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爪の形の種類と整え方!自爪の悩みやイメージから似合う形を見つけよう - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

美しい自爪の手が重なっている画像

ネイルをするときや爪を切る際に、自分に似合う爪の形に悩んだことはありませんか?爪の形にはさまざまな種類があり、自爪の大きさや指の長さ、なりたい雰囲気に合わせて選ぶことで、指先の印象が大きく変化します。
そこで今回は、基本かつ人気の爪の形を6種類に分けて特徴や整え方を解説します。加えて、自爪の悩み別に似合う形も紹介していますので「自分に合った爪の形を見つけたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の目次

人気の爪の形6種類と整え方

自分に似合う爪の形を見つけたいなら、種類や形の特徴を知るのが近道です。爪の形にはさまざまな種類があり、ラウンドやオーバルなど、形によって印象が大きく異なります。ここでは、爪の形の種類やメリット・デメリット、整え方までしっかり紹介します。

爪先が丸く自然な爪の形「ラウンド」

ラウンドの爪のイラスト

ラウンドは、直線的なサイドラインとやわらかな丸みを帯びた先端が特徴の爪の形です。
自爪のイメージに近く、清潔感があり、どんな人にも似合いやすいのが魅力。ネイルアートも幅広く対応できますが、特にかわいらしさやカラフルでポップさを引き立てるデザインと相性抜群です。

ラウンドのメリット・デメリット

メリット デメリット
かわいらしさが出せる 爪が小さく見えることがある
自然な印象で取り入れやすい 複雑なアートには不向きな場合がある
清潔感がある

ラウンドの整え方

ラウンドに爪の形を整えるには、まず爪の両サイドをまっすぐに整え、爪先だけにゆるやかな丸みをつけるのがポイント。爪やすりを使って、指先の自然なカーブに沿うように少しずつ削っていくことで、ナチュラルでやわらかい印象の形に仕上がります。

ラウンドがおすすめの人

・自爪を短めに整えてマニキュアを塗る人
・長さ出しをしないジェルネイル派の人
・キュートでポップなネイルを楽しみたい人

>>>併せて読みたい!キューティクルニッパーの持ち方から甘皮処理のポイントを徹底解説

爪先も側面も丸い卵のような爪の形「オーバル」

オーバルの爪のイラスト

オーバルは、全体に丸みをもたせた卵のようなフォルムが特徴的な爪の形です。ラウンドよりもやや縦長でサイドにも丸みがあるため、指先をすっきりと美しく見せてくれます。かわいらしさを残しながら上品な手元にしてくれるので、大人の女性にも人気の形です。形自体に品があるので、煌めくオーロラやパール系、個性的な和柄デザインとの相性もぴったりです。

オーバルのメリット・デメリット

メリット デメリット
指が長く見える ラウンドよりも強度が弱い
上品で女性らしい印象になる ある程度の長さが必要になる
初心者でも挑戦しやすい

オーバルの整え方

オーバルに爪の形を整えるには、まず自爪をラウンドに整えるときよりも、少し長めに伸ばしておくのが理想的です。爪先だけでなく側面にも丸みをつけていくのがポイント。爪やすりを使い、爪の中心からサイドにかけてカーブを描くようにやさしく整えていきます。ただし、サイドを削りすぎると、先端が尖ってアーモンド型になってしまうことがあるため、自然な丸みを意識して整えるのが大切です。

オーバルがおすすめの人

・指をスラッと長く見せたい人
・女性らしい上品なネイルを楽しみたい人
・パールやオーロラ系など、繊細な輝きのあるデザインが好きな人

爪先がシャープな爪の形「ポイント(アーモンド)」

ポイント(アーモンド)の爪のイラスト

ポイント(アーモンド)は、爪先が細く尖っていてシャープな印象を与える爪の形です。シルエットがアーモンドの実に似ていることから「アーモンド」とも呼ばれます。オーバルよりもさらに縦長の印象になり、指を細長く見せてくれます。濃いカラーやメタリック、アニマル柄など、モードで色気のあるネイルデザインと相性抜群です。

ポイント(アーモンド)のメリット・デメリット

メリット デメリット
指をすらっと細長く見せられる 爪先が欠けやすい
スタイリッシュで大人っぽい印象 整えるのに時間がかかることも
個性的で存在感のあるデザインが映える

