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ジェルネイルの料金相場とネイルサロンの選び方 - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)
ネイルにはさまざまな種類があり、なかでも注目を集めているのが「ジェルネイル」。基本的にどのネイルサロンでも施術を受けられますが、その料金は店舗によってまちまちです。
そこで今回は、ジェルネイルの料金相場や料金体系、施術時間、ジェルネイルを施す際のネイルサロンの選び方についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ジェルネイルの料金相場
「ジェルネイルを施してみたいけれど、費用がいくらかかるのかわからない」と、なかなか足を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、ジェルネイルの料金相場は5,000円〜8,000円程度といわれています。ただし、これはあくまでも「ただネイルカラーを施しただけ」の場合における相場です。グラデーションを取り入れたりネイルアートを施したりすると、その分料金が追加されるため10,000円以上かかることもあります。
では、施術内容別に見たとき、費用には具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
ワンカラー(ベース)
ワンカラー(ベース)とは、好きなカラーを1色選び、それを10本すべての爪に施すジェルネイルのこと。料金相場は6,000円程度といわれています。
クリア(ベース)
クリア(ベース)とは、10本すべての爪にクリアジェルを塗っていくジェルネイルのこと。ワンカラー(ベース)と施術の手順・方法はさほど変わらないので、色つきよりも特別安く済ませられるということはほとんどなく、料金相場は4,000円程度といわれています。
カラーグラデーション
カラーグラデーションとは、ワンカラー(ベース)と同様に好きな色を選び、その色をグラデーションをつけて施していくジェルネイルのこと。料金相場は3,000円程度といわれています。ただし、ベース料金が加算されることが多いので、実質3,000円以上になることがほとんどです。
>>>併せて読みたい!フレンチネイルとは?ジェルネイルと何が違う?種類とともに解説
ラメグラデーション
ラメグラデーションとは、選んだ色にラメを取り入れながらグラデーションをつけて施していくジェルネイルのこと。カラーグラデーションと同じく「ベース料金+ラメグラデーション料金」となりますが、ジェルネイルのなかではもっとも安価で、料金相場は2,000円程度といわれています。
フレンチ
フレンチとは、爪の先端や根元など一部分にカラーを施すジェルネイルのこと。一般的には、爪のピンク部分にクリアカラー、爪の先端にホワイトカラーを塗るデザインを指しますが、このほかに爪のハーフムーン(付け根の白くなっている部分)から指先にかけてカラーを施す「逆フレンチ」もあります。そんなフレンチの平均相場は、3,000円程度といわれています。フレンチもベース料金が別途追加になるので、実質3,000円以上になることが多くなっています。
ストーン
ストーンとは、ジェルネイルの際に使用するネイルパーツのこと。1個あたりの料金相場は100円程度といわれています。基本的には、つける個数が増えるほどジェルネイル全体の費用は高くなりますが、ネイルサロンによっては一定の個数を超えると割引対象になったり、つけ放題のサービスを設けていたりすることがあります。
ジェルネイルの料金体系
ジェルネイルの料金は主に5つの要素で構成されています。
1つ目は「基本料金」です。前述した「ワンカラー(ベース)」「クリア(ベース)」が基本料金にあたります。
2つ目は「ハンドケア料」です。爪の形を整える、甘皮処理、角質除去など、ネイルカラー・ネイルアートを施す前の下準備が該当します。なお、料金相場は2,000円程度といわれています。
3つ目は「加工技術料」です。前述した「グラデーション」や「フレンチ」がこれに当てはまります。金額に違いが表れやすく、高度な技術を要する施術になると加工技術料は高くなります。
