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ネイル検定でモデルハンドが使用可能に!規定と注意事項、モデルハンドの特徴を押さえておこう - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

ネイル検定でモデルハンドが使用可能に!規定と注意事項、モデルハンドの特徴を押さえておこう

ネイル検定の全級でJNEC認定モデルハンドでの受験が認められました。
これまでの規定ではハンドモデルを探し、受験の際は会場に同行してもらわなければなりませんでしたが、この変更によって多くの方が受験しやすくなります。
今回は、認定モデルハンドでの受験を考えている方はチェックしておきたい規定や注意事項、変更点などを解説します。認定モデルハンドの特徴も解説しているので、ぜひご参考にしてください。

ネイル検定の全級でJNEC認定モデルハンドが使用可能に!

ネイリスト検定(通称:ネイル検定)では、これまで自身で見つけたハンドモデルを同行して受験しなければいけませんでした。しかし、2023年の秋期検定より全級でモデルハンドを使って受験することが認められました。その背景としては、「ハンドモデル探しが大変なこと」や「感染症対策」などがあります。
これにより、「時間が合う人がなかなか見つからずハンドモデルを連れていけないため受験できない」「ハンドモデルを依頼した方から感染症が移り受験が難しくなる」ということを防げます。ハンドモデルを用意しなくても受験が認められたことで、受験しやすくなったと感じる方も多いのではないでしょうか。

ただし、利用できるモデルハンドはJNEC認定モデルハンドのみとなっています。「JNEC認定モデルハンド」とは、日本ネイリスト検定試験センター(通称:JNEC)が認定した証で「JNEC認定ラベル」がついたモデルハンド本体とネイルチップ、ルースキューティクルのことです。なお、モデルハンドでの受験で申し込みをした場合、あとからハンドモデル受験へと変えることはできません。

JNEC認定モデルハンドを使用する方必見!ネイル検定の規定と注意事項

JNEC認定モデルハンドを使用する方必見!ネイル検定の規定と注意事項

ネイル検定でモデルハンドを利用したいと考えているなら、事前にネイル検定の規定と注意事項をチェックしましょう。受験級によって規定と注意事項に差異があります。

ネイル検定3級

・試験前に認定ネイルチップの形と長さは変えないこと。
・ハンドモデルやモデルハンドは、お客さまのように丁寧に扱って施術をすること。
・キューティクルの周辺にキズや汚れのあるモデルハンドは使わないこと。
・モデルハンドを固定して施術をしないこと。
・ルースキューティクルシールを貼ったネイルチップを正しくつけておくこと。
・モデルハンドに文字や線などを書き加えないこと。
・JNEC認定ラベルのあるモデルハンドを使うこと。
・認定ネイルチップをつけたモデルハンドを使うこと。また、施術中にネイルチップが取れてしまった場合はつけ直すこと。(事前につけておいたネイルチップが試験会場に到着する前に取れた場合は実技試験時間内につけ直すこと)
・試験が終了したら指を伸ばしておくこと。

ネイル検定2級

・JNEC認定ラベルのあるモデルハンドを使うこと。
・ルースキューティクルシールを貼ったネイルチップを正しくつけておくこと。
・試験前にネイルチップの形と長さは変えないこと。
・キューティクルの周辺にキズや汚れのあるモデルハンドは使わないこと。
・ハンドモデルやモデルハンドはお客さまのように丁寧に扱って施術をすること。
・モデルハンドを固定して施術をしないこと。
・モデルハンドに文字や線などを書き加えないこと。
・認定ネイルチップをつけたモデルハンドを使うこと。また、施術中にネイルチップが取れてしまった場合はつけ直すこと。(事前につけておいたネイルチップが試験会場に到着する前に取れた場合は実技試験時間内につけ直すこと)
・試験が終了したら指を伸ばしておくこと。

ネイル検定1級

・JNEC認定ラベルのあるモデルハンドを使うこと。
・あらかじめ認定ネイルチップを正しくつけておくこと。
・ネイルチップにはルースキューティクルシールを貼り付けしないこと。
・キューティクルの周辺にキズや汚れのあるモデルハンドは使わないこと。
・ハンドモデルやモデルハンドはお客さまのように丁寧に扱って施術をすること。
・モデルハンドを固定して施術をしないこと。
・モデルハンドに文字や線などを書き加えないこと。
・認定ネイルチップがついたモデルハンドを使うこと。また、施術中にネイルチップが取れてしまった場合はつけ直すこと。(事前につけておいネイルチップが試験会場に到着する前に取れた場合は実技試験時間内につけ直すこと)
・チップスタンドを使ってアートを施さないこと。(ネイルチップの上にプレスオンチップをつけてアートを施すこと)
・試験が終了したら指を伸ばしておくこと。

