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ネイル検定3級の試験概要・合格率・実技試験の手順について受験前に知っておこう! - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

赤いラメやハートが描かれたネイルの手元画

ネイリスト技能検定試験3級(通称:ネイル検定3級)は、ネイリストを目指すうえで取得しておきたい資格のひとつです。

そこで今回は、ネイル検定3級にフォーカスし、試験概要について解説します。気になる試験当日のスケジュールや資格取得までの流れ、合格を目指す方法などもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の目次

ネイル検定とは?

ネイリスト技能検定試験3級(通称:ネイル検定3級)は、国際的に通用するネイリストの育成を目指す公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センターが、正しい知識と技術の向上を目的に実施している検定試験です。
検定試験開始から27年を迎え、これまでに約990,000人が受験した実績があります。
ネイル検定は低位から順に3級・2級・1級に分かれています。ネイルの知識や技術に自信があっても飛び級はできず、3級から順番に取得する必要があります。

ネイル検定3級

ネイル検定3級は、ネイリストとしての基礎的な技術・知識を証明する初級レベルの資格です。初心者や趣味としてネイルを学びたい人にも挑戦しやすい内容で、ネイルを学ぶ第一歩として人気があります。

試験は「事前審査」「筆記試験」「実技試験」で構成。
筆記では、衛生・消毒や爪の構造(皮膚科学)などの基礎知識が問われ、実技ではネイルケアの後にカラーリングと、テーマに沿ったネイルアート(例:フラワーアートなど)を施します。

ネイル検定2級

ネイル検定2級は、サロンワークで通用する知識と技術を証明する中級レベルの資格です。 3級よりも内容の難易度が上がり、実際のサロン業務を想定した工程や、仕上がりの完成度までが評価されます。

試験は「事前審査」「筆記試験」「実技試験」で構成。
筆記では、衛生管理や爪の構造などの基礎知識に加え、サロン実務に即した応用問題も出題されます。
実技では、ネイルケアに加えてチップ&ラップ(爪の補強技術)、カラーリング、そしてテーマに基づいたネイルアート(例:月や星など)を行います。

ネイル検定1級

ネイル検定1級は、ネイリスト技能検定の中で最上位にあたる資格で、トップネイリストとしての総合的な技術力と専門知識を証明する試験です。

試験は「事前審査」「筆記試験」「実技試験」で構成。
筆記では、ネイルケアや消毒法などの基礎に加え、化粧品学・材料化学・スカルプチュア理論など、より専門的な知識が問われます。
実技では、チップ&オーバーレイ、スカルプチュアネイル、ミックスメディアアートなどの高度な技術が求められます。

ネイル検定 3級の試験概要

ネイリスト検定3級の施術風景

ネイル検定(ネイリスト検定)3級の試験概要は以下の通りです。

試験内容

ネイル検定3級の試験内容は、事前審査・実技試験・筆記試験の3つです。それぞれで合格水準に達していなければ不合格になるため、チェックされる内容をあらかじめ確認しておきましょう。

事前審査

ネイル検定3級の事前審査では、テーブルセッティングと消毒管理、モデルの爪のまたは認定モデルハンドの状態が確認されます。

まずテーブルセッティングと消毒管理で確認されるのは、「用具や用材は品名ラベルが正しく貼られた状態でセッティングされているか」「衛生面に配慮されているか」ということです。品名ラベルの表記が間違っている場合や衛生管理が適切でないと判断された場合には、減点となるため注意が必要です。また、ウェットステリライザーに規定の用具が入っているかもチェックされます。底面にコットンやガーゼを敷いたうえでウッドスティック・キューティクルニッパー・メタルプッシャー・ピンセットの4つの用具を入れ、キューティクルニッパーの刃先が浸る程度の消毒液を入れておかなければいけません。この準備ができていないと減点となります。

>>>併せて読みたい!ネイル検定3級のテーブルセッティングの基本!知っておきたい注意点と必要な道具を紹介

なお、品名ラベルの表示が必要な用具・用材は以下の通りです。

・消毒剤
・コットン
・ポリッシュリムーバー
・液体ソープ
・カラーポリッシュ
・ベースコート
・トップコート
・ウェットステリライザー
・プレプライマー
・キューティクルリムーバー(キューティクルクリーム)

