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中卒でもネイリストは目指せる?プロになる一般的なルートをご紹介 - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)
ネイリストの仕事は華やかなイメージがあり、憧れている方は多いもの。しかし、なかには学歴が心配でネイリストの夢を諦めている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、中卒でもネイリストになれるのか否かをはじめ、ネイリストになるまでの一般的なルートや取得しておきたい資格などについてまとめているので、ぜひご覧ください。
気になる疑問!中卒でもネイリストになれる?
職種によっては学歴が影響するため、ネイリストになりたくても「中卒だとなれないのでは?」と思っている方もいるでしょう。結論からいうと、中卒でもネイリストになれます。
ネイリストの仕事は、実力重視です。基本的に学歴は関係ないので、実力さえあれば中学卒業後すぐにネイリストとして働くこともできます。ただし、ネイリストになるには実力を証明するための資格がないとネイルサロンへの就職が難しい場合もあります。ネイリストを目指すのであれば、資格を取得しておくのがおすすめです。
中卒からネイリストになる一般的なルート
中卒でネイリストを目指す一般的なルートは、主に6つあります。
ネイルスクールに通い卒業後にネイルサロンで働く
もっともポピュラーなのが、ネイルスクールに通い卒業後にネイルサロンで働く方法です。ネイルスクールは2年制のところが多く、基礎からしっかり学ぶことができます。また、資格も取得しやすく就職先が見つけやすいというメリットがあります。
通信教育で資格を取得してからネイルサロンで働く
このほか、通信教育を利用して資格を取得し、ネイルサロンで働くという方法もあります。通信教育は、送られてきた教材をもとに勉強を進めていく学習スタイルです。講師から直接教われないので技術面で伸び悩んでしまう場合もありますが、通信教育によってはスクーリング制度を設けています。
スクーリング制度とは、定期的に近くの指定された学校に足を運び、講師に直接教えてもらえる制度のこと。ネイル技術をチェックしてもらったり、アドバイスを受けたりできるので通信教育でも資格取得が可能です。
さらに、利用する通信教育によっては添削してくれるところもあります。仕上げるまでの工程は見てもらうことはできませんが、ネイルの仕上がりはチェックしてもらえます。これにより、どの部分を直したほうがよいのかが見えてきます。あとは自身で対策を講じることにより、難易度があまり高くないネイルの資格であれば通信教育でもスムーズに取得することが可能です。
独学で資格を取得してからネイルサロンで働く
中卒からネイリストを目指す方法には、独学もあります。独学は自分のペースで学べるので、時間をあまり気にする必要がありません。仮に、勉強する時間が数日間連続してとれなかった場合でも、「課題を出さなきゃ」と焦ってしまうこともないのです。そのため、マイペースに学習を進めることができます。
ただし、独学は資格の難易度が高くなると取得が難しくなります。試験は短期間で何度も受けられるわけではないので、「不合格になってしまうと取得までに時間がかかる」という点に注意しましょう。
未経験者を募集しているネイルサロンで働く
このほか、未経験者を募集しているネイルサロンで働くことにより、ネイリストになることができます。ただし、ネイルサロンに勤務してすぐにネイリストになれるというわけではありません。最初はアシスタント業務から始まり、ネイルの知識・技術を身につけていきながら徐々にネイリストとして働けるようになります。
自身のネイルサロンを開業して働く
ネイリストになる方法には、ネイルサロンの開業もあります。ネイルサロンを開業すれば自身の好きな働き方ができ、さらにコンセプトやメニューなども好みに合わせて立案できます。企業勤めではないので、努力次第で高収入を得ることもできるでしょう。
フリーランスとして働く
「費用をあまりかけずにネイリストになりたい」という場合は、ネイルサロンと契約を結び業務委託として働く方法もあります。このほか、依頼があればお客さまの自宅やイベント会場で施術を行う出張ネイリストという働き方もあるので、ほかの仕事をしながらネイリストになることが可能です。
中卒でネイリストを目指すなら取得しておきたい資格
前述したように、ネイリストは実力重視です。その実力を証明するためには資格が必要なので、積極的に取得するようにしましょう。
JNECネイリスト技能検定
JNECネイリスト技能検定は、ネイルに関する正しい知識・技術を身につけているかを証明する資格です。3級・2級・1級と3段階に分かれており、飛び級ができないのでまずは3級から取得しなければなりません。ネイリスト技能検定3級の受験資格は「義務教育修了者以上」です。そのため、中卒の方であっても受験することができます。
なお、多くのネイルサロンでは「2級以上」の取得が推奨されています。
JNAジェルネイル技能検定
JNAジェルネイル技能検定は、ジェルネイルに特化した資格です。初級・中級・上級の3段階に分かれており、ジェルネイル技能検定も飛び級はできません。そのため、初級からの取得が必要です。
なお、初級の受験資格は「義務教育修了者以上」となっており、ネイルサロンでは「中級以上」の取得が推奨されています。
ネイルサロン衛生管理士
ネイルサロン衛生管理士は、ネイルサロンにおける衛生管理に関する資格です。お客さまが安心して利用できることを証明する資格になっているため、とくに独立開業する方は取得するのが望ましいといえます。
ネイルサロン衛生管理士の受験資格は、「18歳以上」です。実務経験は問われないので、18歳以上の方なら誰でも受験できます。
中卒でプロを目指すならネイルスクールに通うのがおすすめ
中卒でプロのネイリストを目指すなら、ネイルスクールへの通学がおすすめです。以下では、その理由を3点ご紹介します。
知識・技術を効率よく習得できる
ネイルスクールではカリキュラムが組まれており、必要な知識・技術を効率よく習得できます。仮に、わからなくて躓く部分があったとしても講師に聞けるので、スムーズに解決できるでしょう。
さらに、技術面においては間違いがあればその場で指導してもらえます。誤った方法で進めなくて済むので、効率よく習得できます。
資格が取得しやすい
ネイルスクールでは試験対策が行われているため、資格を取得しやすいのが魅力です。試験の難易度が高くなるとその分覚えなければならないことがたくさんあり、すべてを把握するには時間が足りません。そうなると、資格取得までに数年かかってしまうことも。その点、ネイルスクールではプロの講師がこれまでの試験内容をチェックし、対策を立ててくれます。出題されやすい問題を重点的に学ぶことで、合格できる可能性がグッと高まるのです。
就職をサポートしてもらえる
ネイルスクールでは、就職のサポートも行っています。希望条件に合うネイルサロンを紹介してもらったり、面接で提出するネイルチップ作成のアドバイスを受けたりが可能です。
ネイルスクールにはサロンからのオファーがたくさんくるので、自身の働きたい就職先を見つけやすいといえるでしょう。
まとめ
ネイリストは実力重視で学歴は問いません。そのため、中卒でもプロを目指すことができます。ただし、前述したようにネイリストになるには実力を証明できる資格が必要です。この資格は必須ではありませんが、取得しておくことで就職が有利に働きます。また、お客さまにとっても資格はネイルサロン選びの判断材料のひとつにもなるので、プロのネイリストを目指すのであれば取得しておいたほうがよいといえるでしょう。
ネイル関係の資格は難易度が高くなると独学での取得が難しくなるため、スムーズに合格できるようネイルスクールで学ぶのがおすすめです。ネイルスクールに通えば資格取得だけでなく、自身の希望条件に合う就職先も見つけることができ、プロデビューがしやすくなります。そのため、ネイリストを目指している方はネイルスクールに通ってみてはいかがでしょうか。