや装飾が施されていないこと。

実技試験

実技試験の採点項目とチェックポイントは、以下のとおりです。

採点項目 チェックポイント
スタイリング(スクエア・オフ) ・中心から見て左右が対称になっていること。
・サイドラインがストレートにファイリングされていること。
・スクエア・オフは先端がストレートで、両サイドが丸みを帯びていること。
ハイポイントの位置 ・ハイポイントの位置が不自然でないこと。
・ハイポイントが高過ぎないこと。
フリーエッジの長さ・厚みの均一性 ・イクステンション(7本)の長さのバランスがとれていること。
・厚みが均一であること。
強度と耐久性 ・日常生活に適した強度と耐久性があること。
Cカーブ ・20%~30%のCカーブを維持し、均一であること。
キューティクルライン ・リフティングしていないこと。
・キューティクルに厚みの段差がなく、適度な薄さであること。
表面の仕上がり(光沢・気泡の状態) ・表面に気泡や凹凸がなく、スムーズな仕上がりであること。
・全体的に艶があること。
チップの装着状態 ・チップが適切に装着されていること。
・チップのカットスタイル・長さはほかのイクステンションと同じであること。
イクステンション ・イクステンションの仕上がりがきれいであること。
・トレーニングハンドを丁寧に扱っていること。
・器具を適切に使用しており、スピーディーであること。
ミックスメディアアート ・テーマに沿ったデザインで、バランスが取れていること。
・3Dアートと「フラットアート」「エンボス」のどちらかを組み合わせること。(もしくは、3Dアート+「フラットアート」+「エンボス」でも可能。)

参考:ネイリスト技能検定試験 1級 実技採点基準|公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター

ネイリスト検定 1級合格に欠かせないモデルの選び方

ネイリスト検定 1級合格に欠かせないモデルの選び方

ネイリスト検定 1級は、現在新型コロナウイルス感染症により、モデルではなくトレーニングハンドでの実技試験となっています。しかし、いずれはモデル同伴での受験になる可能性もあるので、モデルの選び方も押さえておくようにしましょう。

練習に協力的

ネイリスト検定 1級に合格するには、練習を積み重ねていくことが重要です。仮に、モデルの方が練習に協力的ではなかった場合、あまり練習できないまま試験当日を迎えてしまうことに。これでは合格できる可能性が低くなってしまうため、モデルは練習に協力的な方を選ぶようにしましょう。

試験当日スケジュールを1日空けられる

ネイリスト検定 1級の実技試験は、午前と午後のどちらかに分かれて行われます。「この日は午前中しか空けられない」という方をモデルに選んでしまうと、試験が午後に当たってしまった場合モデル不在という状況に。そうなると急いでモデルを探さなくてはならないほか、見つからなかった場合は試験を受けることができません。そのため、モデルは「1日空けられる方」を選ぶようにしましょう。

爪が極端に曲がっていない

モデルの爪が極端に曲がっている場合、チップやフォームをまっすぐに装着できなくなってしまいます。また、ハイポイントの位置がずれるなど仕上がりに影響することもあるので、爪が極端に曲がっていない方をモデルに選ぶのがおすすめです。

爪の大きさが小さすぎない・大きすぎない

モデルの爪が小さすぎると、バランスが取りにくくなってしまいます。反対に、爪が大きすぎると面積が大きい分、すべての工程で時間がかかってしまうでしょう。実技試験は限られた時間内でいかにきれいに仕上げるかが合格のカギとなっているので、爪が小さすぎたり大きすぎたりしない、程よい大きさの方をモデルに選ぶことが大切です。

長時間座っているのが苦に感じない

前述したように、ネイリスト検定 1級の実技試験は160分です。施術する方もそうですが、その時間はモデルも動かず座り続けていなければなりません。仮に、長時間座っていることが苦手な方をモデルに選んでしまうと、試験中に動いて集中力が乱されてしまうことも。試験中は雑談がカンニングとみなされて失格になってしまう可能性もあるので、長時間座っているのが苦に感じないモデルを選ぶようにしましょう。