次にモデルの爪または認定モデルハンドの状態ですが、モデルの爪や爪の周りの皮膚に疾患が認められる場合、認定モデルハンドのキューティクルの周りにひどい汚れや目立つ傷などがある場合は受験ができない恐れがあります。モデルや認定モデルハンドの規定をしっかりと確認したうえで試験に挑みましょう。

さらにモデルの爪はナチュラルネイルをベースに、イクステンションやリペアは2本以内である必要があります。実技試験1週間前からはファイル・キューティクルクリーンなどの手入れを行ってはならず、ネイル検定というと実技試験と筆記試験のみに注目しがちですが、事前審査も減点・失格対象となり得る大切なポイントとなるため、しっかりと確認して試験に挑みましょう。

また、2023年秋期のネイル検定より、3級でもJNEC認定モデルハンドでの受験が可能となりました。もしモデルハンドで受験する場合は、認定ラベルが貼り付けられたJNEC認定モデルハンドを使用しなければなりません。さらに、事前に認定ルースキューティクルシールを貼り付けた認定ネイルチップを10本適切に装着し、ネイルチップの長さや形には手を加えないことが求められます。

>>>併せて読みたい!ネイル検定3級のテーブルセッティングの基本!知っておきたい注意点と必要な 道具を紹介

実技試験

実技試験では、制限時間の65分以内にネイルケア・カラーリング・ネイルアートの施術を行います。

【ネイルケア】
ネイルケアでは、必ず手指消毒からはじめます。自分の手指だけでなく、モデルの手指も消毒しましょう。ポリッシュオフ・ファイリング・ブラシダウン・キューティクルクリーンまでを行います。ファイリングでのスタイリングは「ラウンド」と決まっており、フリーエッジは長くても5mm以下、10本すべての爪のバランスに注意しなければなりません。ケア方法はフィンガーボウルを使ったウォーターケアのみで、ドライケアは禁止されています。キューティクルニッパーは、10本すべての爪に使用してください。

【カラーリング】
カラーリングでは、ベースコート・カラーポリッシュ・トップコートの塗布を行います。カラーポリッシュのカラーは真赤と決まっており、パール入りやメタリック入りのポリッシュの使用は禁止されています。ベースコート・カラーポリッシュ・トップコートともにエッジ部分にもしっかりと塗布して、カラーポリッシュは二度塗りしましょう。もしカラーポリッシュが二度塗りされていない場合や仕上げにトップコートを塗っていない場合、またトップコートを塗ってもツヤが出ていない場合は、減点対象となります。

【ネイルアート】
ネイル検定3級のアートテーマは「フラワー」です。カラーリングで塗布した真赤をベースに、映えるフラワーのアートを仕上げます。このとき、アクリル絵の具を使って筆のみで描く必要があります。ラメやラインストーンは使用しても問題ありませんが、図案を持ち込んだ場合やアート用シール、ドットペンなどのツールを使用した場合は失格となるため注意しましょう。仕上げのトップコートも忘れずに塗布してください。

なお、実技試験の合格ラインは「50点満点のうち38点以上を獲得すること」です。もちろん、制限時間内に最後の工程まで進められなかった場合は失格となります。時間配分に気をつけつつ、すばやく丁寧に施術を施すよう心掛けましょう。

筆記試験

筆記試験では、「ネイリスト技能検定試験 公式問題集」から出題される問題にマークシートで解答していきます。衛生と消毒や爪の構造(皮膚科学)、爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)、ネイルケアの手順など、基礎的な問題がほとんどなので、問題集をもとに勉強すればつまずく心配はありません。筆記試験の所要時間は30分、合格ラインは「100点満点のうち80点以上を獲得すること」です。

なお、前回の試験結果が「筆記のみ合格」だった方は、同級を受験される場合に限り筆記試験が免除されます。筆記試験免除に該当する方は、受験申込みをする際に必ず申込書の筆記試験免除記入欄に「筆記のみ合格した際の受験番号」を記入しましょう。
万が一記入していない場合は、筆記試験免除は適用されません。また、割引・返金はされないのでご注意ください。

受験資格

ネイル検定3級は、受験時に義務教育を修了している方ならどなたでも受験可能です。ほかの級のように取得しておかなければいけない資格などはないため、義務教育を修了していてネイルに興味がある方なら受験できます。
ただし、3級と2級を一緒に受験したり、3級を飛ばしていきなり2級を受験したりすることはできません。ネイル検定は必ず3級から順番に取得する必要があります。

