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ネイルサロン開業で失敗したくない方必見!失敗する理由と成功させるポイントをチェック - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

ネイルサロン開業で失敗したくない方必見!失敗する理由と成功させるポイントをチェック

プロのネイリストとして活躍されている方のなかには、「将来、ネイルサロンを経営したい」という夢を持っている方もいることでしょう。しかし、それと同時に「失敗しないか」と不安を覚えているのではないでしょうか。

そこで今回は、ネイルサロンの開業は失敗しやすいのかどうか、失敗する理由や成功するためのポイントについてご紹介します。ネイルサロンの開業を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ネイルサロン開業は失敗しやすい?

ネイルサロン開業は失敗しやすい?

ネイリストには国家資格がなく、開業にあたっては飲食店のように保健所の許可を得る必要はありません。また、わずかなスペースで経営できるため、誰でも気軽に独立開業することが可能です。この理由により、ネイルサロン開業は比較的ハードルが低いといえるでしょう。

しかし、ネイルサロンを含む美容・健康系サロンは、開業から1年以内に廃業する割合が約60%といわれています。そして3年以内で廃業する割合は90%、10年以内で廃業する割合は95%です。

上記のデータから、ネイルサロン開業に失敗する割合は高いといえるでしょう。ネイルサロンを順調に経営していくためには、綿密な事業計画が必要です。

ネイルサロンの開業に失敗する理由

ネイルサロンの開業に失敗する理由

ネイルサロンの開業・運営は、必ずしも成功するとは限りません。しかし、失敗する理由を押さえておけば成功しやすくなります。
ネイルサロンの開業に失敗する理由は、大きく分けて以下の3つです。

・支出が必要以上に大きい
・収入が少ない
・サロン作りが不十分

それぞれ詳しくご紹介します。

失敗する理由① 支出が必要以上に大きい

ネイルサロンの開業に失敗する理由のひとつに「支出が必要以上に大きいこと」があげられます。さまざまなものにお金をかけすぎると運転資金が不足してしまい、経営を続けていくことが困難になってしまいます。では、支出には具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

賃料が高い

店舗型でネイルサロンを開業する場合、集客効果を得るため「立地条件が優れた物件」を選びがちですが、そうすると賃料が高くなってしまいます。開業したばかりの頃は集客がほとんど見込めないこともあり、賃料があまりにも高額だと毎月の支払いで経営が圧迫されかねません。ネイルサロンの経営を長く続けるためにも、無理なく支払える賃料かどうかは必ず確認するようにしましょう。

内装に高額な費用をかける

お客さまに快適に過ごしてもらえるようにするには、サロンの内装にもある程度こだわらなくてはなりません。しかし、内装にこだわるあまり高額な費用をかけてしまうと、のちの運転資金に影響を及ぼしてしまう可能性があります。いざというときに使えるお金がないことは、何としても避けたいもの。そのため、お金は予算計画をしっかりと立てて使うことが大切です。

材料や機器を必要以上に購入する

ネイルサロンを開業する際、「不足して困らないように」とネイルの材料・機器をたくさん購入してしまいがちです。必要以上に購入すると当然のことながら出費が増えますし、実際にはほとんど使わないというケースもあります。この状況も、のちの運転資金に影響を及ぼしかねないため、「何がどれくらい必要なのか」を明確にしてから材料・機器を購入するようにしましょう。

開業当初は必要最低限の材料・機器を準備しておき、お客さまのニーズに合わせて買い足していくとよいかもしれません。そうすれば、必要以上に購入することがないので、資金の使いすぎを防ぐことができます。

失敗する理由② 収入が少ない

ネイルサロンの開業で失敗する理由には「収入が少ないこと」もあげられます。

新規のお客さまが少ない

ネイルサロンを経営するにあたり、よほどの固定客がいない限りは新規のお客さまを獲得する必要があります。しかし、新規のお客さまを増やすのは安易ではなく、なかなか新規のお客さまに来店してもらえないことも。これにより、思うような収入を得られない場合があるのです。

では、新規のお客さまが少ない原因には、どのようなものがあるのでしょうか。

集客のための施策を行っていない

集客のための施策には「SNS・ブログの活用」「ホームページの作成・運用」などがあります。これらを一切実施していない場合、お客さまにネイルサロンを認知してもらえないため、新規のお客さまの来店が見込めず、結果的に収入の減少につながってしまいます。

