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ジェルネイル検定 中級は不合格になりやすい?その原因と対策 - 黒崎えり子ネイルスクール(新宿・名古屋・大阪梅田・横浜)

ジェルネイル検定 中級は不合格になりやすい?その原因と対策

NPO法人日本ネイリスト協会が実施しているジェルネイル検定 中級は、難易度がやや高いといわれています。そのため、「一度目の受験で合格できなかった……」という方は少なくありません。
そこで、ジェルネイル検定 中級に合格するために覚えておきたい、不合格になる原因や再チャレンジする際の試験対策についてご紹介します。
「初めての受験で合格したい!」「二度目だから絶対に合格したい!」という方は、ぜひご参考にしてください。

ジェルネイル検定 中級は不合格者が多い?

ジェルネイル検定 中級では「プロとしてサロンワークでネイルケアとジェルネイルを施術するために必要な専門知識と技術」が問われます。そのため実技試験・筆記試験ともに内容が難しくなり、合格率は60%程度といわれています。この数値だけを見ると半数以上は合格していると考えがちですが、初級と比較すると求められるレベルがアップするため、難易度はやや高いといえるでしょう。ちなみに、合格基準は筆記試験が100点満点中80点以上、実技試験は100点満点中70点以上と記載されています。

試験対策としては、JNA公式で紹介されている書籍「JNA テクニカルシステム ベーシック」「JNAテクニカルシステム〜ジェルネイル〜」を活用するのがおすすめです。

なお、ジェルネイル検定 中級の合格率と合格基準については以下の記事で詳しくご紹介しています。試験のポイントを押さえておきたい方は確認しておきましょう。

>>>併せて読みたい!ジェルネイル検定中級の合格率と合格基準をチェック!試験のポイントを押さえておこう

ジェルネイル検定 中級が不合格になる原因

ジェルネイル検定 中級が不合格になる原因

ジェルネイル検定 中級で不合格になった場合、なぜ不合格になったかの理由を教えてもらうことはできません。ただし、不合格になる原因を知っておけば、今後に活かすことはできます。
以下では不合格になる原因をご紹介するので、受験前に押さえておきましょう。

減点・失格行為に該当した

減点・失格行為に該当した場合、どれだけ仕上がりが美しくても不合格となります。小さな減点が積み重なって不合格になることもあるので、減点行為に該当しないよう注意することが大切です。どのようなことが減点・失格の対象となるのかを試験前に確認しておきましょう。

ネイルアートの手指間違い

ジェルネイル検定では、あらかじめ決められた手指にネイルアートを施す必要があります。もしアートを施す指を間違えた場合は失格、つまり不合格になってしまいます。どの指にどのようなデザインを施すのか、勘違いすることのないように念入りに確認しましょう。

マークシートの記入ミス

ジェルネイル検定の筆記試験はマークシート形式のため、解答欄のズレに注意しましょう。たとえ答えがわかっていたとしても、解答欄がズレると不正解になってしまいます。途中でズレに気づいた場合でも、訂正する時間がないかもしれません。マークシートの記入ミスには十分気をつけて、丁寧に解答するように心がけましょう。

品名ラベルの記入ミス

ジェルネイル検定の実技試験では、指定された用具・用材に品名ラベルを貼り付ける必要があります。さらに、指定された表記で統一しなければならないため、もしアルファベット表記など指定外の表記をした場合、もしくは品名ラベルを貼り付けていない場合は減点となります。試験を受ける前に指定された用具・用材に品名ラベルが貼られているか、表記は正しいか必ず確認しておきましょう。
なお、品名ラベルが必要な用具・用材は以下の通りです。

・消毒剤
・コットン類
・キューティクルクリームまたはキューティクルリムーバー
・液体ソープ
・ウェットステリライザー
・ベースコート
・カラーポリッシュ
・トップコート
・ポリッシュリムーバー
・ベースジェル
・カラージェル
・トップジェル
・プライマー
・プレプライマー
・ミキシングジェル
・グルー
・ジェルブラシクリーナー
・イクステンションジェル
・クレンザー
・リキッド
・アクリルパウダー

詳細はJNA公式サイトの試験要項に記載されています。減点対象にならないためにも確認しておきましょう。

衛生管理の不足

ジェルネイル検定では、衛生管理がされているかどうかも重要です。もし衛生管理が不十分だと判断された場合には減点対象となり、不合格になる可能性もあります。手指の消毒は丁寧に行う、用具・用材を清潔に保つなどして、衛生管理はしっかりと行いましょう。

タイムオーバー

どれだけ仕上がりが美しくても、タイムオーバーの時点で失格(不合格)となります。時間配分が不十分だとタイムオーバーになる可能性が高まるため、あらかじめどの工程にどれくらいの時間を使うのか、時間を計測しながら練習しておくとよいでしょう。また、試験当日は緊張して練習通りにいかないことが想定されます。試験の雰囲気に慣れるために、模擬試験を受けてみるのもよいかもしれません。

ジェルネイル検定 中級 不合格を乗り越えて再チャレンジするための対策

ジェルネイル検定 中級 不合格を乗り越えて再チャレンジするための対策

ジェルネイル検定 中級の不合格を乗り越えて再チャレンジするには、どのようなことが必要なのでしょうか。以前よりも準備を万全にして臨みたいという方は、以下の対策を行うことをおすすめします。