受験時期

ネイル検定3級の試験は年に4回実施されています。4月に実施される春期試験、7月に実施される夏期試験、10月に実施される秋期試験、1月に実施される冬期試験の4回です。基本的に実施時期は決まっていますが、まれにスケジュール変更になることもあるため、ネイル検定3級の受験を考えている場合は、JNECのホームページをこまめにチェックしておきましょう。
なお、合格発表は試験開催月の翌月に行われることが多くなっています。

合格率

ネイル検定3級の合格率は、2024年秋期までの累計で85.24%となっています。2級の合格率が43.54%、1級の合格率が39.62%を踏まえると、85%近くの方が合格している3級は比較的難易度の低い試験であることがわかります。

なお、ネイル検定3級の実技試験の手順や合格するためのポイントについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。

>>>併せて読みたい!ネイリスト検定3級の実技試験の内容とは?覚えておきたい試験手順と減点・失格対象

ネイル検定3級 試験当日のスケジュール

試験日程と時間を表すカレンダーと時計のイメージ画像

ネイル検定3級の試験当日のスケジュールをご紹介します。
事前に当日の流れを押さえておくことで、落ち着いて試験に臨めるでしょう。

【午前】

9:30

開場

10:05~10:15

出欠確認・事前審査

10分

10:15~11:20

実技試験

65分

11:20~11:50

実技審査

30分

11:50~12:05

筆記試験準備(道具の片付け含む)

15分

12:05~12:35

筆記試験

30分

12:35

試験終了

【午後】

12:55

開場

13:30~13:40

出欠確認・事前審査

10分

13:40~14:45

実技試験

65分

14:45~15:15

実技審査

30分

15:15~15:30

筆記試験準備(道具の片付け含む)

15分

15:30~16:00

筆記試験

30分

16:00

試験終了

なお、ネイル検定3級は午前と午後の2回試験が行われますが、受験者が午前か午後かを選ぶことはできないため、どちらの時間になっても対応できるように準備しておきましょう。

ネイル検定3級 受験申し込みから資格取得までの流れ

ネイル検定3級を申し込む女性の姿

ネイル検定3級を受験することが決まったら、受験申し込みから資格取得までどのような流れで進めることになるのでしょうか。

1.申し込み

申し込み期間内にインターネットから受験申し込みを行います。申し込み期間については、日本ネイリスト検定試験センターのホームページをご確認ください。その際、抽選・お支払い・モデル・変更などの注意事項を必ず確認しましょう。

2.問い合わせ期間

試験の申し込み期間が終了して約1ヶ月経過後に受験票が発送されます。受験票が届かない場合は、申し込みいただいた氏名や住所が間違っている可能性があるため、早めに日本ネイリスト検定試験センターへお問い合わせください。
なお、届いた受験票には半年以内に撮影した証明写真を貼り付けておく必要があります。コピーや加工済み写真、スナップ写真は減点対象となるのでご注意ください。

3.試験当日

受験票に記載された日時に試験会場へ足を運び、試験を受けます。受験票や道具を忘れると減点対象となるのでご注意ください。

4.合否発表

試験から約1ヶ月で合否通知が送付されます。
日本ネイリスト検定試験センターのホームページでも合否照合はできますが、その際は受験番号と生年月日が必要となりますので、合格発表まで受験票は無くさずに持っておきましょう。

5.合格証書受け取り

合格者には合格証書が送られます。もし合格証書が届かない場合は、日本ネイリスト検定試験センターへお問い合わせください。なお、各試験においてお問い合わせ期間が設定されています。もしお問い合わせ期間を過ぎた場合は、合格証書の発行は有料となりますのでご注意ください。

ネイル検定3級の採点方式・審査基準

ネイリスト検定3級の採点イメージ画像

ネイル検定では減点方式が採用されているため、ミスをすればするほど合格が遠のいてしまいます。そのため、満点を目指すよりもどれだけ減点されないかを重視して対策を行うのがおすすめです。審査される項目としては、事前手入れ・ファイルやエメリーボードの扱い方・ラウンドの仕上がり・プッシャーの使い方・ニッパーハンドリング・クリーンナップの仕上がり・カラーリング・ネイルアート・全体の仕上がりがあり、それぞれ5点満点で採点します。
50点満点で減点を反映した合計得点が38点以上、かつ失格対象に該当していないことが合格基準です。