また、「これらの施策を実施しているものの来客してもらえない」というケースもあります。
たとえば、SNS・ブログをただ更新しているだけの場合、お客さまの目に留まりにくく、認知度を高めることはできません。その結果、新規のお客さまに来店してもらえず、収入が少なくなってしまうのです。SNS・ブログを通してお客さまの興味・関心を惹くには、来店意欲を掻き立てる内容にしたり、キャッチーなワードを取り入れたり、キャンペーン・イベントを宣伝したりと、何らかの工夫をする必要があります。そのため、もし上述したケースに心当たりがあれば、SNS・ブログの見直しをすることが大切です。

このほか、定期的な更新も必須です。最近はSNSやブログ、ホームページなどを見て来店するお客さまが増えてきています。忙しさのあまり更新を怠ってしまうと、「営業していないのか」と思われてしまい、お客さまに来てもらえなくなります。「忙しくなったときはプロに運用を依頼する」というように、将来のことも見据えて予算計画を立てておくとよいでしょう。

>>>併せて読みたい!ネイルサロンの集客方法とコツ!成功させる3つのポイント

価格競争に負けてしまっている

ネイルサロンを開業するにあたって特別な資格や許可は必要ないため、誰でも挑戦しやすく、その結果ライバルが多い傾向にあります。

仮に、ほかのネイルサロンが自分のサロンよりも低価格でサービスを提供しているとすると、多くのお客さまは安いほうを利用してしまいます。もちろん、価格が安ければよいわけではありませんが、「できるなら安いほうがよい」と考えるお客さまが多いのが現実です。そのため、価格競争に負けてしまうと思い描いた集客が見込めず、収入の減少につながる可能性があるのです。ネイルサロンを開業する際は周囲のサロンの価格を確認し、施術価格を同等にするか、もしくは無理のない範囲でそれを下回るように設定しましょう。

リピーターが少ない

新規のお客さまがリピーターにならないことも、収入が下がる原因のひとつです。新規のお客さまの獲得だけでなくリピーターの獲得にも注力しなければ、売り上げのアップは見込めません。

では、リピーターが少ない原因には、どのようなものがあるのでしょうか。

接客がよくない

接客態度が悪い場合、いくらお客さまの希望に沿った仕上がりにできたとしても「また来よう」と思ってもらうことはできません。ネイリストは「ネイルケア・ネイルアートを施す仕事」である以前に「接客業」の一種です。そのため、常に誠意を込めて接客する必要があり、それが2回目の来店へとつなげるきっかけになることもあります。そのため、なかなかリピーターが増えないようであれば、まずは接客態度に問題がないかどうかを確認するとよいかもしれません。

「接客態度が悪いかどうかがよくわからない」という場合は、ほかのネイルサロンで施術を受けてみるとよいでしょう。自身が「この接客は素敵だな」と思った接客方法があれば、取り入れてみるのがおすすめです。

技術力がない

そもそもネイルケア・ネイルアートの技術力がないと、リピーターを獲得することは困難です。お客さまに「イメージとまったく違う仕上がりになった」「ネイルアートが雑」「爪の長さに統一感がない」などと思われてしまうと、当然のことながら2回目以降の来店は期待できません。
また、お客さまが感想をSNSなどで発信すると、それが多くの方に伝わりネイルサロンそのものの評判が落ちてしまう可能性もあります。そうなるとリピーターどころか、新規のお客さまを獲得することも困難になるため、ネイルサロンを開業する際は高い技術力を身につけておくことが大切です。

ネイルの技術力に不安がある場合は、ネイルスクールに通うのがおすすめです。技術に関しては、「やり方が正しいかどうか」を自分で判断することは難しいもの。間違ったやり方で施術をしていると、いつかトラブルになる可能性があります。ネイルスクールに通えば正しいやり方を身につけることができますし、応用力も身につきます。技術力を高めるためにも、開業前にネイルスクールに通うとよいでしょう。

通いやすい立地にない

ネイルサロンの利用頻度はお客さまによって異なりますが、基本的には「1ヶ月に1回」の方がほとんどです。比較的短いスパンで来店することになるため、もし通いにくい立地にネイルサロンがある場合、リピーターになってもらえる可能性は低いといえます。そのため、駅から離れすぎていたり、交通アクセスが不便だったりする場合は、店舗の引っ越しを検討するとよいかもしれません。