ネイリスト検定 1級における実技試験の手順・ポイント

ネイル検定 1級における実技試験の手順・ポイント

ネイリスト検定 1級の実技試験は、難易度がとても高くなっています。そのため、一発合格を目指すには試験の手順やポイントを前もって押さえておくことが大切です。

事前仕込み

試験当日にスムーズな施術を行うためには、あらかじめ道具を整えておくことが大切です。

たとえば、ハーフチップは専用のケースや袋に入れて保管するのがベストです。状態を保てるよう、あらかじめ対策を練っておくことで、当日持ち運ぶ際に誤って折ってしまうリスクを軽減できます。このほかフォームは、実技試験で使用する指定の指のもの(5枚)に加えてそれぞれ予備を1枚ずつ、計10枚を用意しておきましょう。カットまでしておけば、当日スムーズに使用できます。

くわえて、トレーニングハンドの状態を整えることも大切です。左右どちらのトレーニングハンドか一目でわかるよう「左手」「右手」と明記したラベルを貼る、もしくは黒の油性マジックで直接記入しておきましょう。

テーブルセッティング

テーブルセッティングも試験範囲です。セッティングを誤ってしまうと減点になってしまうので、覚えておくようにしましょう。

位置 セッティングするもの
・アームレスト
・タオル
・ペーパータオル
中央 ・チップのサンディングが行われていないこと。
・トレーニングハンドにカラーリングや装飾が施されていないこと。
・消毒液入りのウェットステリライザー(キューティクルニッパー、メタルプッシャー、ウッドスティック、ピンセットを入れる)
・ファイル類
・ポリッシュ類
・ポリッシュリムーバー
・コットン
・消毒剤
・液体ソープ
・キューティクルリムーバー(またはキューティクルクリーム)
・アート用品(筆、パレット、絵の具)
・トレイ(上記のネイルアイテムはすべてトレイの上にセッティングする)
・ゴミ袋

テーブル中央にセッティングするタオルやペーパー、ペーパータオルなどの敷き方にも規定があるので、併せて押さえておくようにしましょう。

【OK例】
・ペーパーがタオルの内側に収まっている
・タオルからペーパータオルが少しはみ出している
・テーブル全体にバスタオルを敷く
・テーブルにマットを敷く

一方で、減点になってしまうのは以下のとおりです。

【NG例】
・マットは敷いているけど規定のタオルが敷かれていない
・規定のタオルとペーパータオルが敷かれていない

テーブルセッティング規定のタオルやペーパータオルなどを敷き忘れると減点されてしまうので、セッティング後は必ず確認するようにしましょう。

参考:写真で見る「テーブルセッティング」規定|公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター

実技試験

ネイリスト検定 1級の実技試験では、まず手指の消毒から行います。次に180Gのファイルを使用してサンディングを実施したのち、ネイルプレート全体にプレプライマーを塗り、油分を除去します。そうしたら、トレーニングハンドにチップを装着しましょう。チップの先のほう持ち、ネイルプレートに沿うようゆっくりまっすぐ付けるのがポイントです。このとき、グルーを少し多めに使用すると隙間なく接着できます。

チップを装着したら、ネイルプレートとの境目を削ったあと、チップ&オーバーレイのアウトラインを調整します。先端・両サイド・サイドストレートの順番に形を整え、20%〜30%のCカーブになるよう仕上げましょう。

続いて、アプリケーションを施していきます。チップ&オーバーレイの指2本に関しては、先端をナチュラルに、ネイルベッドの上部をピンクカラーに仕上げていきます。チップの上にリキッドを塗布する際は、厚さを均一にする必要があるため、1ボール目は少量でOKです。引き続き3ボール目まで乗せて形成したら、オーバーレイが硬化したと同時にピンチを入れていきます。

ここまで終えたら、次は削る作業に取り掛かります。このとき、用途に応じてウォッシャブルファイルを使い分けるのがポイントです。たとえば、150Gはアウトラインの調整に適しており、180Gは全体を整えるのに向いています。
削る作業が済んだら、次はチップを磨いていきます。バッファーを100G・180G・220G・180Gの順に使用して爪の表面を整えたあと、シャイナーで表面をつややかに仕上げましょう。磨き終わったら、指をフィンガーボールに入れて埃を取り除きます。