一つひとつの工程にスピーディーかつ丁寧に取り組むためにも、繰り返し練習を行いましょう。
なお、減点・失格対象となる項目は以下の通りです。

減点対象

・受験票や筆記用具などの忘れ物をした場合
・受験票に貼る写真がスナップ写真やコピー、加工されていた場合
・モデルが15歳以下、または爪や爪周辺に疾患が見られる場合
・テーブルセッティングに不備があった場合
・ネイルニッパーをウェットステリライザーへ入れていない場合
・品名ラベルを貼っていない、またはアルファベット表記の場合
・消毒が不適切な場合
・私語が多い場合やマナーが悪い場合
・手指へダメージを与えた場合
・イクステンションとリペアをした爪がナチュラルネイルの色と形に合っていない場合
・イクステンションとリペア以外のナチュラルネイルにウォッシャブルファイルを使用した場合
・ゴミを持ち帰らない場合
・カラーリングなどの仕上げにトップコートを塗布していない場合
・イクステンションとリペアを合わせて3本以上施している場合
・事前にモデルの爪が明らかに手入れされている場合
・事前のカラーポリッシュの塗布が手抜きである場合
・事前のカラーポリッシュの塗布が指定色以外の場合
・ブラシダウンを行わない場合
・カラーリングの赤ポリッシュが一度しか塗られていない場合 など

失格対象

・モデル、受験者ともに遅刻した場合
・カンニングなどの不正行為や禁止行為を行った場合
・事前審査や実技試験終了後に作品に触れたり、手を加えた場合
・忘れ物をした場合や事前審査開始後に貸し借りを行った場合
・モデル、受験者ともに試験管の指示に従わない場合
・手指への出血を伴う損傷を与えた場合
・使用を禁止している用具、用材などをセッティングした場合
・モデルが試験会場で受験生にアドバイスや手助けを行った場合
・午前と午後のモデルが同一の場合
・用具と消毒液を入れたウェットステリライザーを用意していない場合
・アートにシールやドットペンを使用した場合
・ネイルアートの図案を持ち込んだ場合
・手指間違いをした場合
・イクステンションとリペアを合計4本以上施している場合
・事前にモデルの爪へカラーポリッシュを塗布していない場合
・すべての指にキューティクルニッパーを使用していない場合
・プッシュバックとプッシュアップを全く行っていない場合
・ウォーターネイルケアを行っていない場合 など

ネイル検定3級「実技試験」手順と時間配分

ネイル検定3級の実技を練習している画像

事前審査が終わると、合計65分間の実技審査に進みます。ここでは、ネイル検定3級の実技試験の手順と時間配分を紹介します。時間配分はあくまで目安ですので、自分のペースに合わせて微調整しながら、落ち着いて進めましょう。

手順1:手指消毒(1分)

まずは手指の消毒から。手のひらから手の甲、指先、指の間にいたるまで、丁寧に擦式清拭(さっしきせいふ)します。手に直接スプレーするのは禁止のため、アルコール消毒液をコットンまたはガーゼに十分に含ませて拭き取り、丁寧かつ手早く浸透させることを意識しましょう。

手順2:ファイリング・ブラシダウン(10分)

親指から小指の順で、爪をラウンド形にファイリングします。エメリーボードは往復がけせず、一方向に動かすのがポイント。その後、キューティクルクリームまたはリムーバーをなじませてフィンガーボウルに浸します。ふやけてきたらケア用ブラシでブラシダウンし、タオルで水分を拭き取りOK。ブラシダウンの省略は減点対象になるので、注意してください。

手順3:キューティクルクリーン(15分)

続いて、メタルプッシャーでキューティクルを丁寧にプッシュバックします。プッシュバックを終えたら、キューティクルニッパーとガーゼを使い、ルースキューティクルを除去。押しすぎ・切りすぎに注意し、出血は大幅な減点につながる恐れがあるので慎重に行いましょう。

手順4:カラーリング(20分)

