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パラジェルとは?特徴や懸念点を押さえておこう! - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)
パラジェルとは、自爪を削らずに指先のおしゃれを楽しめるソフトジェルネイルです。「できるだけ自爪を傷つけずにジェルネイルを楽しみたい」という方は多く、ネイルサロンでも人気のメニューなのでネイリストを目指す方はしっかり押さえておきましょう。
そこで今回は、パラジェルの特徴と把握しておくべき懸念点をご紹介します。また、パラジェルのテクニックを身につける方法としてネイルスクールに通うメリットと、失敗しないスクールの選び方も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
パラジェルとは?押さえておきたい4つの特徴
日常生活でも気軽に取り入れることができ、指先を華やかに魅せてくれるネイル。とくにソフトジェルネイルはサロンでも主流となっており、なかでもパラジェルは高い人気を誇ります。そんなパラジェルの特徴を4つご紹介します。
爪が傷みにくい
最大の特徴として挙げられるのが、自爪への負担が少なく傷みにくいという点です。
一般的にジェルネイルは、自爪をサンディング(削ること)することでジェルとの密着度を高めています。自爪の表面に溝ができることでジェルが剥がれにくくなる反面、自爪がダメージを負い薄くなりやすいという欠点がありました。
その点、パラジェルに使用するジェルは溝のないなめらかな自爪にも密着するため、わざわざ削る必要がなく健康的な自爪を保つことができます。さらに、ジェルをオフする際も自爪を削らないためダメージが少ないという特徴があります。
基本的にジェルネイルはベース、カラー、トップの3層で構成されています。パラジェルではトップとカラーのみマシンでオフし、自爪に最も近いベースはプッシャーで丁寧にオフするため自爪を傷つけにくいのです。
ネイルにより指先は美しく見えますが、「オフすると自爪がボロボロ」という方も少なくありません。とはいえ、「忙しくて指先まで完璧にケアするのは難しい」という方もいるのではないでしょうか。パラジェルは、仕事や家事に忙しい現代人におすすめのメニューなのです。
施術時間が比較的短い
パラジェルの特徴として、一般的なジェルネイルと比べて硬化時間が短く施術時間を短縮できるという点も挙げられます。従来のジェルネイルではジェルの硬化にUVライトを使用しますが、パラジェルではLEDライトを使用します。これにより数十秒~数分硬化時間を短縮できるため、「忙しくて時間が取れない」「ジェルが固まる前に手を動かしてしまう」という方でも気軽に楽しむことが可能です。
発色がよく退色しにくい
発色のよさを長期間キープできるという点もパラジェルの特徴のひとつです。
ネイルを楽しむ上で「理想の色に仕上がるかどうか」「理想の色をどれだけキープできるか」はとても重要で、ネイリストにとってはお客さまの満足度を左右する重要なポイントといえます。
その点、パラジェルでは高品質かつ高発色の顔料を使用するため、イメージどおりのデザインに仕上がりやすいというメリットがあります。さらに退色・変色にも強く、お気に入りのデザインをより長く楽しむことができます。
ネイルの持ちがよい
発色のよさだけでなく、耐久性に優れている点もパラジェルの特徴のひとつです。自爪の状態により差はありますが、およそ3~4週間キープすることができます。なお、場合によってはそれ以上に保たせることも可能ですが、自爪が伸びてくるとジェルとの境目ができてアンバランスに見えますし、ジェルが破損しやすくなるため一度オフするのが望ましいでしょう。
併せて押さえておきたいパラジェルの懸念点
さまざまな魅力のあるパラジェルですが、懸念点もあります。ネイリストとして働くなら、お客さまに説明できるようしっかり押さえておきましょう。
高い技術力が必要
まず押さえておきたいのが、パラジェルには高度なテクニックが必要となるためセルフネイルには不向きという点です。
パラジェルの最大の特徴である「サンディングが不要」という点ですが、サンディングには自爪の表面に溝を作ることでジェルの密着度を高めるほか、自爪の角質や甘皮を処理するという役割があります。角質や甘皮が残っていると硬化したジェルが剥がれやすくなるため、耐久性をよくするという点でもサンディングは大切な工程です。そのため、パラジェルのようにサンディング不要のネイルでは、ジェルを塗布する前の下準備が非常に重要なのです。
