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認定校ネイルスクールとほかのネイルスクールの違いとは?認定校ネイルスクールに通おう - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)
ネイルスクールに通おうと考えている方の中には、「認定校と認定校ではないネイルスクールってどう違うの?」と疑問に感じている方もいるでしょう。認定校とは、JNA(NPO法人 日本ネイリスト協会)が定めたさまざまな条件を満たしている教育施設です。高い知識と技術を有した講師が在籍しているので、プロのネイリストとして活躍したいと考えている方も安心して通うことができます。
今回は、そんな認定校ネイルスクールと認定校ではないネイルスクールの違いについて解説した上で、認定校のネイルスクールに通うメリットやネイルスクールの選び方をご紹介します。
認定校ネイルスクールとは?
認定校ネイルスクールとは、JNA(NPO法人 日本ネイリスト協会)が定めるカリキュラム、教育者、学則、施設などの必須条件を満たした教育施設のことです。
JNAに認定校として認められるには、以下の厳しい条件をクリアしていなければなりません。
・NPO法人 日本ネイリスト協会の法人正会員であること
・申請時に2年以上の指導実績があり、ネイリスト技能検定試験の受験実績と合格実績があること
・通学制で週に3回以上開講していること
・JNAが定めるカリキュラム時間数を満たしていること
・JNA指定のテキストを使用していること
・教室の配置、照明、衛生面の基準を満たしていること
・JNA本部認定講師が1名以上在籍していること
上述した内容以外にも、まだいくつか条件があります。すべての条件をクリアして初めて認定校として認められるので、「認定校=信頼のある学校」といえます。
「本部認定校」もある
JNA認定校の中でもとくに信頼と実績があり、高い水準の教育を維持しているネイルスクールは「JNA本部認定校」に認定されます。本部認定校の認定基準は認定校よりもさらに厳しくなりますが、本部認定校と認定されたネイルスクールではさらに高い水準の教育を受けることが可能です。2023年7月現在、101校のネイル専門学科(ネイルスクール)と61校の理美容学校が本部認定高に認定されています。
ちなみに、黒崎えり子ネイルスクールは新宿校・名古屋校・表参道校が本部認定校に認定されています。
各本部認定校に関する詳細はこちらから
認定校と認定校ではないほかのネイルスクールの違い
認定校と認定校ではないほかのネイルスクールとの具体的な違いは、以下の通りです。
それぞれの違いを押さえておき、ネイルスクール選びに役立てましょう。
指導実績がある
前述したように、認定校として認められるには「2年以上の指導実績」が条件となっています。つまり、認定校のネイルスクールは高い指導実績があるという証なのです。もちろん、認定校ではないネイルスクールに指導実績がないわけではありません。なかには、条件を満たしていてもあえて認定校の申請をしていないネイルスクールもあります。
しかし、認定校のネイルスクールは少なくても2年以上の指導実績があるとわかるため、安心して選ぶことができるといえるでしょう。
協会が定めている講師がいる
認定校と認定校ではないネイルスクールとの違いには、「協会が定めている講師がいる」という点があります。繰り返しになりますが、認定校にはJNA本部認定講師が1名以上在籍していないといけません。そして、このJNA本部認定講師になるには、以下の資格を満たし受験に合格する必要があります。
・ネイリスト技能検定 1級を取得し、合格認定日から1年以上経過していること
・ネイルサロン衛生管理士の資格を取得済みであること
・ジェルネイル技能検定試験 上級の資格を取得済みであること・JNAフットケア理論検定試験の資格を取得済みであること
・過去3年間でJNA開催の全日本ネイリスト選手権プロフェッショナル部門に出場していること
・プロのネイリストとして実務経験があること
・JNAの個人正会員であること
・受験日において満20歳以上であること
・JNAの発展に尽力すること
・JNA認定校を卒業していること
・勉強会と授与式に必ず出席できること
・日本語による十分なコミュニケーションがとれること
上述したすべての条件を満たすにはプロのネイリストとして常に頑張り続けていなければなりません。したがって、JNA本部認定講師になるには高度な知識と技術、努力が必要不可欠なのです。認定校では、そんなJNAが認めた講師が直接指導してくれるので、高い知識と技術を身につけることができます。