続いて、ミックスメディアアートを施す準備に取り掛かります。具体的には、フルチップをネイルプレートに装着したのち、ほかのイクステンションに合わせて長さを整え、スクエアオフにします。なお、ここでいうミックスメディアアートとは、ミクスチュアで作る3Dアート(立体)とフラットアートやエンボスなどを組み合わせたネイルアートのことです。

最後に、事前に発表されるテーマに沿って、3Dアートをメインとしたデザインを施します。3Dアートは直径2cmほどの大きさで形成し、フラットアートとのバランスを考慮しながらチップに乗せていきましょう。「全体的なフォルムに問題はないか」「汚れや埃はついていないか」などを確認し、問題なければ終了です。

実技試験でよくあるミス

ネイリスト検定 1級の実技試験にて起こりがちなミスに、「施術する指の間違い」が挙げられます。左手のすべての指にスカルプチュアネイル、右手の中指と薬指にチップ&オーバーレイ、右手の人差し指にミックスメディアアートと細かく定められているので、間違いのないよう細心の注意を払うことが大切です。

ネイリスト検定 1級の試験要項で使用している専門用語

ネイリスト検定 1級の試験要項には、ネイルに関するさまざまな専門用語が登場します。これらの意味を把握できていないと、実技試験にて正しい施術を行うのは困難です。以下で代表的な専門用語をご紹介するので、あらかじめ意味を確認しておきましょう。

専門用語

意味

サンディング

爪の表面を軽く削ること

スカルプチュアネイル

アクリルやジェルを用いて長さを足す技術

チップ&オーバーレイ

チップを装着し、ジェルやアクリルで長さを足す技術

エンボス

アクリルを使って爪の上で直接ネイルアートを作ること

イクステンション

ジェルやチップを使って爪に長さを足すこと

ネイリスト検定 1級を取得したあとの進路

ネイル検定 1級を取得したあとの進路

ネイリスト検定 1級の資格を取得したあとの進路は、大きく「就職」と「通学」の2つに分けられます。以下で、それぞれの特徴を解説します。

就職

ネイリスト検定 1級に合格すると、ネイリストとしての就職先の幅が大きく広がります。たとえば、有名ネイルサロンではネイリスト検定 1級の資格取得者を優遇することがほとんどです。資格が、トップネイリストに不可欠とされる総合的な知識・技術が身についていることを証明するので、就職活動を有利に進めやすくなります。

このほか、ネイルサロンを開業したりフリーランスとして働いたりすることも可能です。ネイリスト検定 1級があればお客さまから信用が得られるので、集客につながる可能性があるといえるでしょう。

スクールに通って技術を磨いてから就職

ネイリスト検定 1級に合格してもなお、知識・技術を磨きたいという場合は、スクールに通うのがおすすめです。スクールと一言でいっても種類はさまざまで、たとえばネイルに特化した「ネイル専門スクール」や美容全般について学べる「美容専門学校」があります。ネイル専門スクールならネイルに関することを深く学ぶことができ、ネイリスト検定 1級の試験対策も行われています。どのようなネイリストを目指すかによって選ぶべきスクールは異なりますが、ネイリスト検定 1級などの難易度の高い資格取得を目指すのであればネイル専門スクールを選ぶのがおすすめです。

ネイリスト検定 1級に挑戦してみよう!

ネイリスト検定 1級は、高難易度の検定試験です。そのため、一発合格を目指すにはネイルの勉強・練習にこれまで以上に勤しむ必要があります。とはいえ、どのような勉強・練習方法でもよいわけではありません。難易度が高いからこそ、専門度の高い学習が必要になってきます。そこでおすすめなのが、ネイル専門のスクールに通うことです。豊富な知識と高い技術を有した講師から直接指導を受けられるので、ネイリスト検定 1級の一発合格に向けて効率よく対策を行えます。「ひとりで勉強や練習をするのは不安」「万全な試験対策を行いたい」という方は、この機会にスクールの利用を検討してみてください。

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