JNEC認定モデルハンドの使用開始に伴う大きな変更点

JNEC認定モデルハンドの使用開始に伴う大きな変更点

JNEC認定モデルハンドでの受験が認められたことによる大きな変更点は2つあります。

1つ目は、すべての級の受験で使用が許可されたことです。
これまで、認定モデルハンドでの受験が認められていたのは1級のみでした。2級・3級はハンドモデルを各自で手配して受験するしかありませんでした。
しかし、2023年秋期より全級で認定モデルハンドを使っての受験が認められたことにより、2級・3級を受験する方もハンドモデルを探しから開放されました。

2つ目は、実技試験の時間が変更になったことです。
これまでの試験時間は、3級が70分、2級(前半)が35分、1級が160分でした。
しかし、認定モデルハンド受験が始まったことによって、3級が65分、2級(前半)が30分、1級が150分と、5〜10分短縮されています。

ネイル検定の前にチェック!JNEC認定モデルハンドの特徴

では、認定モデルハンドの特徴とはどのような点なのでしょうか?練習を積む前に、以下の特徴を押さえておきましょう。

安定感がある

認定モデルハンドは手首部分に重心があるため、安定感があります。さらに、手のひらがフラットになっていて施術しやすいのが特徴です。

指同士の間隔が広め

人が指を広げるように指同士の間隔が広いつくりになっていて、扱いやすくなっています。指同士の間隔は自分で調整することもできますが、過度な折り曲げは内部部品の破損の原因となるため注意しましょう。

親指の爪が上向き

施術しやすいよう親指の爪が横ではなく上を向いています。人へ施術する場合、親指の爪を上に向けてもらうように、認定モデルハンドも爪が上に向いて扱いやすくなっています。

柔らかい質感

認定モデルハンドは人の手に近い質感となっています。キューティクルなど爪の状態も本物の人のように再現しているため、ハンドモデルが見つからない場合も本番同様に施術練習ができます。

手の裏に穴がある

認定モデルハンドの各指の裏には穴が空いています。これはモデルハンドの構造上、人の手に近い質感を再現するために必要な穴なのですが、そこから消毒液や水が入ってしまうことも。もし液体が入ってしまったら、モデルハンドを傾けて液体を出してしっかりと乾かしましょう。

専用の付属品がある

専用の付属品には、ネイルチップ・ルースキューティクルシールがあります。付属品以外は使わないようにしましょう。

ネイル検定受験のためにネイルスクールに通うならモデルハンド対応の黒崎えり子ネイルスクールへ

JNEC認定モデルハンドでの受験が認められたことで、ハンドモデル探しの手間が省けるようになりました。「ハンドモデルが見つからないと受験ができないかも……」などの不安もなくなるので、よりネイル検定にチャレンジしやすくなったといえるでしょう。

認定モデルハンドを使ってネイル検定の受験を考えている場合は、認定ハンドモデル受験に対応している黒崎えり子ネイルスクールへお越しください。資格取得や就職・転職、サロン開業をサポートいたします。

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この記事の監修者

黒崎えり子 Eriko Kurosaki

ネイルサロン「erikonail」主宰
ネイルスクール「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会
常任本部認定講師 /
グランドマスターエデュケーター
トレンドデザイナー
(第1期、2期、3期、4期、5期)


2000年、ワールドチャンピオンシップ ・スカルプチュアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界トップレベルの技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で有数のネイリスト。
自らが主宰するサロンでのサロンワーク、スクール学院長として後進ネイリストの育成にも力を注ぐほか、ネイル業界を牽引する第一人者として雑誌、TV等のメディアを通じて幅広くネイルの魅力を発信している。
また卓越したネイル技術のみならず抜群のアートセンスは「えり子ネイル」として絶大な支持と人気を誇り、ネイルの世界にとどまらずその優れたデザイン力をいかして様々なデザイン企画も手掛け、幅広く活躍している。

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