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クラックネイルとは?初心者でも手軽で簡単に爪がおしゃれになる方法 - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

クラックネイルとは?初心者でも手軽で簡単に爪がおしゃれになる方法

ネイルアートと一言でいっても、その種類はさまざまです。たとえば、クールでロックなデザインには「クラックネイル」が挙げられます。

そこで今回は、クラックネイルの特徴や作り方、おすすめの組み合わせカラーなどについてご紹介します。個性あふれるネイルアートの技術を身につけたい方は、ぜひご参考にしてください。

手軽で簡単におしゃれ度がアップするクラックネイルとは?

そもそもクラック(crack)とは、「裂け目」「割れ目」「傷」などを意味する英単語です。そこから転じて、クラックネイルとは「ひび割れたようなデザインになるポリッシュネイル」を指します。
ベースとなるネイルカラーを塗った後、その上からクラックネイル用のポリッシュを塗ると少しずつひび割れを起こし、まるでヒョウ柄のような模様になります。ネイルの基礎さえ押さえていれば特別な技術がなくてもできるため、比較的初心者向けのネイルアートといえるでしょう。

押さえておこう!クラックネイルに必要なものと作り方

押さえておこう!クラックネイルに必要なものと作り方

クラックネイルに挑戦するには、まず必要なものとその作り方を押さえる必要があります。

用意するもの

クラックネイルを楽しむ上で必要なものは、主に以下の4つです。

ベースコート 自爪を保護したり色素沈着を防いだりするアイテム
ポリッシュ ベースカラー用 クラックネイルのベースカラーになるポリッシュ
クラックネイル用 ベースカラーの上に塗布するクラックネイル用のポリッシュ
トップコート ネイルアートを保護したりツヤを出したりするアイテム

このほか、爪からはみ出たネイルポリッシュを除去する際に使用する「ウッドスティック」や、やり直しする際にあると便利な「リムーバー・コットン」も用意しておくと安心です。

クラックネイルの作り方

クラックネイルの作り方はとても簡単。以下の4ステップを押さえれば、誰でもいつものポリッシュネイルをひび割れさせることができます。

1.ベースコートを塗布する

まず、爪にベースコートを塗ります。このとき液を取りすぎるとヨレる可能性があるため、少量にすることを意識しましょう。また、爪の中央・右側・左側(左右逆でもOK)の順に根本から爪先にかけて薄く塗るのも重要なポイントです。

2.ベースカラーを塗布する

ベースコートが乾いたら、ベースカラー用のポリッシュを塗ります。基本的に何色でも問題ないですが、上からクラックネイル用のポリッシュを重ねるため、その色に合うよう選ぶことが大切です。
なお、塗り方はベースコートの方法と同様です。色味を濃くしたい場合は重ね塗りをしましょう。

3.クラックネイル用のポリッシュを塗布する

次に、クラックネイル用のポリッシュを塗っていきます。このときポイントとなるのは、ベースコート・ベースカラーとは異なり「液をたっぷり取って塗ること」です。薄く塗るとひび割れが起きず、二度塗りをするときれいな仕上がりにならなくなります。一度できれいなひび割れを出現させるためにも、クラックネイル用のポリッシュは厚く塗るよう心掛けましょう。

4.乾いたらトップコートを塗布する

クラックネイル用のポリッシュが乾き始めると、徐々にひび割れが起こります。その様子を確認しつつ、ポリッシュが完全に乾き切ったらその上からトップコートを塗布して完成です。

大理石ネイルを応用したジェルでクラックネイルを作る方法

大理石ネイルを応用したジェルでクラックネイルを作る方法

クラックネイル特有のひび割れデザインは、ジェルネイルでも再現できます。このとき、大理石ネイルの作り方を意識すると、よりかわいくきれいな仕上がりになります。

用意するもの

ジェルを使ってクラックネイルのデザインを再現する場合は、主に以下の5つが必要です。

ベースジェル 自爪とカラージェルの接着剤としての役割を持つアイテム
カラージェル ベース用 クラックネイルのデザインにおいてベースカラーになるジェル
クラック用 ベースカラーの上にクラックを意識して塗布するジェル
クリアジェル(トップジェル) ネイルアートを保護したりツヤを出したりするアイテム
LED・UVライト ベース・カラー・クリアジェルを硬化するためのアイテム