車がないと不便な地域でネイルサロンを開業する場合は、お客さまが車で来店される可能性が高いため、駐車場も用意しておくようにしましょう。

>>>併せて読みたい!ネイルサロンの開業に必要な資格や資金!開業までの基本的な流れをチェック

失敗する理由③ サロンづくりが不十分

ネイルサロンの開業で失敗する理由には、「サロン作りが不十分」ということもあげられます。

コンセプトが明確になっていない

ネイルサロンのコンセプトを決めずに開業すると、ターゲットが不透明なため、お客さまに来店してもらうことが難しくなる可能性があります。
たとえば、子育て世帯が多く住んでいる地域でネイルサロンを開業する場合、来店する割合が高いのは子連れだと考えられます。この場合、「子連れでも利用しやすいネイルサロン」というようにコンセプトを決めておくことが大切です。コンセプトが決まれば、自ずとターゲットに合ったサービスや内装を取り入れることができるはずです。
しかし、コンセプトが決まっていないとターゲットに合ったサービスを実施することができません。その結果、お客さまが求めるニーズに合わなくなってしまい来客が見込めなくなってしまうのです。

コンセプトを明確にすることは、ネイルサロンの経営戦略を考えるうえで必要不可欠です。開業に失敗しないためにも、必ずコンセプトを明確にしましょう。

ライバル店との差別化ができていない

ライバル店との差別化ができていない場合も、ネイルサロンの魅力がわかりにくく集客が難しくなります。
たとえば、似たような店舗のライバル店のほうが料金が安い場合、多くの方は料金が安いネイルサロンを選びがちです。お客さまに「料金が少し高くても通い続けたい」と思ってもらえる魅力を提供できなければ、リピーターを獲得することは難しいといえるでしょう。ネイルサロンの開業で失敗しないためにも、競合店をリサーチして自店の強みをアピールすることが大切です。

ネイルサロンの開業で失敗しないための4つのポイント

ネイルサロンの開業で失敗しないための4つのポイント

ネイルサロンの開業を成功させるポイントには、主に以下の4つがあります。

新規のお客さまの獲得を早くから始める

ネイルサロンの開業を成功させるには、早めに新規のお客さまを獲得することが大切です。集客方法には、前述した「SNS・ブログ」「ホームページ」などがあり、これらをうまく活用することで新規のお客さまへアプローチできます。具体的には、キャンペーン・イベントを宣伝したり、クーポンを提供したり、モニターを募集したりといった方法があります。

新規のお客さまを獲得するには、「予約方法」を充実させることも大切です。電話予約のみだと営業時間内しか対応できず、思うような集客が見込めません。そのため、電話予約にくわえて「インターネット予約」もできるよう環境を整えることをおすすめします。インターネット予約ができれば、予約の受付を24時間体制で行えるため、新規のお客さまを獲得するための窓口がグッと広がります。

開業前に既存顧客をつくる

ネイルサロンの開業を成功させるには、開業前に既存顧客をつくることも大切です。
たとえば、開業前にモニターを募集しておけば、その方にリピーターになってもらえる可能性があります。モデルとして施術を受けてもらったあと、ポイントカードをつくって渡し、次回の予約についての声をかけるなどしておくことで、既存顧客へとステップアップできるかもしれません。
このほか、自作のネイルチップの写真をSNSにアップしてファンをつくっておくことも、既存顧客の獲得につながる可能性があるためおすすめです。

開業当初から大量の費用をかけない

繰り返しになりますが、開業してすぐ必要以上に支出してしまうと、経営できなくなる可能性があります。そのため、ネイルサロンを開業する際は、あらかじめ「何にどれほどのお金を使うのか」を明確にして、無駄な支出がないよう管理することが大切です。「お金があるから」と開業してすぐのタイミングで多く支出することは避けるようにしましょう。

なお、開業時には3カ月分以上の運転資金を確保しておくようにしましょう。前述したように、開業したばかりは集客が見込めないため、全額を使い込んでしまうと今後の経営が厳しくなるからです。ネイルサロンを開業して失敗しないためにも、長期的に事業計画を立てましょう。