ポイント(アーモンド)の整え方

ポイント(アーモンド)に爪の形を整えるには、オーバルよりもさらに先端を細くすることを意識しましょう。爪やすりを使って中央から左右に向かって少しずつカーブを描くように削りながら、先端を細く整えていきます。勢いよく削ると先がとがりすぎてしまうので様子を見ながら徐々に削るのがポイント。やすりを45度の角度で当てて削ると、滑らかに仕上がります。

ポイント(アーモンド)がおすすめの人

・とにかく指を長く見せたい人
・長さ出しを取り入れたい人
・手先を酷使しないライフスタイルの人

先端も側面も直線的な爪の形「スクエア」

スクエアの爪のイラスト

スクエアは、その名の通り、爪の先端・側面ともに、直線で整えられた四角いフォルムが特徴の爪の形です。爪の面積を広く取れるので、凝ったネイルアートがしやすく、強度も強いことから、ラウンドと並んで人気の高い形でもあります。ビジューやキルティング、長めのフレンチなど、華やかなデザインを際立たせるのにぴったり。ブライダルやパーティーなど特別なシーンにもおすすめです。

スクエアのメリット・デメリット

メリット デメリット
爪先の負荷が分散され割れにくい 角が引っかかりやすい
ネイルアートが美しく映える ある程度の長さが必要
削る工程がシンプルで簡単 デザインによっては派手に見えやすい

スクエアの整え方

スクエアに爪の形を整えるには、前提として自爪をある程度の長さまで伸ばしておく必要があります。そのうえで、爪やすりを爪の先端に対して垂直にあて、カーブしないように削っていきましょう。真上から指を見たときに、先端がしっかり四角く見えるように仕上げるのがポイント。やすりの角度は固定し、指先を左右に少しずつ動かすように削っていくと、直線に整いやすくなります。

スクエアがおすすめの人

・華やかでインパクトのあるネイルを楽しみたい人
・結婚式のような特別なシーンに合うネイルがしたい人
・爪を割れにくくしたい人

スクエアの角に丸みをつけた爪の形「スクエアオフ」

スクエアオフの爪のイラスト

スクエアオフは、スクエアのシャープな印象を残しつつ、先端の角に丸みを加えた爪の形です。強さとやわらかさをあわせ持ち、派手すぎない華やかな印象を演出できます。角を丸めることで引っかかりにくくなり、見た目の鋭さもほどよく緩和されるため、取り入れやすさもアップ。ツイードやニット、デコネイルなど、質感や装飾のあるネイルデザインとも相性がよく、手元をしっかりドレスアップしたいときにぴったりです。

スクエアオフのメリット・デメリット

メリット デメリット
爪に負担がかかりにくく割れにくい 爪にある程度の長さが必要
ネイルアートがしやすい デザインによっては派手な印象
フットネイルにもぴったり

スクエアオフの整え方

スクエアオフに爪の形を整えるには、スクエア型に爪を整えることからスタート。爪先に爪やすりを垂直にあて、まっすぐなラインが出るよう丁寧に削っていきます。形が整ったら、左右の角に少しずつ丸みを加えます。このときに角を削りすぎるとオーバルに近づきすぎてしまうため、スクエアの直線的な印象は残しつつ、やさしく整えるのがポイントです。

スクエアオフがおすすめの人

・スクエアよりもやわらかい印象に仕上げたい人
・爪の長さをしっかり出して存在感を持たせたい人
・爪を割れにくくしたい人

先細りの台形型な爪の形「バレリーナ(コフィン)」

コフィン(バレリーナ)の爪のイラスト

バレリーナは、爪先が細くなった台形で、バレエのトゥシューズのような形が特徴。棺のようにも見えることから「コフィン(棺)」と呼ばれることもあります。
オーバルの女性らしさと、スクエアのシャープな印象を兼ね備えており、近年人気が高まっている形です。スタイリッシュで華やかな印象の形なので、フレンチデザインとよくマッチします。クリアフレンチやガラスフレンチ、オンブレフレンチなどと組み合わせると、爪のフォルムが引き立ち、洗練された仕上がりになりますよ。

バレリーナ(コフィン)のメリット・デメリット

メリット デメリット
大人っぽく華やかな印象になる 爪先が欠けやすい
トレンド感があって個性的 ある程度まで爪を伸ばす必要がある
指がすらっと長く見える 整えるのに時間がかかる

