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セルフネイルでも気泡が入るのを防げる!主な原因と対処法とは - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

セルフネイルでも気泡が入るのを防げる!主な原因と対処法とは

近年、品質が高くてかわいいネイルアイテムが低価格で購入できるようになり、自宅でセルフネイルを楽しむ方が増えているようです。
ワンカラーでも市販のネイルシールやラメなどのネイルパーツと組み合わせることで、自宅にいながらサロン仕上げのようなおしゃれなデザインに仕上げることができます。しかし、セルフネイルではマニキュア、ジェルを問わず、気泡が入ってしまうことは珍しくありません。
どれだけすてきなデザインでも、小さな気泡があるだけで表面がポツポツして仕上がりが悪くなってしまいます。

そこで今回は、気泡が入りやすい原因と対策方法、塗布後に気泡が入ったことに気づいた場合の対処法をご紹介します。

【マニキュア】セルフネイルだと気泡が入りやすい主な原因と対策

【マニキュア】セルフネイルだと気泡が入りやすい主な原因と対策

マニキュアを塗ってすぐはきれいに塗れたと思っていても、乾いたあとに気泡が入っていることに気づくことがあります。塗り直すのも時間がかかるため、結局そのままにしてしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こちらでは、気泡が入る主な原因と対策についてご紹介しますので、マニキュアを使ったセルフネイルをお考えの方は、ぜひご参考にしてください。

マニキュアと指先に温度差がある

夏場はマニキュアと指先の温度差が大きくなりやすいため、気泡ができやすい傾向にあります。
また、冷蔵庫でマニキュアを保管している場合や体温が高いという場合も、マニキュアと指先の温度差が大きくなりやすいため注意が必要です。
事前に指先を冷やしておくと、温度差が小さくなるため気泡を防ぐことができます。

爪の表面に凹凸がある

サンディング不足により爪の表面に凹凸があると、凹んでいる部分に空気が入って乾いたあとに気泡が生じやすくなります。
マニキュアを塗る前には、しっかりと爪表面の凹凸を整えてベースコートを塗ることが大切です。

マニキュアを厚く塗りすぎている

1回あたりの塗布量が多いと、マニキュアに空気が入りやすくなるため気泡の原因になります。
マニキュアを塗る前にボトルの口でハケをしごいて量を調節してください。また、ハケ部分に空気が含まれていると気泡ができやすくなるので、ハケをしっかりと広げて塗りましょう。

塗る前にマニキュアのボトルを振っている

マニキュアを塗る前に中身を均一にしようと、ボトルを振っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
分離や沈殿が気になるタイプなどもあるため、塗る前に一度中身を均一な状態にするのは大切ですが、上下に激しく振ると空気が入る原因となります。手のひらで挟んでコロコロと転がして混ぜてください。

風の当たるところで塗っている

扇風機などの風が当たる場所でマニキュアを塗ったり、早く乾かすためにドライヤーを当てたりすると、どうしても風の影響で空気が入りやすくなってしまいます。
できるだけ風が当たらず、換気が行える場所で塗るのがおすすめです。

マニキュアを塗ったあとに気泡が入ったときの対処法

マニキュアを塗ってすぐの状態ではあまり気泡は見えません。そのため、乾いてから気づいたということは多いでしょう。
塗っている途中に見つけた場合はハケで爪先に押し出して消すことができますが、半乾きのときや完全に乾いてから気づいたときは諦めてしまう方も多い傾向にあります。
しかし、気泡が入ってしまうと見た目が悪くなるため、以下の対処法を試してみるのがおすすめです。

半乾きの場合は、爪楊枝などで気泡をつぶすことができます。
小さなものであれば、つぶしたあとに重ね塗りをすることで跡は目立たなくなるでしょう。

完全に乾いてしまっている場合は、指先に除光液をつけて優しく表面を撫でてなめらかにするという方法があります。
しかし、ムラになってしまいやすいので、再度カラーマニキュアやトップコートを重ねましょう。

気泡の数が多い場合は、一度やすりで表面を削るのがおすすめです。
ある程度削ったら、その上からもう一度マニキュアを塗るときれいに仕上がります。
また、ネイルシールで隠したり、上からラメを重ねて隠したりするのもよいでしょう。

【ジェルネイル】セルフネイルだと気泡が入りやすい主な原因と対策

【ジェルネイル】セルフネイルだと気泡が入りやすい主な原因と対策

気泡が入ってしまうのはマニキュアだけではありません。ジェルネイルもマニキュアと同様に気泡が入ることがあります。
こちらでは、ジェルネイルで気泡が入りやすい主な原因と対策についてご紹介しますので、ジェルを使ったセルフネイルをお考えの方は、ぜひご参考にしてください。