4つ目は「パーツ料金」です。ストーンやラメ、ホログラムなどを乗せる場合、これら1個あたりの料金が加算されます。ネイルサロンによってパーツ料金の詳細は異なるため、事前に確認しておくようにしましょう。なお、ストーンやラメ、ホログラムなどを利用しない場合は、当然パーツ料金は加算されません。
5つ目は「そのほかの料金」です。ジェルオフやリフィル、リペアなどがこれに該当します。
たとえば、ジェルオフに関してはセルフで対応すると自爪を傷つけてしまう恐れがあるため、基本的にはネイルサロンで行います。同じ店舗でジェルネイルとジェルオフを行う場合、後者の料金が無料になるネイルサロンは多いもの。しかし、他店やセルフで施したジェルネイルをオフする場合は料金が発生します。また、付け替えをせずにオフだけ行う場合も料金が発生することが多いので、覚えておきましょう。
リフィル(フィルイン)は、ジェルネイルを施した爪が伸びたことで一際目立つ根本を補修する施術です。ネイルサロンによってリフィルの方法は異なりますが、主に「塗り重ねる」「ベース以外を削り取ってデザインを変える」の2種類で対応します。どちらの方法で施術を行うかによって料金に違いが出てくるため、あらかじめ確認しておくことが大切です。
ジェルネイルの施術時間
ジェルネイルにかかる時間は施術内容によって異なるため一概にはいえませんが、2時間程度が目安とされています。
初めて来店するネイルサロンの場合は、まずカウンセリングを行います。カウンセリングでは、カルテを作成したり、トラブルがあった際の同意書にサインを記入したりします。
カウンセリングが終わったら施術に移るのですが、すでにジェルネイルが施されている場合はまずオフをしなければなりません。オフにかかる時間は30分程度です。また、オフが必要ない場合でもネイルケアをしていく必要があります。
ワンカラーのジェルネイルにおける施術時間は1時間程度ですが、デザインによって変わってくるので注意しなければなりません。仮に複雑で繊細なジェルネイルを施す場合は、2時間以上かかることもあります。そのため、ネイルサロンに足を運ぶ場合は「2時間〜3時間程度かかる」ということを念頭に置いておきましょう。
ネイルサロンの選び方
ネイルサロンを選ぶとき、料金の安さだけに目を向けるのは望ましくありません。なぜなら、料金だけを見て選んでしまうと、満足のいく仕上がりにならない可能性があるためです。では、ネイルサロンを選ぶときは料金のほかにどの点に着目したらよいのでしょうか。
ネイルサロンを選ぶ際のポイントには、まず「ネイリストの技術力」があげられます。実際に施術を受けてみないとわかりにくい部分ではありますが、資格を有しているかどうかである程度判断することが可能です。
というのも、ネイリストは資格を取得せずとも就ける職業なので、一部のネイルサロンでは無資格者がジェルネイルの施術を施していることもあります。「資格がないから技術力が劣っている」とは言い切れませんが、資格を持っているネイリストのほうが知識や技術に長けている可能性は高いと考えられます。そのため、ネイルサロンを選ぶ際は、「JNECネイリスト技能検定 2級」「JNAジェルネイル技能検定 中級」の資格を持ったネイリストが在籍しているかどうかを確認することをおすすめします。
このほかのポイントには、「ネイルサロンのホームページをチェックする」もあります。ホームページでは、ネイルサロンのこだわりやサービス内容、実際に施術したデザインなどを確認できます。自分が求めるネイルサロン像にマッチしているかどうかを判断しやすくなるため、施術を受けたあとに「合わなかった」と後悔するのを防ぐことができます。
また、サービス内容では「ジェルネイルを施せるか」「デザインの持ち込みは可能か」などを確認することが可能です。希望するデザインがあっても持ち込みが不可だと、満足のいく施術が受けられなくなってしまうので、事前に確認しておくようにしましょう。
料金相場を踏まえて自分に合ったネイルサロンに通おう
ジェルネイルはマニキュアと比べて持ちがよいため、多くの方から支持されています。昨今はセルフネイルでもジェルネイルを施すことは可能ですが、きれいに仕上げたいのであればネイルサロンを利用するのがおすすめです。この記事を通して、料金相場・料金体系・施術時間について理解を深め、自分に合ったネイルサロンを探してみてください。