ジェルネイルの施術内容	相場価格
ワンカラー	約4,000〜6,000円
グラデーション	約5,000〜6,000円
フレンチ	約5,000〜6,000円
マグネットネイル（ワンカラー）	約5,500〜8,000円
パーツ入りデザイン	＋100円／個〜
アート・イラスト入りデザイン	約15,000〜20,000円
スカルプチュア	約8,000〜20,000円
ネイルカラー（マニキュア）	約3,000〜5,000円

【ジェルネイル】ワンカラー

ジェルネイルワンカラーの値段相場は、約4,000〜6,000円。
ワンカラーは、好きな1色を選び、10本すべてに施すシンプルなデザインです。
基本はサンプルにある色の中から選びますが、サロンによってはカラージェルを調合してオリジナルカラーを作ってくれるところもあります。
色の美しさを楽しめるほか、アート工程がないためコストも施術時間も抑えられるのが魅力です。

【ジェルネイル】グラデーション

ジェルネイルでグラデーションをする場合の値段相場は、約5,000〜6,000円です。
グラデーションネイルは色に濃淡をつけ、根元から爪先へ自然なグラデーションを作るデザイン。

上品でありながら華やかで、流行りのデザインも取り入れやすいのが特徴です。色の濃淡をつけるのにはテクニックが必要なので、ワンカラーよりも少し価格が上がります。

【ジェルネイル】フレンチネイル

ジェルでのフレンチネイルの値段相場は、約5,000〜6,000円です。
フレンチネイルとは、ベージュやピンクなどのベースカラーの上に白いラインを描く定番のデザインのひとつ。ナチュラルで清潔感があり、オフィスネイルにもおすすめです。
最近では基本のスタイルにとらわれず、好きな色や太さを自由に組み合わせて個性を表現するデザインも増えてきています。ただし、難易度が上がるほど価格が上がる傾向があります。

【ジェルネイル】マグネットネイル（ワンカラー）

マグネットネイルワンカラーの値段相場は、約5,500〜8,000円。
マグネットネイルは、鉄粉入りのジェルを爪に塗り、磁石で鉄粉を動かして模様を作るデザインです。
光の当たり方で輝き方が変わり、ワンカラーでも十分な存在感があるのが特徴。アートやパーツを追加すると価格が上がりますが、ワンカラーは比較的リーズナブルな価格で施術できます。

【ジェルネイル】パーツ入りデザイン

パーツの値段は種類によって異なりますが、1個あたり約100円〜が目安です。
ラメ・ストーン・パール・スタッズなど種類が豊富で、大きめのビジューや特殊パーツはさらに高額になるため、予算を事前に確認しておくと安心です。

【ジェルネイル】アート・イラスト入りデザイン

ジェルネイルのアート・イラスト入りデザインの値段相場は、約15,000〜20,000円。
キャラクターや動物、繊細な模様などを描く高度なデザインです。
セルフネイルでは難しい芸術的な仕上がりが魅力ですが、難易度と時間に比例して価格も上がるため、注意が必要です。

スカルプチュア

スカルプチュアの値段相場は、約8,000円〜20,000円です。
スカルプチュアとは、アクリル樹脂やハードジェルを使って長さを出す施術のこと。
割れやすい爪の補強にも効果的で、理想の長さや形を自由にデザインできるのが魅力です。
基本的にアート代は含まれていないため、長さを出した上からアートを追加する場合は、15,000円以上を想定しておくとよいでしょう。

ネイルカラー

ネイルカラーの値段相場は、約3,000～5,000円。
ネイルカラーとは、ポリッシュ（マニキュア）を使用した施術で、自然なツヤ感の仕上がりが特徴です。
ジェルネイルと比較すると価格もリーズナブルですが、近年はジェルネイルが主流となり、対応していないサロンも増えています。希望する場合は、事前に対象メニューがあるかを確認しましょう。

