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セルフネイルでも簡単!きれいなグラデーションの作り方をご紹介 - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

セルフネイルでも簡単!きれいなグラデーションの作り方をご紹介

セルフでも人気の高いグラデーションネイル。根元から爪の先端に向かって徐々に色が濃くなるため肌に馴染みやすく、さらに指を長く美しく見せてくれます。また先端から根元に向かって徐々に濃くしていく「逆グラデーション」というものもあり、幅広いデザインが楽しめる点も魅力です。

そこで今回は、セルフでのグラデーションネイルのやり方をご紹介します。きれいに仕上げるための裏技や万が一の際に役立つリカバリー術などもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

まずは押さえておこう!きれいなグラデーション作りのポイント

グラデーションネイルは初心者でも挑戦しやすいデザインですが、ポリッシュの塗り方や色の組み合わせなどによって仕上がりに差がつきます。まずは以下のポイントを押さえておきましょう。

同系色のネイルを使って3段階塗る

グラデーションネイルには単色で作るやり方のほか、複数のカラーポリッシュを組み合わせるやり方もあります。その際に使用するポリッシュは、たとえばピンクとラベンダーのように同系色を選ぶのがおすすめです。同系色なら境目が馴染みやすく、自然な濃淡を演出できます。

また、ポリッシュは3段階に分けて塗布しましょう。まず爪全体にポリッシュを塗布し、続いて中間から先端、最後に先端にのみ塗布するのが基本です。3段階に分けて重ね塗りすることで自然な濃淡が生まれ、全体のバランスがよくなります。2段階だと濃淡の差がつきすぎてしまい、不自然な仕上がりになることがあるので注意してください。なお、この塗り方は単色で作る場合も同様です。

境目を馴染ませる

グラデーションネイルは、ポリッシュの境目が目立たないほど美しい仕上がりになります。境目がはっきりしていると濃淡の差が強く出てしまい、自然なグラデーションは作れません。そのため、ポリッシュが乾く前に境目を筆などでぼかして馴染ませることが大切です。

なお、使用するポリッシュは透け感のあるものやラメ入りのものがおすすめで、境目がきれいに馴染むため初心者でも失敗が少ないといえます。

セルフネイルでもきれいに作れる!グラデーションネイルのやり方

セルフネイルでもきれいに作れる!グラデーションネイルのやり方

セルフでのグラデーションネイルのポイントを押さえたら、早速実践してみましょう。おすすめのやり方を4つご紹介します。

1色で作るグラデーションネイルのやり方

最初に、単色で作るやり方をご紹介します。使用するカラーポリッシュは好みで選んでもよいですが、初めてならピンクやピンクベージュのように肌に馴染みやすい淡い色がおすすめです。また、なるべく透け感のあるタイプを選びましょう。

まずは、爪の甘皮・角質の処理やベースコートの塗布などの下準備を済ませておきます。ベースコートが乾いたら爪全体にポリッシュを塗布しますが、最初から濃く塗りすぎるとグラデーションにならないため、全体がうっすら色づく程度を目安にするとよいでしょう。全体に塗布したポリッシュが乾いたら、今度は中間から先端、最後に先端のみという順番で重ね塗りしていきます。先端のポリッシュがきれいに乾いたらトップコートを塗布して完成です。

2色で作るグラデーションネイルのやり方

まずは同系色の2種類のカラーポリッシュを用意しましょう。下準備を済ませた爪の根元から中間に色が薄いほうのポリッシュを塗布し、乾いたら再び根元にのみ重ねます。根元が乾いたら今度は色が濃いほうのポリッシュを中間から先端に塗布し、それが乾いたら再び先端にのみ重ねます。中間部分は2色のポリッシュの境目にあたるため、境目よりも根元と先端の色を濃くすることできれいなグラデーションを作ることができます。最後に、ポリッシュが乾いたらトップコートを重ねて完成です。

ラメグラデーションネイルのやり方

華やかな手元に見せたい場合におすすめなのがラメグラデーションです。ポリッシュによってラメの量やサイズが異なり、ラメが多めに入っているものを使えば塗布する量でラメの濃さを簡単に調整できます。ラメのサイズは好みで選ぶことができ、たとえば細かいラメなら上品で適度に華やかな印象に仕上がります。

