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海外ってネイリストの需要はあるの?必要な資格と仕事の探し方 - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

海外ってネイリストの需要はあるの?必要な資格と仕事の探し方

世界中どこでも通用する職種の「ネイリスト」。海外においても高い人気を博している職種なので、就職先は日本国内だけにとどまりません。そのため、海外で活躍したいと考える方もいますがネイリストの需要や給料、言葉などがわからず躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、海外のネイリストの需要をはじめ、海外で働くメリット・デメリットや必要な資格、仕事の探し方などをご紹介します。「海外でネイリストになりたい」と考えている方は、ぜひご参考ください。

そもそも海外にはネイリストの需要があるの?

すでにプロのネイリストとして活躍している方やこれから目指す方の中には、「海外で働きたい」と考えている方もいるでしょう。しかし、そこで気になるのが「海外でネイリストの需要はあるのか」ということ。結論からいうと、海外であってもネイリストの需要はあります。

たとえば、アメリカだと「ネイル=爪のお手入れ」という感覚でネイルサロンが利用されています。一方で、日本も昨今はネイルをする方が増えていますが、「特別なときにするオシャレ」という感覚を持っている方は少なくありません。したがって、ネイル利用者は日本に比べて海外のほうが多く、需要が高いといえるでしょう。

海外でのネイリストの給料

海外によっては、チップの文化を持つ国もあります。この場合、いただいたチップすべてが自分の給料になるというわけではなく、ネイルサロンによって割合は異なりますがその日の給与に上乗せされる仕組みです。また、海外の場合は日本と違って固定給ではなく、歩合制のネイルサロンがほとんど。売り上げ分もいくらか給料に上乗せされるので、もらえる金額は日によって異なります。そのため、「海外でネイリストとして働いた場合は給料がいくらもらえる」というのは一概にはいえません。しかし、海外で活躍するトップネイルアーティストであれば1日の給料が50万円を超えるケースもあるので、日本よりも高収入が期待できるといえるでしょう。

海外でネイリストとして働くメリット・デメリット

海外でネイリストとして働くメリット・デメリット

では、海外でネイリストとして働くメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

メリット

海外でネイリストとして働くメリットに、まず「現地の技術が習得できる」という点があげられます。日本のネイルは、ほとんどがジェルネイルです。一方で、海外ではネイルケアが主なのでマシーン技術や美白ケアなど現地ならではの技術が習得できます。そのため、日本ではあまり浸透していない知識・技術を習得できるのは、海外で働くメリットといえるでしょう。

海外で働くことによって「休みがとりやすい」というメリットもあります。日本の場合は、定時が過ぎても遅くまで仕事したり、休日出勤したりすることは珍しくありません。その点、海外は仕事と休みを区別し、メリハリをつけて生活する方が多いので「周りを気にして休みづらい」ということがほとんどないでしょう。休みの日は仕事を気にせずプライベートの時間に費やせるのも、海外で働くメリットといえます。

このほか、海外で働くメリットに「現地の言葉を学べる」もあげられます。海外で働く以上、現地の言葉で会話をしなければなりませんが「必ず話せないといけない」というわけではありません。日常会話が少しできれば働くことはできますし、仕事を通して現地の言葉を学んでいくことも可能です。日本で学んでから海外に行くよりも効率よく身につけることができるので、現地の言葉を学べるのはメリットといえるでしょう。

デメリット

一方で、ネイリストとして海外で働くデメリットには「日本のデザインが好まれない可能性がある」という点があります。日本のデザインが好みという方ももちろんいますが、万人受けするわけではありません。これまで得意としてきたデザインを受け入れてもらえない可能性もあるので、働き始めは困惑してしまう方も少なくないでしょう。とはいえ、海外のトレンド情報をチェックし、「どのようなデザインが好まれる傾向にあるのか」を知っていけばデメリットに感じることはないといえます。

このほか、「言葉がわからないと要望に応えるのが難しい」という点も海外で働くデメリットのひとつです。ネイリストの仕事は、お客さまの要望どおりにネイルを施すことです。仮に、お客さまの要望を聞き取ることができず、思っていたデザインと違った場合はクレームになってしまいかねません。この結果、ネイルサロンにも迷惑をかけてしまうので言葉がわからない方からすると海外で働くのはデメリットといえるでしょう。
しかし、紙に絵を描いたり先輩スタッフに教えてもらったりすることで、デメリットを回避することができます。

海外でネイリストとして働くのに必要な資格

日本では、ネイリスト技能検定やジェルネイル検定などの資格を取得しますが、これらは国家資格ではありません。「資格を取得していなければ働くことができない」というわけではないので、なかには資格なしで働いているネイリストもいます。そのため、日本のネイル資格は海外にとってひとつの実績でしかないのです。一方で、海外でネイリストとして働く場合は国家資格が必要になるところもあります。そこで、以下ではアメリカを例にしてご紹介します。

アメリカで働く場合

ネイリストとしてアメリカで働く場合は、「マニキュアリスト」と呼ばれる国家資格の取得が必須です。ライセンスの取得は州によって異なりますが、日本と違って資格がないと働くことができません。また、資格を取得したとしてもその州でしか働くことはできないので、あらかじめ「どこで仕事をしたいか」を決めておく必要があります。

資格以外に海外で働くために必要なもの

ネイリストとして海外で働くには、資格以外にも「就労ビザ」と「語学力」が必要です。

就労ビザ

まず、ネイリストとして働くのであれば就労ビザは欠かせません。なぜなら、就労ビザを取得せずに働いてしまうと「不法就労」と見なされてしまうからです。そのため、就労ビザを取得することは絶対ですが、ネイリストの場合は残念ながら簡単に取得できるものではありません。とくに、アメリカなどのネイル発祥地の地では日本人がそこで働かなければならない理由がないからです。とはいえ、ネイルサロンによっては日本人が多く訪れるところもあり、「日本語が話せるネイリストを求めている」ということもあるでしょう。この場合は、日本語を話せることが「特殊技能」に該当するので、就労ビザの取得ハードルが下がる可能性もあります。

就労ビザを取得するには、就職先が決まっている必要があるのでまずは就職先を見つけるとよいでしょう。たとえば、日本で就職先を探して現地に面接に行き、採用してもらると就労ビザを申請することができます。これにより、海外でネイリストとして働くことができるようになります。

語学力

前述したように、ネイリストとして働くのであればある程度の語学力は必要です。仮に、言葉が理解できずお客さまの要望どおりに施術が行えないと、満足してもらうことができません。ネイルサロンによっては語学力を重要視していないところもありますが、ある程度身につけておくと仕事がスムーズに捗るので、ネイルの知識・技術と一緒に勉強しておくのがおすすめです。

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この記事の監修者

黒崎えり子 Eriko Kurosaki

ネイルサロン「erikonail」主宰
ネイルスクール「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会
常任本部認定講師 /
グランドマスターエデュケーター
トレンドデザイナー
(第1期、2期、3期、4期、5期)


2000年、ワールドチャンピオンシップ ・スカルプチュアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界トップレベルの技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で有数のネイリスト。
自らが主宰するサロンでのサロンワーク、スクール学院長として後進ネイリストの育成にも力を注ぐほか、ネイル業界を牽引する第一人者として雑誌、TV等のメディアを通じて幅広くネイルの魅力を発信している。
また卓越したネイル技術のみならず抜群のアートセンスは「えり子ネイル」として絶大な支持と人気を誇り、ネイルの世界にとどまらずその優れたデザイン力をいかして様々なデザイン企画も手掛け、幅広く活躍している。

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