カラーリングの下準備として、すべての指にベースコートを塗布します。エッジから爪表面の順に塗るのがポイント。その後、ポリッシュでカラーリングを行います。カラーは2度塗りが基本で、エッジの塗布を忘れないように意識しましょう。使用するポリッシュには条件もあるので、公式の情報を事前に確認してください。

手順5:ネイルアート(10分)

右手中指に、細筆とアクリル絵の具を使ってフラワーのフラットアートを行います。
ラメ・ラインストーンは使用できますが、アートシール・ドットペンは使用不可、図案の持ち込みも禁止です。何も見ずに描けるよう、事前に練習しておきましょう。

>>>併せて読みたい!ネイル検定3級のアート課題とは?攻略のコツを解説

手順6:トップコート(5分)

仕上げにトップコートで爪の表面を保護&ツヤ出しします。エッジから爪表面の順で塗るのがポイント。気泡・ムラ・はみ出しに注意しつつ、ツヤと均一なコーティングを意識して手早く仕上げましょう。

手順7:全体の見直し・調整(4分)

最後に全体チェックの時間を数分確保できると安心。焦らず、減点ポイントを一つずつ潰すイメージで確認できるとベストです。

ネイル検定3級合格を目指す方法

ネイリスト検定3級の勉強をしている女性の画像

先述した通り、ネイル検定3級の合格率は2024年秋期までの累計で85.24%です。80%を超えていて合格率が高い試験ではありますが、誰でも簡単に合格できるわけではありません。試験対策を徹底することではじめて合格への道が開きます。以下でネイル検定3級の合格を目指す方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

独学

独学とは、ネイルスクールへ通ったり通信教育を利用したりせず、自分で学習を進めて合格を目指す方法です。仕事や学校、子育てなどが忙しく、ネイルスクールへ通うための費用や時間を捻出するのが難しいという方におすすめの学習方法となっています。
学習に使用する道具や教材は自由に選ぶことができるため、費用をかけたくないという場合も安心です。時間的な制約もないので、仕事や学校、子育ての隙間時間に学ぶことができるでしょう。
ただし、決まった教材がなく教えてくれる人もいないという点には注意が必要です。近年はインターネットを使って学ぶこともできますが、たくさんの情報があふれているため、どれが正しい情報なのかを自身で精査する必要があります。さらに、間違って覚えてしまったとしても、教えてくれる人がいないため間違いに気づくことができません。技術面での不安が残ることも覚えておきましょう。

>>>併せて読みたい!ネイリスト検定3級は独学で取得できる?メリット・デメリットと合格するコツ

ネイルスクール

ネイル検定を受ける際、ネイルスクールへ通う方が多い傾向にあります。
ネイルスクールには定期的に通うことになるため、通いやすい場所にあるネイルスクールを選ぶのがおすすめです。また、費用やサポート制度の有無、指導方法、通学日数などについてもチェックしておきましょう。
ネイルスクールに通うメリットとしては、経験豊富な講師から直接指導してもらえる点があげられます。わからないところがあればすぐに相談して解決できるだけでなく、合格に向けてのアドバイスや自身の強み・弱みも教えてもらえるため、効率的に学習を進めることができるのです。さらに、一緒に頑張る仲間に出会えることもネイルスクールならではのメリットといえるかもしれません。
ネイルスクールによって設けているコースやサポート制度が異なるため、ネイル検定合格のためにネイルスクールへ通うなら、検定対策コースや合格保証制度があるネイルスクールを選びましょう。

>>>併せて読みたい!ネイリスト検定3級はネイルスクールに通って合格を目指そう

通信講座

通信講座を利用して学ぶという方法もあります。ネイル検定3級の学習に必要な教材が自宅に届くため、それを使って自身で勉強を進めます。講座内容によってはスクーリングや講師による添削指導が用意されていることもあるため、希望する場合は講座内容をしっかりと確認しておきましょう。また、セット内容は筆記試験の教材のみで、実技試験の教材は別途購入が必要なものもあります。申し込みの前に、教材の内容についても確認しておくことが大切です。
通信講座のメリットとしては、独学と同様に自分のペースで学べること、ネイルスクールや美容学校と比較すると費用が抑えられることがあげられます。スクーリングがある場合は決まった日時に決まった場所へ通う必要はありますが、そのほかはいつ勉強するのか自分で自由に決めることができます。費用については独学より費用はかかるものの、ネイルスクールや美容学校へ通う場合と比較するとかなり抑えることができるので、しっかりと教材は揃えたいものの、できるだけ費用は抑えたいという方にぴったりの方法といえるでしょう。