このほか、甘皮を押し上げて除去しやすくする「キューティクルプッシャー」や、自爪を傷つけて
ジェルを密着させやすくする「ネイルファイル」もあると便利です。

ジェルでクラックネイルを作る方法

クラックネイル特有のひび割れデザインをジェルで再現する方法はいくつかあります。以下では、その中でもとくに簡単な方法をご紹介します。

1.ベースジェルを塗布して硬化する

まず、爪にベースジェルを塗布して硬化します。ベースジェルには、自爪が色素沈着を起こさないようにしたり、塗布したカラージェルがすぐに剥がれるのを防いだりする役割があるため、塗り忘れないよう注意しましょう。

2.ベース用のカラージェルを塗布して硬化する

次に、ベース用のカラージェルを爪全体に塗布して硬化します。このとき、筆圧を変えないよう意識しながら爪先に向かって真っ直ぐに動かすのがポイントです。
クラックネイル特有のひび割れデザインにおいて、ベース用のカラージェルの色はクラックのラインになります。この点を考慮して、どのカラーにするか慎重に選びましょう。

3.クラック用のカラージェルを塗布して硬化する

続いて、クラック用のカラージェルを塗布していきます。このときのポイントは、ベースのカラージェルがクラックのラインになるよう意識して塗ることです。爪全体に塗るのではなく、クラックのライン部分は空けるようにして慎重に塗布しましょう。

4.トップジェルを塗布して硬化する

うまくひび割れのデザインを再現できたら、トップジェルを塗布して硬化し完成です。

ぜひご参考に!クラックネイルおすすめの組み合わせカラー

最後に、クラックネイルにおすすめのカラーの組み合わせをご紹介します。

ピンク×シルバー

ピンク×シルバーのクラックネイルは、かっこよさとかわいさを兼ね備えた甘辛ミックスな印象に。すべての爪をクラックネイルにするのではなく、2箇所ほどピンクのワンカラーネイルにすれば、個性的なデザインでありながらも落ち着いた雰囲気を演出できます。

シルバー×メタリックブルー

シルバー×メタリックブルーの組み合わせにすると、クールなクラックネイルに仕上がります。「かっこいいネイルアートを施したい」「指先を輝かせたい」という方に、とくにおすすめです。

ベージュ×ブラック

ベージュ×ブラックのクラックネイルにすると、まるでヒョウ柄のようなデザインになります。筆を使って地道に柄を作るよりも簡単なので、手間なくヒョウ柄ネイルを楽しめます。大人モードな指先にしたい方は、ぜひ試してみてください。

まとめ

クラックネイルは、あっという間に個性あふれる指先にできるポリッシュネイルです。ネイル初心者の方も挑戦しやすいほど簡単ですし、ジェルネイルでも気軽に似たようなデザインにできます。
「クールでかっこいいネイルアートを施せるようになりたい」「お客さまの要望に応えられるよう、デザインの幅を増やしたい」という方は、今回ご紹介した方法を参考に練習してみてください。

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この記事の監修者

黒崎えり子 Eriko Kurosaki

ネイルサロン「erikonail」主宰
ネイルスクール「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会
常任本部認定講師 /
グランドマスターエデュケーター
トレンドデザイナー
(第1期、2期、3期、4期、5期)


2000年、ワールドチャンピオンシップ ・スカルプチュアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界トップレベルの技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で有数のネイリスト。
自らが主宰するサロンでのサロンワーク、スクール学院長として後進ネイリストの育成にも力を注ぐほか、ネイル業界を牽引する第一人者として雑誌、TV等のメディアを通じて幅広くネイルの魅力を発信している。
また卓越したネイル技術のみならず抜群のアートセンスは「えり子ネイル」として絶大な支持と人気を誇り、ネイルの世界にとどまらずその優れたデザイン力をいかして様々なデザイン企画も手掛け、幅広く活躍している。

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