減点・失格行為を確認しておく

先述した通り、ジェルネイル検定は減点方式となっています。減点が多い場合や失格行為に該当した場合は不合格となってしまうため、減点・失格行為に該当しないためにも、各項目を確認しておきましょう。

減点事項は以下の通りです。

・受験票や筆記用具を忘れた場合(写真の貼り付け忘れ含む)
・受験票の写真がスナップ写真やコピーの場合
・用具や用材が整理整頓されていない場合
・衛生面における配慮がされていない場合
・テーブルセッティングに不備があった場合
・品名ラベルを貼っていない、もしくは表記が間違っている場合
・消毒が不十分な場合
・私語が多い場合やマナーが悪い場合
・手指へダメージを与えた場合(受験生・モデル・トレーニングハンドともに)
・モデルが不適切な場合(爪や爪周辺に疾患がある・14歳以下など)
・第1課題の前にモデルの爪が明らかに手入れされている場合
・第1課題でイクステンションとリペア以外のナチュラルネイルにウォッシャブルファイルを使用した場合
・第1課題でブラシダウンを行わなかった場合
・第2課題を手指消毒から行っていない場合
・第2課題で爪のカットスタイルがラウンドに仕上がっていない場合
・イクステンションとリペアを合わせて3本以上施している場合
・イクステンションとリペアの爪がナチュラルネイルの形に合っていない場合
・グラデーションのピンクが濃すぎる、または薄すぎる場合

失格事項は以下の通りです。

・遅刻した場合
・カンニングなどの不正行為を行った場合
・試験官の指示に従わない場合
・事前審査の前後や実技試験終了後に手を加えた場合
・インターバル中にモデルの爪に手を加えた場合
・用具や用材を忘れた場合や事前審査開始後に貸し借りを行った場合
・手指に出血を伴うダメージを与えた場合
・施術する手指を間違えた場合
・使用を禁止している用具や用材をセッティングした場合
・ピンチングを指以外で行った場合
・事前にジェルをミックスした場合
・第1課題で左手5本すべての指にプッシュバックとプッシュアップを行っていない場合
・第1課題の時間内に第2課題の内容を行った場合
・カラーグラデーションで2色以上のカラージェルを使用した場合
・第2課題で事前にサンディングを行っている場合
・モデルが受験会場で受験生にアドバイスや手助けを行った場合
・ジェルフレンチカラーのベースにカラージェルを塗布した場合
・イクステンションとリペアを合わせて4本以上施している場合
・ジェルグラデーションのベースにクリア感が出ていない場合
・仕上げの未硬化ジェルを拭き取っていない場合
・実技試験でタイムオーバーだった場合
・減点対象の項目が著しくひどい場合

本番と同じような環境で練習する

練習でうまくいっていても、本番では緊張して実力が思うように発揮できなかった方もいるようです。本番では想定外のことが起こると考えて、できるだけ本番と同じような環境で練習しましょう。
練習のときは時間制限を曖昧にせず、タイマーを設置して時間配分を意識しましょう。本番同様のテーブルセッティングにしておくと、時間を意識しつつ用具や用材を扱えるので、より本番に近い環境が再現できます。また、第1課題と第2課題のインターバル中に道具を片付ける必要があるので、全体的な流れを考えて練習中から動きましょう。消毒管理やモデル・トレーニングハンドの状態確認も練習のうちから本番同様に行っておくとスムーズです。

検定対策講座に通う

検定対策に特化した講座に通うのも一案です。普段は独学で学んでいる場合、わからないところが出てきても質問できる相手がおらず、結局正解がわからないまま学習を進めてしまうこともあります。しかし、検定対策講座では合格のためのポイントを教えてくれるだけでなく、疑問点を講師に訊ねて解消することができます。なかには検定合格保証が付いた講座もあるので、確実に合格したい方は一度調べてみることをおすすめします。

ジェルネイル検定 中級の不合格を回避するなら黒崎えり子ネイルスクールへ

プロとしてサロンワークに必要な技術と知識が求められるジェルネイル検定 中級は、比較的難易度が高い検定試験といえるでしょう。合格率も初級と比較すると低い傾向にあるため、万全な試験対策が求められます。
ジェルネイル検定 中級の不合格を回避したい方は、今回ご紹介した不合格になる原因や対策方法をご参考にしてください。とくに減点・失格事項の確認や時間配分は練習のときから気をつけておくと安心です。

黒崎えり子ネイルスクールでは、検定合格保証付きのジェルネイル検定対策講座を実施しています。初級・中級・上級とレベルに合わせてお選びいただけるので、「初級は独学だったけれど中級は講座を受講したい」という方にぴったりとなっています。

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この記事の監修者

黒崎えり子 Eriko Kurosaki

ネイルサロン「erikonail」主宰
ネイルスクール「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長
JNA(NPO法人日本ネイリスト協会
常任本部認定講師 /
グランドマスターエデュケーター
トレンドデザイナー
(第1期、2期、3期、4期、5期)


2000年、ワールドチャンピオンシップ ・スカルプチュアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界トップレベルの技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で有数のネイリスト。
自らが主宰するサロンでのサロンワーク、スクール学院長として後進ネイリストの育成にも力を注ぐほか、ネイル業界を牽引する第一人者として雑誌、TV等のメディアを通じて幅広くネイルの魅力を発信している。
また卓越したネイル技術のみならず抜群のアートセンスは「えり子ネイル」として絶大な支持と人気を誇り、ネイルの世界にとどまらずその優れたデザイン力をいかして様々なデザイン企画も手掛け、幅広く活躍している。

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