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ハードジェルネイルって何?押さえておきたいメリット・デメリット - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

ハードジェルネイルって何?押さえておきたいメリット・デメリット

ジェルネイルが誕生した当初から存在する「ハードジェルネイル」。ソフトジェルネイルに比べて楽しめるアートの幅が広いこともあり、開発当初から現在まで高い人気を誇るネイルです。

そこで今回はハードジェルネイルに焦点を当て、ソフトジェルネイルとの違いやメリット・デメリット、どういう場合に適しているか、オフ方法などをご紹介します。ぜひご覧ください。

ハードジェルネイルとは?ソフトジェルネイルとどう違う?

ハードジェルネイルは、硬くて強度のあるゲルを自爪に塗布し、特殊なライトを使い硬化させることで完成するネイルです。横から見たとき爪に厚みが出るのが特徴で、その独特なフォルムとツヤにより美しく印象的な指先を演出します。また、マニキュアに比べて長持ちするのも特徴です。
少し前まで、セルフネイルといえばマニキュアが一般的でしたが、今ではセルフジェルネイルを楽しむ方も増えています。

ハードジェルネイルとソフトジェルネイルとの違いは、使用するゲルの硬さにあります。
ハードジェルネイルで使用するゲルは、上述のとおり硬くて高強度なのが特徴です。一方で、ソフトジェルネイルで使用するゲルは付け心地が軽く、初心者でも扱いやすいのが特徴といえます。また、カラーバリエーションも豊富にあるため、現在ではネイルサロンの主流といえばソフトタイプです。
しかし、ハードジェルネイルはジェルネイルが開発された当初、発色・持ちのよさで多くの人を魅了しました。その名残りから、今でも多くの人が支持しています。

ハードジェルネイルのメリット・デメリット

ハードジェルネイルのメリット・デメリット

根強いファンを持つハードジェルネイルですが、メリットもあればデメリットもあります。「人気があるから」という理由だけで選んで後悔することがないよう、しっかり把握しておきましょう。

メリット

ハードジェルネイルのメリットとして挙げられるのは「持ちのよさ」です。
ジェルネイルの持ち期間は一般的に2~3週間程度ですが、ハードタイプであれば1か月程度とさらに長めです。自爪への密着度が高いため、オイリー肌でソフトジェルネイルが剥がれやすいという方も長く楽しめます。また、自爪が薄いとゲルが定着しにくいことがありますが、その場合にもハードジェルネイルはおすすめです。

くわえて、ハードジェルネイルには「ひび割れや折れに強い」というメリットもあります。使用するゲルの分子の結合面が多いため、硬度と強度のある仕上がりになるのです。
ネイルをする上で、耐久性は重視すべきポイントのひとつ。指先に施すだけで手元をおしゃれに演出できる分、デザインの一部が割れていたり剥がれている爪があったりすると、悪目立ちしやすくなります。指先を使う機会が多い方はとくに注意が必要で、たとえば仕事で機械を操作することがある方は、機械に擦れてネイルが欠ける可能性があります。またパソコン作業が多い方も、キーボードを打つ際の衝撃でネイルが脆くなり傷つく可能性があります。
その点、耐久性に優れたハードジェルネイルはダメージを受けにくいため、ひびが入ったり爪が折れたりするリスクが少なく、ツヤや発色を長期間キープすることができます。

デメリット

ハードジェルネイルのデメリットは「セルフできれいに仕上げるには技術が必要」という点です。
使用するゲルが硬いため、初心者には扱いが難しく、失敗するとリフトが起きてしまう可能性があります。リフトとは、ネイルが浮いて自爪との間に隙間が生じること。カビが発生する原因にもなるため、万が一リフトが起きた際はネイルオフしなくてはなりません。

さらにハードジェルネイルは、オフをするにもそれなりの技術が必要です。ソフトジェルネイルと違いリムーバーでは落ちないため、ヤスリを使用して削り落としますが、その際に誤って自爪を傷つける恐れがあります。初心者の方はとくに、細心の注意を払って取り組むようにしましょう。

こんな場合はハードジェルネイルを使用するのがおすすめ!

こんな場合はハードジェルネイルを使用するのがおすすめ!