美容学校

美容学校に通って資格取得を目指す方法もあります。美容学校は昼間と夜間があり、通学期間は基本的に2〜3年。ネイル以外にもヘアメイクやエステなど、美容に関するさまざまな知識と技術を身につけることができるだけでなく、ネイル以外の資格を取得することもできます。しかし、ネイルだけを学びたいという場合は、卒業までにかかる期間と学費が負担になることもあるでしょう。

ネイル検定3級の試験における注意点

ネイルケアをしている画像

ネイル検定3級の試験における注意点には、以下の2つがあげられます。あらかじめ押さえておき、万全な体制で試験に挑みましょう。

よくあるミス例

ネイル検定3級において起こりがちなミスに、「態度が悪い」という点があげられます。
前述した通り、試験当日の遅刻や施術中の不真面目な態度は減点対象です。あまりにもひどいと、その場で失格となってしまうこともあります。
また、モデルとの会話にも気を配ることが大切です。会話そのものは禁止されていませんが、内容によってはカンニングとみなされ失格になるケースがあります。もちろん過度な私語も減点対象となるので、必要最低限の会話に留めるよう心掛けましょう。

このほか「持ち込み不可の道具の持参」「施術する指の相違」なども起こりがちなミスです。これらは、試験要項をきちんと確認し準備を徹底していれば防ぐことができます。些細なミスで減点や失格となってしまわないよう、検定の内容はしっかりとチェックしておきましょう。

なお、ネイル検定3級で必要になる道具と使用が禁止されている道具は以下の通りです。

【ネイリスト検定3級で必要な道具】

・アームレスト
・ペーパータオル
・タオル
・ガーゼ
・コットン
・液体ソープ
・ネイルブラシ
・ケア用の水
・アート用の水
・フィンガーボール
・絵の具
・アート用の筆
・パレット
・ベースコート
・カラーポリッシュ
・トップコート
・トレイ
・ファイル類
・ファイル立て
・ポリッシュリムーバー
・ウッドスティック
・ピンセット
・メタルプッシャー
・キューティクルニッパー
・ウェットステリライザー
・消毒剤
・キューティクルクリームまたはキューティクルリムーバー
・ゴミ袋

なお、上記でご紹介した道具は、すべて事前審査までにセッティングしておく必要があります。用意する道具については、ネイル用品・美容用品であれば、メーカーやブランドの指定はありません。しかし、フィンガーボールやトレイなどの容器は、消毒ができるガラス製や金属製などを選ぶ必要があります。

【ネイリスト検定3級で使用が禁止されている道具】

・ネイルマシーン
・メタルプッシャー以外のキューティクルプッシャー
・オイル類
・革製バッファ
・アート用シール
・ドットペン(マーブルツール)
・その他規定外の用具、用材

上記の使用が禁止されている道具は、例え使用していなくても、セッティングした時点で失格対象となります。誤ってセッティングしてしまわないよう、試験当日は持参しないようにしておくとよいでしょう。

ネイル検定3級の対策用語集

ネイル検定3級はネイルケアやネイルアートに関する基本的な知識と技術が求められます。ネイリストとしてサロンワークで通用するレベルではないためそれほど難しくないと思われがちですが、さまざまなネイル用語が出てくるため勉強不足だと混乱することも。ネイルの勉強を始めるにあたり、今回ご紹介するネイル用語はしっかりと覚えておくようにしましょう。

専門用語

意味

ネイルケア

爪を美しく保つために行うお手入れのこと

ファイリング

ネイルファイルを使って爪の長さや形を整えること

キューティクルクリーン

爪の薄皮と甘皮を処理すること

バッフィング

爪の表面を磨くこと

ナチュラルネイル

何も塗っていない爪の状態を指す

ポリッシュカラーリング

ポリッシュを使って爪にカラーを施すこと

イクステンション

ジェルやチップを使って爪に長さを足すこと

フリーエッジ

爪の白い部分のこと

サイディング(エッジング)

爪の表面をファイルなどで処理すること

ダストオフ

ファイルで削った際に出る粉を払い落とすこと

プッシャー

キューティクルを押し上げる器具のこと

オーバル

爪の先端を卵型に整えた爪の形のこと

ウォーターケア

指先をお湯に浸けて甘皮を柔らかくするネイルケアの準備のこと

ネイル検定に関するよくある質問

ネイル検定3級筆記試験の過去問はありますか?

