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ネイル検定3級のテーブルセッティングの基本!知っておきたい注意点と必要な 道具を紹介 - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

ネイル検定3級のテーブルセッティングの基本と知っておきたい注意点

プロのネイリストを目指すうえで真っ先に取得しておきたい資格に「ネイル検定3級」があげられます。このネイル検定3級はネイリストの登竜門ともいわれており、「絶対に必要な資格」ではありませんが、プロを目指すなら今後役立っていくので取得しておくようにしましょう。
ネイル検定3級の試験内容は、筆記試験と実技試験の2つです。実技試験には「テーブルセッティング」も含まれており、ここで減点されてしまうと合格する可能性が下がってしまうので注意しなければなりません。

そこで今回は、ネイル検定3級のテーブルセッティングについてまとめています。どのようなものが減点・失格対象になるのかを把握したうえで、ネイル検定3級に挑むようにしましょう。

ネイル検定3級のテーブルセッティングの道具リスト

ネイル検定3級のテーブルセッティングの道具リスト

ネイル検定3級のテーブルセッティングの道具は以下のとおりです。

【左側にセットする道具】
・フィンガーボール(適温の湯に液体ソープを少し入れて混ぜた状態にする。直置き可)
・ガーゼ用の水の入った容器(直置き可)
・アート用の水の入った容器(直置き可)
・お湯の入ったポット(直置き可)
・トレイ
・ネイルブラシ(消毒済のネイル専用ブラシを使用。トレイ内にセット)
・タオル(トレイ内にセット)
・ガーゼ(自分の手のサイズに合わせてカットしたものを3枚程度。トレイ内にセット)
【中央にセットする道具】
・タオル
・ペーパータオル(タオルの上に3枚程度重ねてセット)
・アームレスト
【右側にセットする道具】
・トレイ(以下の道具をすべてトレイ内にセットする)
・消毒剤
・ウェットステリライザー(消毒液をキューティクルニッパーの刃先が浸る程度に入れる)
・キューティクルニッパー(ウェットステリライザー内にセット)
・ウッドスティック(ウェットステリライザー内にセット)
・メタルプッシャー(ウェットステリライザー内にセット)
・ピンセット(ウェットステリライザー内にセット)
・ファイル立て
・コットン
・液体ソープ
・ポリッシュリムーバー
・キューティクルリムーバー
・ポリッシュ類
・ゴミ袋

なお、右利き・左利きで道具をセッティングする位置が変わるので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。詳細は以下のサイトからご確認ください。

参考:ネイリスト技能検定試験 試験要項|公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター

減点になる?テーブルセッティングのNG例

テーブルセッティングでは、中央にタオルやペーパータオルを敷いていないのは減点対象です。また、きれいに整理整頓されていないほか、用具や用材が衛生的に処理されていない場合も減点になってしまうので、注意しましょう。
公益財団法人日本ネイリスト検定試験センターでは、テーブルセッティングのNG例を写真でわかりやすくご紹介しているので、あわせて確認しておくようにしましょう。

参考:写真で見る「テーブルセッティング」規定|公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター

注意!ネイル検定3級のテーブルセッティングポイント

注意!ネイル検定3級のテーブルセッティングポイント

ネイル検定3級のテーブルセッティングで減点・失格にならないためにも、以下のポイントを押さえておくようにしましょう。

減点になる行為

まず、減点になる行為には前述したように「用具や用材が衛生的に処理されていない」があげられます。ネイル検定3級は、ネイリストの基礎的な知識・技術を問う資格になりますが、お客さまに安心・安全に施術を受けてもらうには衛生面ももちろん大事です。そのため、使用する用具や用材が衛生的でないと判断されてしまうと減点されてしまうので、「きれいなものを使用する」「消毒する」という点に注意するようにしましょう。

このほか、「テーブルセッティングに不備がある」「ゴミを放置する」行為も減点対象です。また、ネイル検定3級では指定の用具や用材に品名ラベルが貼られていない場合も減点になるので注意しましょう。品名ラベルを必ず貼らなければならない用具や用材は以下のとおりです。