一方で、認定校ではないネイルスクールの場合は、協会が定めている講師が在籍していない可能性があります。「高い知識と技術を身につけたい」という方は、協会が定めている講師がいるかを確認するとよいでしょう。
施設や環境が整っている
認定校と認定校ではないネイルスクールとの違いには、「施設や環境が整っている」という点も挙げられます。まず、認定校として認められるには、以下の条件を満たしていなければなりません。
・教室内の採光、照明、換気が十分に行える構造設備であること
・授業で使用する黒板、またはホワイトボードが設置してあること
・皮膚に接する器具や用具類を消毒する設備、または器材を備えていること(施設内に消毒設備が設置できない場合は建物内の共同設備を使用)
・適切な消毒を行い、消毒したものを管理すること
・生徒数に応じた機器や用具、用材などを備えること
上述した内容は一部になりますが、認定校では生徒が安心、安全、適切な環境で教育が受けられる施設や環境が整っています。
認定校ではないネイルスクールの場合は、スクールによってそれぞれ施設や環境が異なります。「自分がしっかりと学べる施設・環境か否か」は確認しないといけないので、前もってチェックしておくとよいでしょう。
認定校のネイルスクールに通うメリット
認定校のネイルスクールに通うメリットには、主に以下の3つがあります。
認定校に通うか否かを悩んでいる方は、ぜひご参考にしてください。
1.試験の優遇がある
認定校のネイルスクールに通うメリットの1つ目が「試験の優遇がある」ということです。
プロのネイリストを目指すなら取得しておきたい「ジェルネイル検定」。認定校ではないネイルスクールの場合、全国各地で開催される試験会場で試験を受けることになります。そのため、いつもとは違った環境で緊張してしまったり、遅刻して試験を受けられなくなってしまったりすることもあるでしょう。
しかし、認定校なら過ごし慣れた校舎で試験を受けることができます。ジェルネイル検定に限らず、ネイルサロン衛生管理士講習会やフットケア理論検定なども受けることができるため、慣れない環境では緊張して本来の力が発揮できないという方にぴったりといえるでしょう。試験のたびに遠方まで足を運ぶ必要がなく、過ごし慣れた校舎で試験を受けることができるのは、認定校に通う大きなメリットの一つです。
2.割安でセミナーを受講できる
2つ目のメリットに「割安でセミナーを受講できる」ということがあります。
ネイルスクールの授業だけでも十分に試験に合格することはできますが、セミナーを受講することでより知識や技術を向上させることができます。プロのネイリストとして活躍したいと強く願う方ほど、できるだけセミナーは受講したいと考えているのではないでしょうか。
認定校ではないネイルスクールの場合、セミナー受講料は額面通り支払う必要があります。しかし、認定校に通っている生徒なら、JNAが主催するセミナーなどの受講料が割引されるのです。ネイルスクールに通うと教材費や学費、検定代などさまざまな費用がかかるため、少しでも費用を抑えることができるのは、認定校に通うメリットといえるでしょう。
3.入会金の免除がある
認定校のネイルスクールに通う3つ目のメリットが「入会金の免除がある」ということです。
JNA個人正会員になると、JNA主催のイベントへの入場優待が届いたり、JNA主催セミナーに会員料金で参加できたりとさまざまな特典が受けられるようになりますが、入会金10,000円、年会費12,000円がかかるため初月には24,000円もの出費に。
しかし、認定校に通うことで入会金10,000円が免除され、年会費12,000円だけで入会が可能になります。ただし、この入会金免除は現金書留で入会した場合にのみ適用されます。インターネットからの申し込みだと免除にならないため、その点にはご注意ください。
4.JNA主催のコンテストの出場料割引がある
認定校のネイルスクールに通う4つ目のメリットが「コンテスト出場料が割引される」ということです。
ネイルに関するコンテストは全日本ネイリスト選手権をはじめさまざまなものがあり、出場するには出場料が発生します。全日本ネイリスト選手権2023の場合、ジュニア・スチューデント部門に出場するなら1種目あたり4,400円、プロフェッショナル部門・フリー部門に出場するなら1種目あたり6,600円がかかります。