セルフで行う場合、下準備が不十分であるためにジェルが浮いたり剥がれたりする可能性があります。美しい仕上がりを長期間キープするには、プロのネイリストを頼るのがおすすめです。
消費期限が比較的短い
パラジェルはほかのジェルと比べて消費期限が短めです。種類により差はありますが一般的に半年を目安に使い切る必要があり、開封後3ヶ月以内の使用を推奨しているものもあります。大量に購入するのは避け、消費期限を確認しながら使用するよう心掛けましょう。
臭いが強い
また、臭いが強いということも把握しておきたい点です。とくに消費期限が迫っているパラジェルは臭いが強くなるため、店内が狭いネイルサロンではお客さまを不快にさせてしまう可能性があります。消費期限内であれば品質は保証されてはいますが、開封後は早めに使い切ることをおすすめします。
価格が高い
パラジェルは消費期限が短めであるのに加え、高品質な顔料を使用するため価格が高めという懸念点もあります。そのためサロンのメニューに取り入れるなら、よく考えてから料金設定をすることが重要になります。ただし、料金とネイリストの技術力が見合っていないとお客さまの満足度にも影響するため、高度なテクニックを身につけておくことも必要不可欠です。
パラジェルを使ったネイルを学ぶならネイルスクールがおすすめ!
ネイルについて学ぶなら、ネイルスクールを利用するのがおすすめです。教育体制の整ったスクールであれば効率よくテクニックを磨くことができ、さらに資格取得にも挑戦できます。資格を取得することで就職が有利になるだけでなく、待遇面でプラスになる可能性もあります。もちろん、パラジェル以外のネイルについて学ぶことも可能です。同じスクールに通う生徒と切磋琢磨しながら成長できるため、プロのネイリストを目指すならネイルスクールをぜひ検討してみてください。
失敗しない!ネイルスクールを選ぶ際のチェックポイント
ネイルスクールは全国各地にありますが、どこを選ぶかによって費用や成長スピードなどに大きく差が出ます。まずは以下3つのポイントを押さえておきましょう。
なお、スクールの選び方は以下の記事でも詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください。
>>>併せて読みたい!後悔しないネイルスクールの選び方から支払い方法までご紹介!
通いやすさ
まず重視しておきたいポイントが、スクールへの通いやすさです。これは通学に要する時間や距離だけでなく、自身の生活スタイルに合わせて通学できるかどうかも含めて考える必要があります。「通学手段を確保できるか」「仕事と両立して通えるか」などを事前に確認しておき、ストレスなく通学できるネイルスクールを選ぶようにしましょう。
JNA認定校か
高度なテクニックを身につけるには、カリキュラムの内容や指導にあたる講師の質も重視しなくてはなりません。基準となるポイントとして、JNA認定校かどうかも確認しておきましょう。JNAとは「日本ネイリスト協会」のことで、ネイルの普及とネイリストの技能向上を目指して1985年に設立された機関です。JNAの認定を受けていることはプロのネイリスト育成のためのスクールである証明であり、質の高い教育を受けることができます。さらに認定校でのみ受験できる検定や試験などもあり、資格取得はネイリストとして就職する際の強みにもなります。
就職サポートがあるか
ネイルスクールの中には、卒業後の就職をサポートしてくれるところもあります。「ネイリストとして現場に立ちたい」「働きながら新たな就職先を探すのは大変」という方は、就職サポートの有無も確認しておくとよいでしょう。既存のサロンに就職する以外にも、自身のサロンを開業するという道もあり、相談しつつサポートを受けることができます。
まとめ
自爪へのダメージが少なく、発色のよさを長期間楽しめるなどの魅力から人気の高いパラジェルですが、セルフで楽しむには高い技術力が必要になります。故にネイルサロンで施術を受ける方も多いため、ネイリストを目指すならマスターしておくべきメニューのひとつです。
ネイルスクールに通えばパラジェルのテクニックを習得できるほか、自爪そのものの知識を深めることもできます。上記のポイントを参考にし、自身に合ったスクールを探してみてはいかがでしょうか。