バレリーナ(コフィン)の整え方

バレリーナ(コフィン)の形に整えるには、スクエアオフと同様、爪やすりを爪先に垂直にあて、先端をまっすぐに整えます。次にサイドを削っていきますが、スクエアオフとは異なり、少し角度をつけて削ります。爪の中心に向かって細くなるように整えていくのがポイントです。サイドをまっすぐにしすぎると、スクエア寄りになってしまうため、シャープな台形をイメージしながら丁寧に仕上げましょう。

バレリーナ(コフィン)がおすすめの人

・トレンド感のあるネイルを取り入れたい人
・洗練された大人っぽいデザインが好みの人
・指先をすらっと長く見せたい人

【爪の悩み別】自分にあった爪の形

自爪の美しい両手の画像

「自分にはどの爪の形が似合うんだろう?」と迷ったときは、自爪や指の形から考えてみましょう。爪の横幅が広い、爪が小さい、割れやすいなど、悩みに合わせて最適な形を選ぶことで、指先の印象が変わり、自信が持てるようになります。ここでは、爪のタイプ別におすすめの形を紹介しますので、ぜひ自分にあった爪の形を見つけてみてください。

自爪の横幅が広い

自爪の形が横長で、ネイルするとゴツく見えがちな人は、爪先をシャープに整える「ポイント(アーモンド)」がおすすめです。ポイントは縦のラインが強調されるため、爪の横幅が目立たなくなり、バランスが取れてスリムな印象になります。

自爪が大きい

爪が全体的に大きく目立ちやすい場合は「ラウンド」がぴったり。短めの爪でも上品に見えるラウンドは、大きめの自爪を自然でコンパクトに見せてくれます。ナチュラルな印象を与えたい人や、オフィスでも浮かないネイルを楽しみたい人にもおすすめです。

自爪が小さい・指が短い・指が太い

小さな爪や指の短さ・太さが気になる人は「オーバル」や「バレリーナ(コフィン)」で指先に縦長のラインを出すのがおすすめ。どちらも指を長く見せてくれる形ではありますが、オーバルは丸みのあるたまご型なので、女性らしい印象に。バレリーナ(コフィン)は、大人っぽく華やかな印象を与えるため、好みに合わせてチョイスしてみてください。

自爪が弱い・割れやすい

割れやすい爪には、強度のある「スクエア」や「スクエアオフ」がおすすめです。直線的なフォルムは力が分散されやすく、爪が欠けにくいのが特徴。ただし、これらの形でも爪の長さを長くしすぎると割れやすくなるので、短めかつ四角く整えることが自爪を割れにくくするコツです。

自分にあった爪の形を見つけよう

爪の形ひとつで、指先の印象やネイルデザインの仕上がりは大きく変わります。自爪の特徴や悩みに合わせて、自分にぴったりの形を見つけてみてください。ネイルの知識をもっと深めたい方や、将来的にネイリストを目指したい方には、ネイルスクールへの通学もおすすめです。

黒崎えり子ネイルスクールでは、初心者からプロとしてさらなるスキルアップを目指す方まで対応できる、レベルや目的に合わせたコースが充実しています。「いきなり申し込むのは勇気がいる」という方は、体験会も開催していますので、スクールや授業の雰囲気を体感してから決めることも可能です。気になる方はぜひ、黒崎えり子ネイルスクールへお越しください。

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この記事の監修者

黒崎えり子 Eriko Kurosaki

ネイルサロン「erikonail」主宰
ネイルスクール「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会
常任本部認定講師 /
グランドマスターエデュケーター
トレンドデザイナー
(第1期、2期、3期、4期、5期)


2000年、ワールドチャンピオンシップ ・スカルプチュアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界トップレベルの技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で有数のネイリスト。
自らが主宰するサロンでのサロンワーク、スクール学院長として後進ネイリストの育成にも力を注ぐほか、ネイル業界を牽引する第一人者として雑誌、TV等のメディアを通じて幅広くネイルの魅力を発信している。
また卓越したネイル技術のみならず抜群のアートセンスは「えり子ネイル」として絶大な支持と人気を誇り、ネイルの世界にとどまらずその優れたデザイン力をいかして様々なデザイン企画も手掛け、幅広く活躍している。

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