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ネイルサロンでケアのみはOK?知っておきたいケアのメリットと手順 - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

ネイルサロンでケアのみはOK?知っておきたいケアのメリットと手順

自宅でセルフネイルを楽しんでいるという方も多いのではないでしょうか。
しかし、マニキュアを塗る際に気になるのが爪の状態です。長さや形がバラバラ、または指先が乾燥してガサガサだと、せっかくマニキュアを塗ってもきれいな指先には見えません。

そこで今回は、ネイルケアのみでネイルサロンを利用できるのかどうかをご紹介します。また、指先の状態が気になる方へ向けて、ネイルサロンでネイルケアを行うメリットやネイルケアの手順なども解説するので、ぜひご参考にしてください。

ネイルサロンはケアのみで来店しても大丈夫?

ネイルサロン=マニキュアやジェルを塗るところというイメージが強いですが、ネイルケアのみで利用しても問題ありません。
実際に、ネイルケアのみのメニューを用意しているネイルサロンもあります。
呼び方はネイルサロンによって異なりますが、「ネイルケア」や「キューティクルクリーン」と呼ばれることが多いようです。

コース内容は、爪の長さや形を整える「ファイリング」、余分な甘皮や角質を除去する「甘皮ケア」、爪を磨いてきれいにする「バッフィング」などが挙げられます。仕上げにハンドマッサージを含んでいるネイルサロンもあります。

ジェルネイルを施さなくてもネイルケアだけで充分にきれいな指先になるため、「仕事柄ネイルを施すのは難しいものの指先はきれいにしておきたい」という場合におすすめです。爪の乾燥やひび割れ、二枚爪、縦じわなどの爪の悩みの軽減にも役立ちます。

また、ケアメニューはジェルネイルメニューと組み合わせることも可能です。
ケアのみのコースの料金や施術時間・内容はネイルサロンによって異なるため、あらかじめチェックしておきましょう。

さらに、ネイルサロンでのケアにはドライケアとウォーターケアがあります。双方の違いについては次の項目でご紹介します。

ドライケアとウォーターケアの違い

「ドライケア」と「ウォーターケア」どちらを取り扱っているかはネイルサロンによって異なります。ネイルケアを受ける前に、以下にて2つの違いを押さえておきましょう。

ドライケア

ドライケアとは、皮膚が乾燥している状態で甘皮を押し上げてケアする方法です。ジェルネイルの前に行うことが多くなっています。爪の角質をきれいにしてジェルネイルを長持ちさせる効果があります。

ウォーターケア

ウォーターケアは、指先をお湯に浸けて皮膚を柔らかくしてからケアする方法です。お湯に浸けることで甘皮が柔らかくなるため、ケアがしやすいだけでなく爪への負担が少なくなります。

ネイルサロンでケアを行うメリット

ネイルサロンでケアを行うメリット

ネイルケアはセルフでも行えるため、自分でやっているという方も多いのではないでしょうか。
しかし、ネイルサロンでケアを行うことで以下のようなメリットが得られます。

指先がきれいに見える

ネイルサロンでケアを行う大きなメリットとして、指先がきれいに見えることが挙げられます。
爪の表面には古い角質があり、ケアをしていない自然な爪は少し曇ったような見た目です。なかには爪表面がガサついていたり、でこぼこしていたりすることもあるでしょう。
しかし、ネイルケアによって古い角質を取り除くことで、爪の曇りが取れてきれいになります。ツヤも生まれて清潔感もアップします。

爪の悩みが軽減される

「爪が割れやすい」「二枚爪で見た目がよくない」などの悩みを持っている方もいるでしょう。間違ったセルフケアを続けていると、悩みが改善するどころか悪化してしまうことがあります。
爪の悩みを軽減してきれいな爪を育てるためにも、ネイルサロンで正しいケアを行うことが大切です。一度の施術で悩みを取り除くことはできませんが、続けることで軽減することはできるでしょう。

指先への負担が少ない

セルフでネイルケアをしている方もいますが、ネイルサロンでプロにケアをしてもらったほうが指先への負担は少なくなります。同じ器具を使っていても、プロによる施術とセルフ施術では指先にかかる負担が異なるのです。
指先のトラブルを避けるためにも、できるだけネイルサロンでケアを行うのがよいでしょう。

ネイルサロンで行われているケアの手順

ネイルサロンで行われているケアの手順

ネイルサロンのネイルケアはどのような手順で行われるのでしょうか。
今回は多くのネイルサロンが導入しているウォーターケアの手順についてご紹介します。
施術内容はネイルサロンによって異なるため、あくまでも一例としてお考えください。

