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サロンワークとは?ネイリストの仕事内容やスキルアップのコツを伝授 - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

サロンワークとは?ネイリストの仕事内容やスキルアップのコツを伝授

ネイリストとして働く上で、ネイルサロンのサロンワークを理解し、その業務を全うするためスキルを高めることは欠かせません。

そこで今回は、サロンワークの概要とともに、ネイリストがサロンワークをする際の業務についてご紹介します。あわせて、サロンワークに取り組む上で大切なポイントもご紹介しているので、ぜひご参考にしてください。

サロンワークとは?

サロンワークとは、サロン(美容室や理容室、エステなど、美容関連のサービスを提供する場所)で行われる業務全般を指します。たとえば、ヘアサロンでは髪の毛を切ったり染めたり、ヘアアレンジを施したりすることがサロンワークに該当します。そして、ネイルサロンではお客さまの爪をケアしたりカラー・アートを施したりすることが主なサロンワークです。
このほか、サロンの種類を問わず共通する業務、たとえば店舗内の掃除や売上の管理、広告の出稿などもサロンワークに当てはまります。

ネイリストのサロンワークとは

ネイリストのサロンワークとは

では、ネイルサロンにおけるネイリストのサロンワークには、具体的にどのような内容が挙げられるのでしょうか。以下で、主な業務を6つご紹介します。

施術業務

まず挙げられるのは、ネイルケア・ネイルアートをはじめとする「施術業務」です。

ネイルケアでは、手指の消毒や甘皮の処理、爪の形の調整、爪の保湿などを行います。この業務の目的は、お客さまの爪をより美しくすること、そしてのちに施すネイルを長持ちさせることです。仮に甘皮が残ったままだと、手先が荒れているように見えるほか、爪に栄養が届きづらくなります。また、ポリッシュやジェルが爪に密着せず剥がれやすくなってしまうのです。そのため、ネイルケアはネイルサロンにおける業務の中でも、とくに重要なサロンワークといえます。

ネイルアートでは、お客さまの爪にカラーやアートを施します。ポリッシュやジェル、スカルプなど、ネイルの素材にはさまざまな種類があるので、お客さまの要望を踏まえて施術していきます。

接客業務

ネイルサロンに訪れたお客さまを出迎える「接客業務」も、サロンワークのひとつです。具体的には、たとえば来店したお客さまの予約内容を確認したり、そのお客さまを待合室へご案内したり、電話・Webサイトからの問い合わせに対応したり、お会計を担当したりします。
施術業務はもちろん、接客業務でも直にお客さまとコミュニケーションをとるため、笑顔を心掛けること、そしてホスピタリティを意識することが大切です。

ネイル用品の販売業務

ネイルサロンによっては、キューティクルオイルやネイルファイル、ハンドクリームなど、ネイル用品の販売も行っており、この場合はサロンワークとして「販売業務」も行います。
販売業務では、単に押し売りしてしまわないよう注意が必要です。もしそうしてしまうとお客さまに不信感を抱かれ、最悪の場合は二度と利用してもらえなくなってしまいます。こうした事態を未然に防ぐためにも、取り扱っている商品を自ら使い、知識を深めた上でお客さまに提案しましょう。

販促業務

多くのお客さまに自らのネイルサロンを利用してもらうには、販促に注力することが欠かせません。そのため、ネイリストのサロンワークには「販促業務」も挙げられます。具体的には、「新規のお客さまは通常料金から◯%OFF」「お友達を紹介してくれたお客さまには特典をプレゼント」など、お客さまがメリットを得られるキャンペーンを実施するのが一般的です。
ただし、これらの販促は競合のネイルサロンも実施していることがほとんど。そのため、うまく差別化を図りながら、独自のキャンペーンを行うことが大切です。

売上管理業務

オーナー・店長クラスになると、サロンワークとして「売上管理業務」を担うようになります。具体的には、前もって月ごとの予算・計画を立て、その内容に対する実際の売上実績をまとめます。本社が別にある場合は、定められたフォーマット通りに報告書を作成して提出します。
ネイルサロンの経営を成り立たせるには、「経費<売上」の状態をキープし続けなければなりません。そのため、もし売上が少ないようなら販促業務に力を入れたり、施術の単価を見直したりと対策をとるようにしましょう。