ジェルを勢いよく混ぜすぎている

ジェルを使用する際、沈澱したジェルを均一にしたり、オリジナルカラーを作ったりする際に攪拌(かくはん)作業を行います。
その際、勢いよく混ぜると容器内のジェルに無数の空気が入り込み、その空気を含んだままのジェルを爪に乗せることになります。ジェル内に空気を取り込まないためにも、混ぜる作業はゆっくりと行うようにしましょう。

ジェルを勢いよく筆ですくっている

筆でジェルをすくう際も注意が必要です。
勢いよくすくうと筆にもジェルにも空気が入りやすいため、優しくすくうようにしましょう。
また、何度も容器の中に筆を出し入れすることでも空気が入りこみやすくなります。すくう回数にも配慮するのがおすすめです。

爪の上で筆を動かしすぎている

ムラを防ぐために、爪の上で何度も筆を往復させているという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、筆の動きが多くなるほど空気が入りやすくなってしまいます。
気泡を防ぐためにも、できるだけ筆の動きを抑えるように塗るのがポイントです。

状態が悪い筆を使用している

筆の状態が悪いと、筆の中に含まれている空気が影響して気泡が入りやすくなります。
劣化してパサついていたり、前回のジェルが付着したまま固まっていたりする場合は注意が必要です。
そのため、一度ジェルをとったら、爪の上へ乗せる前にアルミホイルなどに押し当てて筆の中にある空気を抜く作業を行いましょう。使用後の筆のケアも欠かさずに行うことが大切です。

ジェルネイルを塗ったあとに気泡が入ったときの対処法

マニキュアは乾いてから気泡に気づくことが多いのですが、ジェルネイルでは硬化する前に見えることがほとんどです。
ジェルを塗布したあとは、さまざまな角度から気泡がないか確認して硬化を行いましょう。
気泡を見つけた場合は爪楊枝の先端などでつぶして、凹凸ができないように表面を整えてから硬化します。
とくにトップジェルを塗る際に気泡が入りやすい傾向にあるため注意が必要です。

小さな気泡がいくつもある場合は、一つひとつつぶすと時間がかかるだけでなく、表面を触りすぎることで硬化後の見た目が悪くなってしまいます。そのような場合は、一度ジェルを拭って再度塗布し直すのがおすすめです。筆やジェルそのものに空気が含まれていると気泡が入りやすくなるため、一度筆をペーパーなどに押しつけて空気が入っていないか確認し、ジェルの状態もチェックしておきましょう。

気泡が入ったときは、ストーンやスタッズなどのネイルパーツを乗せて隠すという方法もあります。
気泡が大きいとネイルパーツが歪んでしまうこともあるので、大きな気泡はつぶして、その跡を隠すようにネイルパーツを乗せるのがおすすめです。

まとめ

ネイルを自身で行うと手間も時間もかかりますが、いつでも好きなときにできるのがメリットです。
とくに近年は、おしゃれなネイルパーツや高品質なマニキュア・ジェルが低価格で手に入るため、ご自身でネイルをしているという方も増えてきているようです。
しかし、せっかく手間と時間をかけてネイルをしたにもかかわらず、仕上がったあとに気泡がたくさん入っていることに気づくとショックを受けてしまうもの。そのままだと見た目が悪くなり、モチベーションも上がりません。
気泡レスの仕上がりを目指すためにも、セルフネイルを考えている方は気泡が入る原因や対処法をあらかじめチェックしておきましょう。
また、万が一気泡が入ってしまった場合の対処法を知っておくことで、ネイルをきれいに仕上げることができます。

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この記事の監修者

黒崎えり子 Eriko Kurosaki

ネイルサロン「erikonail」主宰
ネイルスクール「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会
常任本部認定講師 /
グランドマスターエデュケーター
トレンドデザイナー
(第1期、2期、3期、4期、5期)


2000年、ワールドチャンピオンシップ ・スカルプチュアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界トップレベルの技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で有数のネイリスト。
自らが主宰するサロンでのサロンワーク、スクール学院長として後進ネイリストの育成にも力を注ぐほか、ネイル業界を牽引する第一人者として雑誌、TV等のメディアを通じて幅広くネイルの魅力を発信している。
また卓越したネイル技術のみならず抜群のアートセンスは「えり子ネイル」として絶大な支持と人気を誇り、ネイルの世界にとどまらずその優れたデザイン力をいかして様々なデザイン企画も手掛け、幅広く活躍している。

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