オプション料金

基本のメニューに加えて、ネイルサロンでは、長さだしやネイルオフ、リペア、フィルイン、3Dアート、フラットアートなどのオプションを追加できます。仕上がりやメンテナンス方法によって料金が変わるため、事前に相場を知っておくと安心です。

長さだし

長さだしは、ジェルやアクリルを使って爪の長さを好みに合わせて整える施術で、1本あたり800〜1,500円が相場です。スカルプチュア、チップオーバーレイ、ポリジェルなど、技法や素材によって料金が前後する場合があります。

ネイルオフ

ネイルオフは、ジェルやアクリルを安全に除去するための施術のこと。
ジェルやアクリルはポリッシュのように自宅で落とすのは難しく、無理に剥がすと自爪を傷めてしまうため、サロンで行うのが一般的です。
相場は約3,000円前後ですが、「付け替え時は無料」「他店オフは有料」など、サロンによってルールが異なるため、予約前に確認しておきましょう。

リペア

リペアは、爪が割れたり欠けたりした際に部分的に補修する施術です。
見た目を整えるだけでなく、ネイルの持ちを良くする効果があります。
料金は方法によって異なり、グルー補修なら1本あたり約200円前後、シルクラップ補修なら約1,000円前後が相場の目安です。

フィルイン

フィルインとは、ジェルネイルのベースだけを残したまま上から塗り直す施術のこと。
自爪への負担を抑えつつデザインを変えられるのが大きな魅力です。ただし、3〜4週間おきにベースを付け替える必要があるため、デザインや状態によっては、オフして付け替えた方がコスパがいい場合もあります。
相場は、ワンカラーやクリアジェルの場合3,000円〜5,000円程度、デザイン込みの場合は5,000円〜8,000円程度と、デザインによって変わります。また、オフとフィルインがセットになっている場合や、施術から5週間以上経っている場合はプラス料金が掛かるなど、サロンによって施術内容や料金設定が違うため、予約前に確認しておくと安心です。

3Dアート

3Dアートは、花やリボンなどのモチーフを立体的に描く施術のこと。
技術やパーツの細かさにより価格が変動しますが、1本あたり約400円前後が目安です。

フラットアート

フラットアートは、凹凸のない平面デザインで仕上げるアートのことを指します。
ドット・ハート・フラワーなどのシンプルなモチーフなら、1本あたり約200円前後で可能。ただし、複雑な模様や繊細なデザインを希望する場合は、その分料金も高くなります。

ネイルサロンの値段の見方と料金体系

ネイルサロンでケアを施術されている手元の画像

ネイルサロンの料金は、基本的にベース料金に加え、ケアやデザイン、パーツ、オプションなど複数の要素で構成されています。ここでは、実際にサロンで支払う際の料金の内訳を項目別に紹介します。

ベース料金

ネイルサロンでは、まずベース料金として基本の施術費がかかります。
ジェルネイルの場合、一般的にワンカラー10本＋自爪の簡単なケアを含む内容が基本セット。そのため、最低でも4,000円〜6,000円が相場となります。
この相場にデザインやパーツを追加したり、長さ出しを行ったりすると、基本料金に上乗せされていきます。

ネイルケア料金

ネイルケア料金とは、爪や手の状態を整えるための施術費です。
主に甘皮処理やハンドトリートメントなどが含まれ、仕上がりの美しさを左右する重要な工程です。
料金はサロンによって異なりますが、2,000円前後が一般的な相場です。

ネイルの加工料金

加工料金とは、デザインによって追加される費用のこと。
グラデーションやラメグラデーション、フレンチネイルなど、仕上がりに高度な技術が必要なデザインほど料金が上がる傾向にあります。
また、施術を担当するネイリストのスキルによっても価格は変動する場合も。たとえば、ネイリスト検定1級といった資格を持つスタッフによる施術は、技術料が高めに設定されています。複雑なデザインかつスキルの高いネイリストを指名する場合は、20,000円以上になるケースもあるので、事前に確認しておくと安心です。