最初は小規模から始める

ネイルサロンの開業で失敗しないためにも、最初は小規模から始めることが大切です。仮に広い店舗を契約してネイリストをたくさん雇用した場合、お客さまが少なければ賃貸料や人件費で赤字になる可能性が高まります。
その点、小規模であれば賃貸料を安く抑えられますし、すべてを自分一人でこなせば人件費もかかりません。出費を最小限に抑えられるため、「経営するための資金が足りないから開業してすぐにお店を畳まないといけなくなった」という事態を防ぐことができるでしょう。

このほか、小規模のネイルサロンであれば自分の都合で経営がしやすくなります。たとえば、売上が安定するまではほかのネイルサロンなどでアルバイトをすることも可能です。自身が施すネイルを気に入ってもらえた場合、そこから自店の集客につなげることができるかもしれません。
さらに、アルバイトで得た費用はネイルサロンの運営費に充てることができます。これにより、売上が少なくてもアルバイトで得た収入を使って少しでも長く経営をすることが可能です。

小規模のネイルサロンなら、お客さま一人ひとりと信頼関係を築きやすくなるというメリットもあります。お客さまの要望を反映させることもできるので、リピートしてもらいやすくなるでしょう。

ネイルサロン開業で失敗しないためにもサポート体制が整っているネイルスクールを選ぼう

ネイルサロン開業で失敗しないためにもサポート体制が整っているネイルスクールを選ぼう

ネイルサロンの開業には、ネイルの知識や技術、経営ノウハウが必要不可欠です。右も左もわからないまま開業すると失敗し、すぐに店舗を畳まなければならない事態に陥ってしまいます。そのような事態を防ぐためにも、ネイルスクールに通うのがおすすめです。

ネイルスクールでは、ネイルの基礎知識や技術を学べることはもちろん、ネイルサロン開業サポートを行っているスクールもあります。たとえば、黒崎えり子ネイルスクールでは、「人気サロンの分析のやり方」「コンセプトの決め方」「開業場所や内装・インテリア雑貨などの決め方」「集客に効果的なSNSやブログの活用法」「接客技術」「ネイルアートのサンプルの作り方」などを学ぶことができます。
経営のノウハウを効率よく学ぶことができますし、プロの講師からアドバイスをもらえるので卒業後はすぐにネイルサロンを開業することが可能です。

さらに、黒崎えり子ネイルスクールではスチューデントサロンでサロンワークの経験も積めます。スクールに通いながら開店準備や電話対応、会計処理も身につけることができるので、在学中にサロンワークに関する不安・疑問を解消することができるでしょう。

このように、ネイルスクールではネイルの知識・技術以外にも開業について学ぶことができます。開業サポートが充実しているネイルスクールなら安心して通えるため、「ネイルサロンを開業したい」と考えている方は、そのようなネイルスクールに通うのがおすすめです。

黒崎えり子ネイルスクールのホームサロン開業サポート

ネイルサロンの開業で失敗したくないなら黒崎えり子ネイルスクールへ

ネイルサロンの開業で失敗したくないなら黒崎えり子ネイルスクールへ

ネイルサロンを開業し経営し続けることは、決して簡単ではありません。あらかじめ「失敗してしまう理由」について把握しておけば、そのリスクを回避しやすくなります。今回ご紹介した内容を参考に、自らのネイルサロンを安定的に開業・経営させましょう。

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この記事の監修者

黒崎えり子 Eriko Kurosaki

ネイルサロン「erikonail」主宰
ネイルスクール「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会
常任本部認定講師 /
グランドマスターエデュケーター
トレンドデザイナー
(第1期、2期、3期、4期、5期)


2000年、ワールドチャンピオンシップ ・スカルプチュアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界トップレベルの技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で有数のネイリスト。
自らが主宰するサロンでのサロンワーク、スクール学院長として後進ネイリストの育成にも力を注ぐほか、ネイル業界を牽引する第一人者として雑誌、TV等のメディアを通じて幅広くネイルの魅力を発信している。
また卓越したネイル技術のみならず抜群のアートセンスは「えり子ネイル」として絶大な支持と人気を誇り、ネイルの世界にとどまらずその優れたデザイン力をいかして様々なデザイン企画も手掛け、幅広く活躍している。

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