育成業務

お客さまに満足してもらえる施術を行うには、継続的にネイリストのスキルアップを図る必要があります。そのため、ネイリストのサロンワークには「育成業務」も挙げられます。
ネイリストとして働いている以上、基本的な知識・技術は備わっていて当然です。しかし、実際にお客さまと対峙すると緊張が勝り、実力を十分に発揮できなくなることも。また、これまでに対応したことがないオーダーを受ける可能性もあります。このような事態にも臨機応変に対応するには、業務終了後に練習会をするなどして、ネイリストを育成し成長を促すことが大切です。

サロンワークで大切なポイント

サロンワークで大切なポイント

ネイルサロンにて、サロンワークに取り組む際は以下の2点に留意しましょう。

お客さまの要望に合う施術を行う

お客さまによって希望のネイルカラー・アートは異なります。たとえば、ワンカラーネイルをご希望の方もいれば、ぼんやりとしたデザインが特徴的なニュアンスネイルをご希望の方もいます。
もしお客さまの要望に応えられないとなると、顧客満足度が下がるほか、2度目の来店も叶わなくなってしまいます。そのため、流行りのネイルカラー・アートを中心に施術の練習をし、対応できるデザインの幅を広げておきましょう。

施術を時間内で終わらせる

人気のネイルサロンだと、予約が分刻みで入っていることもしばしば。この場合、施術時間を厳守する必要があります。また、場合によってはお客さまの都合を考慮して、予定していた施術時間を短縮しなければならないこともあるかもしれません。
このように、ネイルサロンの施術には「時間との戦い」という面もあるため、日頃からタイマーを使って時間を意識した練習を行うようにしましょう。

スキルアップするための方法

ネイリストとしてサロンワークを全うするには、自らのスキルアップを図る必要があり、その方法には以下の2つが挙げられます。

先輩スタッフの技術を参考にする

もっとも手軽なスキルアップの方法は、同じネイルサロンで働く先輩スタッフの技術を参考にすることです。自分よりも経験が豊富な先輩スタッフは、知識・技術ともに秀でていることがほとんど。その先輩スタッフの技術を細かく観察し真似ることで、サロンワークの上達につながります。
とはいえ、もちろん主体的に学ぶことも大切なので、ただ真似るだけではなく「どういうことに気をつけているか」「何かコツはあるのか」などを積極的に尋ねることも大切です。

セミナーを受講する

主体的に学びスキルアップを図るという点では、セミナーを受講するのもおすすめです。セミナーと一言でいってもその種類はさまざまで、たとえば「施術の時間短縮法を学べるセミナー」「ネイルアートのスキルを高めるセミナー」などがあります。今足りないものは何か、もしくはもっと伸ばしたいスキルは何かを考えて、自分に合ったセミナーでスキルアップを図りましょう。

まとめ

ネイルサロンにおけるネイリストのサロンワークには、「施術業務」「接客業務」「ネイル用品の販売業務」「販促業務」「売上管理業務」「育成業務」の6つがあります。一度ですべてを覚える必要はありませんが、6つともできるようになれば、それは一人前のネイリストになった証かもしれません。今回ご紹介したスキルアップの方法を参考に自らの能力を高めて、サロンワークを全うできるネイリストを目指しましょう。

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この記事の監修者

黒崎えり子 Eriko Kurosaki

ネイルサロン「erikonail」主宰
ネイルスクール「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会
常任本部認定講師 /
グランドマスターエデュケーター
トレンドデザイナー
(第1期、2期、3期、4期、5期)


2000年、ワールドチャンピオンシップ ・スカルプチュアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界トップレベルの技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で有数のネイリスト。
自らが主宰するサロンでのサロンワーク、スクール学院長として後進ネイリストの育成にも力を注ぐほか、ネイル業界を牽引する第一人者として雑誌、TV等のメディアを通じて幅広くネイルの魅力を発信している。
また卓越したネイル技術のみならず抜群のアートセンスは「えり子ネイル」として絶大な支持と人気を誇り、ネイルの世界にとどまらずその優れたデザイン力をいかして様々なデザイン企画も手掛け、幅広く活躍している。

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