ネイルのパーツ料金

ストーン・スタッズ・シェル・ホログラム・ブリオン・パール・ラインテープなどの装飾を追加する場合に発生するのが、パーツ料金です。
ネイルサロンやパーツの種類によって価格はさまざまですが、1個あたり約30〜100円前後が目安。なかには、1,000円以上の特別なパーツやビジューもあります。
また、サロンによっては「ストーン10個まで基本料金に含まれる」といったプランを用意している場合もあります。

オプション料金

ネイルサロンでは、基本料金に加えてオプション料金が発生する場合があります。
代表的なものには、アートやパーツの追加、長さ出し、リペア、ネイルオフなどがあり、施術内容によって価格が変わります。

たとえば、パーツを追加する場合は、1個あたり30〜100円程度です。また、ネイルオフは付け替えの場合は無料になる場合もあります。

定額制のネイルサロンもある

ネイルサロンの中には、定額制プランを導入しているお店もあります。
ネイルの定額制とは、あらかじめ用意されたデザインサンプルの中から好きなものを選び、表示された金額を支払うだけの会計システムです。
月額5,000円といったように金額が明確に決まっているため、予算を立てやすく安心して利用できるのが特徴です。

サロンによってプラン内容は異なりますが、季節限定デザインや流行のトレンドアートを取り入れたメニューを展開しているところも多く、気軽におしゃれを楽しめます。
料金がわかりやすく、既存デザインを使用するため施術時間が短いというメリットもあります。

ネイルサロンの値段がお店によって違うのはなぜ？

ネイルアートを施している画像

ネイルサロンの料金は、サロンごとに自由に設定できるため、同じメニューでも価格に差が出ます。

たとえば、価格を高めに設定しているサロンでは、以下のような理由が挙げられます。

・ドリンク提供やハンドマッサージなど付帯サービスが充実している
・高品質な商材や希少なジェルブランドを使用している
・駅近や商業施設内など立地条件がよいなど

一方で、価格が安いサロンが必ずしも技術力が低いとは限らず、コストを抑えた運営方針やシンプルな施術スタイルによる場合もあります。
「高い＝上手い」とは限らないため、口コミや施術実績を確認して選ぶことが大切です。

ネイルサロンの選び方

「ネイルサロンをどう選んだらいいかわからない」とお悩みの方に、以下ではネイルサロンの選び方について解説します。ネイルサロン選びで後悔しないためにも、選び方を知っておくと安心です。

WEBで料金をリサーチする

ネイルサロンを利用する際は、値段がどのくらいかかるのか前もって確認しておくことが大切です。ほとんどのネイルサロンはホームページを開設しているので、そこから値段をチェックすることができます。ただし、WEBで料金を確認する際は初回だけでなく、2回目以降も見ておかなければなりません。なぜなら、ネイルサロンによっては初回の値段を安くしているところがあるからです。

仮に、2回目以降も来店する際は通常料金になるので、あとから「値段が高い」と感じてしまう可能性があります。1回だけお試しで通うのであればとくに問題はありませんが、通い続けることを前提に利用するのであれば通常料金もリサーチしておくとよいでしょう。

希望のデザインができそうか確認する

ネイルサロンによっては、キャラクターや最新トレンドのデザインができない可能性があります。そのため、「来店したけど希望のデザインができなかった」ということも起こりかねません。また、デザインを持ち込めないところもあり、この場合も希望に合うネイルを施すことができないでしょう。満足のいくネイルを施すためにも、希望のデザインができそうかは前もって確認しておくことが大切です。

なお、デザインはネイルサロンのホームページやSNSなどで確認することができます。

サロンの雰囲気もチェックする

ネイルサロン選びでは、雰囲気も確かめておきましょう。なぜなら、施術が終わるまでに2時間程度かかるので、居心地が悪いとリラックスして施術を受けることができないからです。仮に、ネイルの仕上がりに満足できても次回以降通うのが苦痛に感じてしまうこともあるので、自分に合う雰囲気のネイルサロンを選ぶことが大切です。