1.爪の形を整える

まずは、ファイルやエメリーボードなどを使って爪の形をきれいに整えていく「ファイリング」を行います。希望の長さや形があれば事前に伝えておきましょう。似合う爪の形がよく分からないという場合は、ネイリストに相談すれば、職業やライフスタイルに合わせて適した爪の形を提案してくれます。

2.お湯で甘皮を柔らかくする

爪の形を整え終えたら、甘皮ケアがしやすいように手をお湯に浸けて柔らかくしていきます。
スムーズに施術を行うために、長さや形を整えた手から先にお湯に浸けることが多いようです。

3.余分な甘皮や角質を除去する

お湯で柔らかくした甘皮や角質を、ネイルリムーバーやネイルプッシャーを使って除去していきます。ネイルサロンによっては、専用のマシンを使ってケアをすることもあるようです。
ネイルプッシャーで押し上げて出てくる白い皮のようなものが、余分な甘皮です。

4.爪まわりの角質を除去する

爪のケアを終えたら、爪まわりの角質を除去していきます。
爪が伸びてくると根元の皮も一緒に張り付いてくるため、爪と薄皮をしっかりと分けてニッパーで薄皮を取り除きます。
そうすることで、爪が長く見えるだけでなく、ささくれ防止にもつながります。

5.爪表面を磨く

甘皮と角質の除去が終わったら、目の細かいファイルを使って爪の表面を磨きます。
爪の表面をきれいに磨くことで、光沢が生まれてツヤツヤの爪に仕上がります。

6.ハンドマッサージをする

最後にネイルオイルやクリームを塗って、手全体をマッサージします。
ネイルケアのコースにハンドマッサージが含まれているネイルサロンは多いようです。

ケアのみでネイルサロンを利用する前に押さえておきたいよくある疑問

初めてネイルケアのみでネイルサロンへ足を運ぶ場合、何か事前にしておいたほうがよいことはあるのか、逆にしないほうがよいことはあるのか、疑問を持つ方もいるでしょう。
そこで以下では、よくある疑問についてお答えします。

事前のセルフケアは必要?

ネイルサロンへ行くことが決まると、爪の長さや形が揃っていなかったり、乾燥してガサガサになった指先が気になったりするものです。ある程度自分でケアをしてネイルサロンへ行こうと考える方もいますが、基本的にセルフケアはせずにそのままの状態でネイルサロンへ足を運ぶようにしましょう。
なぜなら、むやみにセルフケアをしてしまうと、ネイルサロンでケアができなくなってしまう恐れがあるからです。できるだけお手入れはせず、そのままの状態でネイルサロンへ行きましょう。

ニッパーで切りすぎてしまうことはない?

ニッパーは余分な甘皮や角質を取り除くための道具です。
そのため、ニッパーに対して恐怖心を抱いている方もいるのではないでしょうか。
しかし、ネイルサロンでは「形を整える程度」にしかカットしないため、切りすぎてしまうことはありません。

予約はしたほうがよいの?

「ネイルケアのみなら予約なしでも大丈夫なのでは?」と考える方もいますが、ネイルサロンを利用する際は予約を行うのが一般的です。なかには飛び込みでの来店は受け付けていないこともあるため、ケアのみであっても事前に予約を取っておきましょう。

まとめ

ネイルサロンはジェルネイルなどのメニューがメインとなっていますが、ネイルケアのみでも利用可能です。間違ったセルフケアを続けているとトラブルが起きる可能性があるため、ネイルサロンで正しいケアを行いましょう。

ネイルサロンを利用する際は、あらかじめ予約を取っておくのがおすすめです。さらに、サロンによって取り扱っているケアメニューは異なるため、希望のケアメニューがあるかも確認しておきましょう。

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この記事の監修者

黒崎えり子 Eriko Kurosaki

ネイルサロン「erikonail」主宰
ネイルスクール「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会
常任本部認定講師 /
グランドマスターエデュケーター
トレンドデザイナー
(第1期、2期、3期、4期、5期)


2000年、ワールドチャンピオンシップ ・スカルプチュアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界トップレベルの技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で有数のネイリスト。
自らが主宰するサロンでのサロンワーク、スクール学院長として後進ネイリストの育成にも力を注ぐほか、ネイル業界を牽引する第一人者として雑誌、TV等のメディアを通じて幅広くネイルの魅力を発信している。
また卓越したネイル技術のみならず抜群のアートセンスは「えり子ネイル」として絶大な支持と人気を誇り、ネイルの世界にとどまらずその優れたデザイン力をいかして様々なデザイン企画も手掛け、幅広く活躍している。

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