・消毒剤
・コットン
・​​液体ソープ
・ウェットステリライザー
・ポリッシュリムーバー
・キューティクルリムーバー
・カラーポリッシュ
・ベースコート
・トップコート
・プレプライマー(使用する場合のみ)

なお、品名ラベルはアルファベット表記のものも減点対象になるので注意しましょう。

失格になる可能性がある行為

失格になる可能性がある行為には、「用具や用材を忘れた場合」「事前審査を開始したあとに用具や用材の貸し借りを行った場合」「試験官から許可を得ずに用具や用材を黙って出し入れした場合」があげられます。忘れ物をしないのはもちろんのこと、万が一に備えて事前審査の開始前に用具や用材が揃っているか確認しておくようにしましょう。

このほか、「ウェットステリライザーに消毒液を入れていない場合」「キューティクルニッパー・ウッドスティック・メタルプッシャー・ピンセットをウェットステリライザーに入れていない場合」も失格になる可能性があります。テーブルセッティングをする際は、ウェットステリライザーに消毒液や指定の用具や用材の入れ忘れがないか必ず確認するようにしましょう。

禁止されている道具

ネイル検定3級に限ったことではありませんが、試験では「禁止されている道具」があるので誤ってセッティングしてしまうと失格になってしまいます。ネイル検定3級に合格するためにも、禁止されている道具は会場に持ち込まないようにしましょう。ネイル検定3級で禁止されている道具は以下のとおりです。

・台所用品全般
・食品容器
・オイル
・グリセリン
・ネイルマシーン
・爪磨きシート
・シャーミー(革製)バッファ
・セラミックプッシャー
・ストーンプッシャー
・ドットペン(マーブルツール)
・アート用ステッカー(アートシール)
・規定外の用具や用材

なお、禁止されている道具に関してはネイリスト技能検定試験 試験要項にも記載されているので、確認しておくようにしましょう。

参考:ネイリスト技能検定試験 試験要項|公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター

まとめ

ネイル検定3級は、テーブルセッティングをはじめ、ネイルケアやネイルアートの基本的な知識・技術を習得していることを証明する資格です。そのため、ネイリストとして働くうえで必要になる基礎を身につけていれば取得するのはさほど難しくはなく、独学でも取得が可能です。とはいえ、独学でも絶対に合格できるとは言い切れないので、効率よく知識・技術を習得したいのであればネイルスクールに通うことをおすすめします。

黒崎えり子ネイルスクールは、検定合格保証制度を設けています。仮に、ネイル検定3級が不合格になってしまったとしても、検定合格保証制度によって無料でレッスンやアドバイスを受けることが可能。これにより、弱点を克服し再度ネイル検定3級に挑むことができます。

さらに、黒崎えり子ネイルスクールでは、ネイリストになるための就職率100%を目指す就職支援も実施しています。個別でカウンセリングを行い、そこから自身が希望する条件に合った就職先をご紹介。ネイルサロンに採用してもらうための履歴書の書き方をはじめ、面接トレーニングやサロンに合ったネイルチップの作成指導を実施しています。また、倍率の高い求人も多数届いているため、希望に適した就職先が見つけやすいのも黒崎えり子ネイルスクールの特徴です。「ネイル検定3級やそれ以上の資格を取得したい」「プロのネイリストを目指したい」という方は、黒崎えり子ネイルスクールに通うことを視野に入れてぜひ検討してみてください。

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この記事の監修者

黒崎えり子 Eriko Kurosaki

ネイルサロン「erikonail」主宰
ネイルスクール「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会
常任本部認定講師 /
グランドマスターエデュケーター
トレンドデザイナー
(第1期、2期、3期、4期、5期)


2000年、ワールドチャンピオンシップ ・スカルプチュアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界トップレベルの技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で有数のネイリスト。
自らが主宰するサロンでのサロンワーク、スクール学院長として後進ネイリストの育成にも力を注ぐほか、ネイル業界を牽引する第一人者として雑誌、TV等のメディアを通じて幅広くネイルの魅力を発信している。
また卓越したネイル技術のみならず抜群のアートセンスは「えり子ネイル」として絶大な支持と人気を誇り、ネイルの世界にとどまらずその優れたデザイン力をいかして様々なデザイン企画も手掛け、幅広く活躍している。

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