ネイルサロンの雰囲気は、サロン内の写真からある程度調べることができます。たとえば、「ゆっくりくつろぎたい」という場合は、施術用の椅子がソファータイプになっている、お客さま同士の席が離れている、店内が広いといったネイルサロンを選ぶのがおすすめです。

ネイルサロンの値段を安くする方法はある？

ネイルサロンを楽しそうに探している女性の画像

ネイルサロンをお得に利用したい場合は、クーポンの活用やデザイン選びの工夫で費用を抑えることができます。ここでは、ネイルを楽しみながら価格を抑えるためのポイントを紹介します。

初回特典や割引クーポンなどを利用する

サロンによっては、初回来店時やネット予約限定の特典・割引クーポンを配布している場合があります。
たとえば、初回限定で1,000円OFF、追加パーツ代無料、次回の付け替え時オフ無料など、実用的でお得な特典が用意されていることも。
そのほかにも、新人ネイリスト限定割引プランや、雨の日割引など、期間限定や条件付きのクーポンを発行する店舗もあるので、気になるサロンを見つけたらクーポン情報を定期的にチェックしておくとよいでしょう。

シンプルなデザインを選ぶ

シンプルなデザインを選ぶこともネイルの費用を抑えるコツのひとつ。
アートやパーツの追加が少ないほど施術工程が短くなり、料金も抑えられます。
例として挙げると、ジェルネイルのワンカラーなら、1回あたり4,000〜6,000円程度が相場。シンプルでもカラーやツヤ感で印象は大きく変わるため、上品で長く楽しめるデザインを選ぶのもおすすめです。

ネイルの値段に関するよくある質問

フットネイルの値段相場は？

フットネイルの料金は、ワンカラーで4,000〜7,000円程度が相場。
ハンドネイルよりやや高めに設定されているケースが多い理由は、施術前の準備工程や消耗品コストがかかるためです。

フットネイルでは、フットバスで足を洗浄・消毒するほか、タオルや足用石鹸、バスソルトなども使用します。さらに、足の指を広げるセパレーターやファイルなどは衛生上、使い捨てにしているサロンが大半。
こうした追加の手間と材料費が価格に反映され、ハンドよりも高くなる傾向があります。

ネイルチップをオーダーすると値段はどれくらい？

オーダーメイドのネイルチップは、シンプルなデザインであれば3,000〜5,000円程度が一般的です。アートを施したり、パーツを使ったりした凝ったデザインになると、10,000円を超える場合もあります。

仕上がりの完成度やデザイン性に比例して料金が上がるため、予算を超えたくない場合は事前に上限金額を伝えておくことが大切です。

ジェルネイルをネイルサロンでする場合とセルフでする場合、どちらが安いですか？

コスト面だけで見ると、セルフネイルのほうが安くなる傾向があります。
最初にライトやジェルなど、道具の購入費が必要で、初期投資が必要になるものの、長期的な視点で考えるとサロンよりもお得にネイルが楽しめるでしょう。

一方で、セルフは下準備や技術が不十分だと「すぐ剥がれる」「思った仕上がりにならない」などの失敗も起こりやすく、経験や練習が必要になります。
サロンは費用がかかりますが、持ちや仕上がりの美しさ・手間の少なさを考慮すると、コスパ面で満足できる人も多いです。
どちらを選ぶかは、コスト重視か、仕上がり重視かで検討するとよいでしょう。

自分に合ったネイルサロンを見つけよう

ネイルサロンの値段は、店舗の立地やメニュー内容、使用するジェルブランドなどによって大きく異なります。そのため、「いくらが相場」と断言するのは難しいですが、おおよその価格帯を知っておくことで、自分の予算や目的に合ったサロンを選びやすくなります。
今回紹介した料金相場や選び方のポイントを参考にしながら、自分にとって心地よいサロンを探してみてください。