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セルフネイル初心者は要チェック!ネイルをきれいに仕上げるコツを公開 - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)
もっと手元のおしゃれを楽しみたいものの、なかなかネイルサロンへ足を運ぶ時間が取れず困っているという方も多いでしょう。そんな方におすすめなのがセルフネイルです。
そこで今回は、自宅でネイルをきれいに仕上げるコツをご紹介します。
一から道具を揃えたいと考えているネイル初心者はもちろん、仕上がりに満足いかず悩んでいるという方も、ぜひご参考にしてください。
【マニキュア編】初心者でもセルフネイルをきれいに仕上げるコツ
ネイルサロンへ足を運ぶ時間が取れないという場合、自分でネイルをしたいと考える方は多いでしょう。
マニキュアならすぐに入手できるうえ、自宅で気軽に楽しむことができます。そこで以下では、必要な道具とマニキュアを使ったセルフネイルのコツ、はみ出した際の対処法をご紹介します。
必要な道具
セルフネイルでマニキュアを使う場合は、主に以下の道具が必要です。
・カラーマニキュア ・ベースコート ・トップコート ・除光液 ・やすり ・綿棒 ・ハンドクリーム ・キッチンペーパー ・ウェットティッシュ ・コットン ・キューティクルニッパー(眉用ハサミでも代用可) ・キューティクルプッシャー ・キューティクルリムーバー ・ウッドスティック |
キューティクルニッパーやキューティクルプッシャーなど、全ての道具を必ず用意しなければならないというわけではありませんが、これらを揃えておくとマニキュアの持ちがよくなったりきれいに仕上げられたりします。
セルフネイルの手順
セルフネイルにマニキュアを使う場合、以下のような手順で行います。
1.爪の下準備をする
まずは爪の状態を整えていきます。
ぬるま湯を入れた洗面器に5分ほど手をつけるか、ハンドクリームを使って甘皮を柔らかくしておきましょう。
キューティクルプッシャーなどで甘皮を押し出し、キューティクルニッパーや小さな眉用ハサミを使って余分な箇所を切ります。
そのあとは、やすりで爪の長さと形を整えて、ウェットティッシュできれいに拭き取りましょう。
やすりを使用する際に注意したいのが、一定方向に削るということです。
それだけで爪への負担を抑えることができます。
なお、甘皮処理のやり方については、以下の記事でご紹介しています。
>>>併せて読みたい!痛くない甘皮処理のやり方!必要な道具と綺麗な爪のセルフケア
2.ベースコートを塗る
爪の表面に残っている油分をエタノールなどで拭き取り、ベースコートを爪の真ん中根元から爪先へ向かって塗ります。
このとき、厚塗りはせずに薄めの一度塗りでしっかりと乾かすのがポイントです。
3.マニキュアを塗る
基本的な塗り方としてはベースコートと同じですが、先に爪の先端部分を塗っておくのがおすすめです。この一手間で仕上がりがきれいになります。
サイドが塗りにくい場合は、親指で横の皮膚を抑えると塗りやすくなります。
4.トップコートを塗る
最後にトップコートを塗って仕上げていきます。塗り方としては、ベースコートと同じ要領です。
トップコートを塗ったあとは、しっかりと乾かしましょう。
マニキュアがはみ出したときの対処法
セルフネイルでありがちなのが、マニキュアがはみ出してしまうこと。除光液をつけた綿棒で拭き取るとマニキュアがよれてしまったり、違う箇所まで拭ってしまったりすることもあります。
そこで便利なのがコットンスティックを使う方法です。
コットンスティックは、ウッドスティックの先端にコットンをつけて、繊維を巻きつけるだけで作れます。
指で軽く繊維を整え、除光液を軽くつけてはみ出した部分を拭き取っていくと簡単に取り除きやすくなります。
【ジェルネイル編】初心者でもセルフネイルをきれいに仕上げるコツ
ジェルネイルは筆や硬化用ライトなど使用する道具が多いため、「初心者には難しいのでは?」と考える方は多いでしょう。しかし、ジェルネイルはやり方さえ覚えれば簡単にできます。
ジェルネイルに必要な道具ときれいに仕上げるコツ、はみ出したときの対処法は以下のとおりです。
必要な道具
自宅でジェルネイルを楽しむためには、以下の道具が必要です。