しかし、認定校に通っている生徒は、ジュニア・スチューデント部門なら4,400円が2,750円に、プロフェッショナル部門・フリー部門なら4,950円にまで割引されるのです。出場料が割引されることでコンテストに出場しやすくなり、日々磨いている技術を発揮するチャンスが増えることになります。
5.JNA認定講師を目指せる
認定校のネイルスクールに通う5つ目のメリットが「将来的にJNA認定講師を目指せる」ということです。
ネイリストとして活躍した次の進路として、「ネイルスクールの講師」という道を考えることもあるでしょう。認定校に通った場合、将来はJNA認定講師として働くこともできます。というのも、JNA認定講師になるには認定校を卒業していることが条件の1つになっているからです。ネイルスクールによっては講師の応募条件として「JNA認定講師の資格を持っている方のみ」と制限していることもあるため、可能性を広げるなら認定校に通うメリットは大きいといえるでしょう。
認定校以外にもココをチェック!ネイルスクールの選び方
ネイルスクールは、「認定校ならどこでも一緒」というわけではありません。
確かに認定校には厳しい条件が設けられていますが、ネイルスクールによって異なることもたくさんあります。自分に適したネイルスクールを選び、ネイリストとして活躍するためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。
自分が負担なく通うことができる
ネイルスクールは2年制のところが多く、継続して通わなければならないので立地の確認が大切です。「多少遠くても大丈夫」と思って安易に決めてしまうと、実際に通いはじめたときに時間・費用面で苦労しかねません。もし自宅から遠い、通いづらい場所にあるネイルスクールを選んだ場合、通い続けるのが難しくなり途中で辞めざるを得なくなり、これまでに費やした時間や費用が無駄になってしまうことも……。そのような事態を防ぐためにも、自分が負担なく通えるネイルスクールを選ぶようにしましょう。
資格を取得させた実績・合格率が高い
ネイルスクールを選ぶ際は、資格取得の実績・合格率が高いかどうかも確認すべきポイントのひとつです。難易度の高い資格は取得が難しくなってくるもの。実際にネイリスト検定1級は2023年春までの累計で合格率は39%となっていて、かなり難易度が高いことがわかります。一発合格するのは難しく、何度もチャレンジして合格する方も多いようです。しかし、何度も受験するとそれだけ時間と費用を費やすことになります。
そこで資格取得の実績・合格率が高いネイルスクールを選ぶことが重要です。資格取得の実績・合格率が高いネイルスクールは試験対策に力を入れているため、合格するためのノウハウが蓄積されています。日々の学びに加えて試験前に集中的に学習することで、ストレート合格の可能性がグッと高まるでしょう。ひとつでも多くの資格を一発で取得するためにも、実績・合格率はチェックしておくのがおすすめです。
就職サポート・就職実績がある
ネイルスクール選びには、就職サポート・就職実績があるかどうかの確認も必須です。たとえば、ネイルスクールによっては履歴書の添削、希望するネイルサロンに合ったネイルチップ作成のアドバイス、面接指導などが受けられます。これにより、採用される確率を高めることができるでしょう。就職サポート・就職実績は卒業後の進路に大きく影響してくるので、将来働きたいネイルサロンで採用されるためにも確認しておくことをおすすめします。
さらに、ネイルスクールによっては卒業後・就職後の再就職・転職のサポートを行っていることもあります。再就職・転職サポートも行っているところであれば、「ネイリストとしてさらにキャリアアップしたい」「結婚や出産などで一度ネイル業界を離れたものの、やっぱりネイリストとして働きたい」という場合も安心して就職活動ができるでしょう。
認定校のネイルスクールをお探しなら黒崎えり子ネイルスクールへ
認定校のネイルスクールは、厳しい条件を満たした学校です。高度な知識・技術を持った講師から直接学べるので、認定校のネイルスクールに通うことによって自身のレベルをより高めることができます。さらに、認定校のネイルスクールに通うことでさまざまな特典を受けることができるため、卒業後の進路の選択肢を増やすことにもつながります。そのため、もし「どこのネイルスクールに通おうか迷っている」という方は、認定校を選ぶのがおすすめです。また、今回ご紹介したネイルスクールの選び方のポイントも参考に、自分に合ったネイルスクールを見つけてください。