ネイル検定3級の筆記試験には、公式の過去問題集が販売されています。1〜3級それぞれで問われる知識や理論を、実際の試験形式で掲載。2016年春季(4月)以降の試験では、この内容から出題されています。過去問を活用して、出題傾向を把握すれば効率的に学習を進められるでしょう。

ネイル検定にはどんな種類がありますか?

NECネイリスト技能検定試験とJNAジェルネイル技能検定試験の2つが代表的なネイル検定。このほかにも、ネイルサロン衛生管理士、ネイルスペシャリスト技能検定など、専門性の高い資格もあります。
それぞれの特徴や難易度については、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

>>>併せて読みたい!ネイリスト検定の主な種類とは?押さえておきたい検定の特徴と取得する順番

ネイル検定の正式名称は?

一般的に「ネイル検定」や「ネイリスト検定」と呼ばれているのは、「ネイリスト技能検定試験」のこと。公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が主催しており、ネイリストとしての基礎から応用までの知識・技術を評価する国内で最も代表的な資格です。

ネイル検定の試験にはどんな服装で行けばいいですか?

ネイル検定の試験では、服装に関する明確な規定はありません。ただし、試験要項には「自覚と節度をわきまえること」と記載されています。そのため、清潔感があり、作業しやすいカジュアルな服装がおすすめです。

また、服装だけでなくヘアスタイルやアクセサリーにも注意が必要です。
ネイル検定を受ける際の身だしなみに関する情報を詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせてチェックしておきましょう。

>>>併せて読みたい!服装でネイル検定が減点に?試験当日に注意したい服装とは

ネイル検定モデルがいない場合はどうしたらいい?

2023年秋期試験からは「JNEC認定モデルハンド」での受験が可能になりました。そのため、モデルの確保が難しい場合でも受験できます。
詳細は以下の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。

>>>併せて読みたい!ネイル検定でモデルハンドが使用可能に!規定と注意事項、モデルハンドの特徴を押さえておこう

ネイル検定3級に挑戦するなら試験概要を細かくチェック

ネイリスト検定3級の勉強をしている女性

ネイル検定3級はあくまでも、ネイルケアやネイルアートなどネイルに関する基本的な知識と技術を証明するための試験です。ネイル検定3級だけではネイリストとして活躍するのは難しいといえますが、ネイル検定は3級から順番に取得しなければいけないため、プロのネイリストを目指す第一歩となっています。将来的にネイリストとして活躍するためにも、まずはネイル検定3級合格を目指しましょう。
また、ネイル検定3級は独学でも取得はできますが、指導者がいなければ技術面で不安が残ります。正しい技術を習得するためにも、なるべくネイルスクールに通って学ぶことをおすすめします。

黒崎えり子ネイルスクールでは、ネイリストを目指す方をサポートしています。未経験者も安心して学べるよう、ネイル検定3級の内容から学習できるコースを用意しています、取得したい資格や目標に合わせてコースを選択することができますので、ネイルについて学びたいと考えている方は、ぜひ黒崎えり子ネイルスクールへお越しください。

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この記事の監修者

黒崎えり子 Eriko Kurosaki

ネイルサロン「erikonail」主宰
ネイルスクール「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会
常任本部認定講師 /
グランドマスターエデュケーター
トレンドデザイナー
(第1期、2期、3期、4期、5期)


2000年、ワールドチャンピオンシップ ・スカルプチュアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界トップレベルの技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で有数のネイリスト。
自らが主宰するサロンでのサロンワーク、スクール学院長として後進ネイリストの育成にも力を注ぐほか、ネイル業界を牽引する第一人者として雑誌、TV等のメディアを通じて幅広くネイルの魅力を発信している。
また卓越したネイル技術のみならず抜群のアートセンスは「えり子ネイル」として絶大な支持と人気を誇り、ネイルの世界にとどまらずその優れたデザイン力をいかして様々なデザイン企画も手掛け、幅広く活躍している。

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