・エメリーボード ・バッファー ・ベースジェル ・トップジェル ・カラージェル ・ジェルブラシ ・UVライトかLEDライト ・ウッドスティック ・ジェルクリーナー ・コットン ・キューティクルニッパー ・キューティクルプッシャー ・消毒用エタノール ・キューティクルオイル |
昨今は、100円ショップでもジェルネイルに必要なアイテムを購入することができます。最初は100円ショップで購入し、慣れてきたら自分に合う道具を探すのも一案です。
セルフネイルの手順
ジェルネイルのやり方は以下のとおりです。
1.爪の下準備をする
最初にエメリーボードで爪の高さを決めてからサイドを削り、角や表面の凹凸を整えていきます。
そのあと、バッファーでバリ(爪の裏の削りカス)を取り除いていきます。
エメリーボードやバッファーは一定方向に動かすようにしてください。
最後に、ブラシなどで粉(ダスト)を払います。
甘皮の処理はキューティクルプッシャーやキューティクルニッパーで取り除きます。
表面の油分は拭き取ってプライマーを塗布しましょう。
2.ベースジェルを塗る
筆にベースジェルを少量取って爪の中央部分にのせます。
筆先を軽く滑らせるように爪先へと塗るのがポイントです。
根元部分は筆を軽く押すイメージで、甘皮につかないように塗っていきます。
塗り終えたらライトで硬化します。
3.カラージェルを塗る
筆にカラージェルを少し取って塗り、硬化させます。
カラージェルは重ね塗りをすることが多いため、最初の塗布で少し色が薄いと感じても問題ありません。
4.カラージェルを二度塗りする
再度カラージェルを塗って硬化させます。
重ね塗りをすることで発色を良くしてムラをなくします。
色が薄い場合は3回、4回と回数を重ねても問題ありません。
ただし、何度も塗り重ねる場合は、ジェルを塗るたびにしっかりとライトで硬化させましょう。
5.トップジェルを塗る
トップジェルを塗ってライトで硬化させたらジェルの塗布は完了です。
6.未硬化ジェルを拭き取る
仕上げに未硬化ジェルを拭き取ります。
ノンワイプなら拭き取り不要ですが、基本的に未硬化ジェルの拭き取りは必要と考えておきましょう。
コットンやキッチンペーパーに未硬化ジェルクリーナーや消毒用エタノールをつけて、爪全体をしっかりと拭き取ります。この作業を行うことで、ツヤのある仕上がりになります。
7.キューティクルオイルで保湿する
ネイル後は乾燥を防ぐために、キューティクルオイルで保湿を行います。
ジェルがはみ出したときの対処法
ジェルネイルは硬化させると修正が難しくなるだけでなく、そこから浮きやすくなってしまい持ちが悪くなります。
どうしても皮膚についてしまう場合は、爪と皮膚の間を1mm程度空けて、1回のジェルの量を少なくするのがおすすめです。
万が一、硬化後に気になる箇所を見つけた場合は、ウッドスティックを使って優しく皮膚から剥がします。
そのあと、ファイルを使ってはみ出した部分を優しく削りましょう。
無理に削ると皮膚を傷つけてしまうことがあるため、慎重かつ丁寧に行うことが大切です。
あると便利!初心者でもセルフネイルがきれいに仕上がるアイテム
セルフネイルに慣れるまでは、複雑なデザインは難しいもの。そのため、どうしてもワンカラーなどのシンプルなデザインになりやすくなってしまうでしょう。この場合は、ストーンやラメなどを活用してデコレーションを楽しむのがおすすめです。
たとえば、ストーンやラメ、シールはどのようなデザインにも合いやすいのでどのネイルにも活用できます。
低価格で購入できるものも多いので、ネイルデザインのアクセントになるでしょう。
パールを入れると上品なイメージになり、貝殻を細かく砕いたシェルは夏ネイルのデザインにぴったりです。
スタッズはかっこよくスタイリッシュな印象になります。さまざまな形や大きさがあるので、それだけでデザインの幅が広がるでしょう。
ホログラムは薄いフィルム素材で、光に当たると輝くのが特徴です。華やかさはありますが、派手すぎない仕上がりになります。
まとめ
一見難しそうに思われるセルフネイルは、コツさえ掴めば簡単にできます。シンプルなワンカラーでも、ストーンやシールなどのアイテムを使うことで幅広いデザインを楽しむこともできるでしょう。
今回ご紹介したやり方を参考に、ぜひセルフネイルに挑戦してみてください。