ジェルネイル初心者の中には、「ハードとソフト、どちらが自分に合っているのかわからない」という方もいるかもしれません。そこで以下にて、ハードジェルネイルがどういう方に適しているのかをケースごとにご紹介します。

長さ出しをする場合

ジェルネイルというと、指先よりもネイルが長い仕上がりをイメージする方もいるのではないでしょうか。もともと自爪が長い方もいますが、人によってはハードジェルネイルで長さを足している場合があります。

ハードタイプは強度があるため、自爪の3分の2程度の長さをゲルで作ることができます。一方、ソフトタイプだと自爪の3分の1程度が限界で、場合によってはひび割れが起きる可能性もあります。ネイルが長いと指も長く見えるため、自爪が短い方や華奢な指に見せたい方はハードジェルネイルで長さ出しをしてみてはいかがでしょうか。

パーツをたくさん使用する場合

ハードジェルネイルは、ストーンやスタッズなど重さのあるパーツを飾りたい場合にもおすすめです。ネイルパーツを使用すると、使用しない場合と比べてネイルアートの存在感が増すほか、デザインの幅も広がります。しかし、パーツの重さや厚み、形によっては衝撃により剥がれ落ちたり傷ついたりする可能性も。その点、ハードジェルネイルなら硬めのゲルでパーツをしっかり固定できるので、さまざまなデザインを安心して楽しむことができます。

結婚式やデートなど、「個性的なデザインで魅せたい」「ゴージャスな雰囲気にしたい」という場合には、ぜひハードジェルネイルとパーツの組み合わせに挑戦してみてください。

アセトンアレルギーがある場合

ソフトジェルネイルをオフする際はアセトンという専用のリムーバーを使用しますが、人によってはアセトンが刺激になる恐れがあります。硬化したゲルを溶かすほど強い溶剤なので、アレルギー体質の方のほか、長期的なアセトンの使用により肌が敏感になっている方は使用を避けるのが堅実です。
そのため、アセトンが合わない場合は、あらかじめハードジェルネイルを選ぶとよいといえます。

ハードジェルネイルをオフする方法

ハードジェルネイルをオフする際は、ゲルを削るヤスリの役割を担う「ファイル」と、自爪になめらかさを出すスポンジ状の「バッファー」を使用します。
ファイルには複数の種類があるほか、ヤスリの粗さを表すグリッド数も選ぶことができます。ネイルオフに使用するなら、グリッド数が100~180のアクリルファイルを選択しましょう。

まずはファイルを使用し、表面からゲルを削っていきます。その際、ネイルチップやフォームを使用して長さを足している方は、あらかじめニッパーで短くカットしておきましょう。カットしたらファイルを爪先にすべらせ、長さを整えます。
ある程度ゲルを削ったら、バッファーで残ったゲルを削ります。ベースとなるゲルは透明度が高く自爪と区別がつきづらいため、自爪が見えてきたらファイルからバッファーに切り替えることをおすすめします。
きれいに磨き終えたら、自爪をキューティクルオイルでケアして完了です。

まとめ

ジェルネイルが誕生した頃から現在まで、多くの人々に支持されているハードジェルネイル。ソフトタイプよりもツヤが出るほか、強度が高く日常生活で傷がつきにくいなど、さまざまな魅力があります。ただし、セルフジェルネイルとしては難易度が高いため、「どうしてもネイルが浮いてくる」「より凝ったデザインにしたい」「自爪へのダメージが心配」というような場合はネイルサロンを利用するのがおすすめです。

この記事を参考に、ハードジェルネイルでオリジナリティのある指先のおしゃれを楽しんでください。

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この記事の監修者

黒崎えり子 Eriko Kurosaki

ネイルサロン「erikonail」主宰
ネイルスクール「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会
常任本部認定講師 /
グランドマスターエデュケーター
トレンドデザイナー
(第1期、2期、3期、4期、5期)


2000年、ワールドチャンピオンシップ ・スカルプチュアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界トップレベルの技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で有数のネイリスト。
自らが主宰するサロンでのサロンワーク、スクール学院長として後進ネイリストの育成にも力を注ぐほか、ネイル業界を牽引する第一人者として雑誌、TV等のメディアを通じて幅広くネイルの魅力を発信している。
また卓越したネイル技術のみならず抜群のアートセンスは「えり子ネイル」として絶大な支持と人気を誇り、ネイルの世界にとどまらずその優れたデザイン力をいかして様々なデザイン企画も手掛け、幅広く活躍している。

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