まずは下準備を済ませておいた爪の中間から先端にポリッシュを塗布します。その際、ラメの量が多いとグラデーションにならないため薄く塗るのがコツです。乾いたら一度塗りした部分の半分から先端にポリッシュを重ね、それが乾いたら今度は二度塗りした部分の半分から先端にというように、徐々にラメが濃くなるよう調整しながら繰り返していきます。最後にトップコートを塗布して完成です。

逆グラデーションネイルのやり方

基本的にグラデーションネイルでは根元側にベースとなるカラーポリッシュを塗り、先端に向かって色が濃くなるように仕上げていきますが、逆グラデーションネイルは逆になります。下処理を済ませた爪の根元から中間に濃いカラーのポリッシュを塗布して乾かしたら、続いて爪の先端から中間に薄いカラーのポリッシュを塗布します。完全に乾く前に境目をぼかし、トップコートを塗布すれば完成です。

知っていると便利!きれいにグラデーションを作る裏技

筆ではグラデーションを作るのが難しいという場合は、メイク用アイテムを使用する裏技もあります。

アイシャドウを使用する

不器用な方でも挑戦しやすい裏技として、アイシャドウを使用したものがあります。使わなくなったアイシャドウを再利用できますし、複数の色が入ったパレットがあれば気分や服装に合わせてさまざまなカラーデザインが楽しめます。
やり方も簡単で、まずは爪の下処理を行い、ベースコートが完全に乾ききる前に中間から先端にアイシャドウを乗せます。その際、付属のチップがなければ綿棒でも代用可能です。続いて上からトップコートを重ね、完全に乾ききる前に今度は先端にのみアイシャドウを重ね塗りします。最後にトップコートを塗布したら完成です。

スポンジを使用する

吸収性に優れたスポンジを使用することで、ふんわりと色づくグラデーションネイルに仕上がります。まずは爪の下処理を済ませ、ベースコートが乾いたらベースカラーをひと塗りしておきます。続いてスポンジにカラーポリッシュでグラデーションを作り、そのまま爪にポンポンと転写していきましょう。好みの色になるまで何度か繰り返したら、最後にトップコートを重ねて完成です。

グラデーションネイルに失敗したときのリカバリー術

グラデーションネイルに失敗したときのリカバリー術

ポリッシュは時間が経つと固まってしまうため、きれいなグラデーションを作るにはなるべく素早く境目を馴染ませる必要があります。とはいえ、初心者の場合は加減がわからず失敗してしまうこともあるでしょう。そのようなときは、ラメを用いたリカバリー術がおすすめです。筆にラメ入りのポリッシュを取り、爪の外側から中心に向かって境目に沿って塗布しましょう。端から端まで一気にラインを引くのではなく、中心まで引いたら一度筆を離し、今度は反対側から中心に向かって引いていくのがコツです。

また、ホログラムやストーンなどを使用して境目を隠す方法もあります。ポリッシュの上からトップコートを重ねたら、乾く前にホログラムやストーンを置いていきます。繊細な作業なので、つまようじなどの先が細いアイテムを使うとよいでしょう。ネイルパーツはデザインのアクセントにもなりますし、境目をカバーするだけでなく色ムラを目立たなくするのにも有効です。

まとめ

グラデーションネイルには上記でご紹介したデザインのほか、爪の左側と右側で異なるカラーが楽しめる「縦グラデーション」というデザインもあります。さらに、指ごとに違うカラーポリッシュを使えばより派手な印象になりますし、ストーンなどを取り入れることでおしゃれ感がアップします。初心者にもおすすめで、気分に合わせてさまざまなデザインが楽しめるグラデーションネイル。使用するアイテムも市販で揃うものばかりなので、ぜひ挑戦してみてください。

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この記事の監修者

黒崎えり子 Eriko Kurosaki

ネイルサロン「erikonail」主宰
ネイルスクール「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会
常任本部認定講師 /
グランドマスターエデュケーター
トレンドデザイナー
(第1期、2期、3期、4期、5期)


2000年、ワールドチャンピオンシップ ・スカルプチュアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界トップレベルの技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で有数のネイリスト。
自らが主宰するサロンでのサロンワーク、スクール学院長として後進ネイリストの育成にも力を注ぐほか、ネイル業界を牽引する第一人者として雑誌、TV等のメディアを通じて幅広くネイルの魅力を発信している。
また卓越したネイル技術のみならず抜群のアートセンスは「えり子ネイル」として絶大な支持と人気を誇り、ネイルの世界にとどまらずその優れたデザイン力をいかして様々なデザイン企画も手掛け、幅広く活躍している。

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